2004年7月15日〜7月22日 奄美大島で夏休み


2004年7月22日 ラストチャンス

 さあ、今日は奄美最終日。今日アカ様がまともに撮れなかったら来年までお預けだと思うと焦るが、野鳥相手じゃどうしようもない。

 気合を入れて部屋を出ると、すぐ傍から「キョロロ・・・」が聞こえてきた。
 声を頼りに探してみると、駐車場の木にアカ様が止まっている!
大慌てで車の屋根にレンズを乗っけて撮影するが、まだロクに日も出ていないので全部ブレブレ。最後に飛んでいくところが赤い矢になった。

 今日も近所の森に行ってみた。

赤い矢 近所の森の夜明け サンショウクイ

 今朝もオーストンオオアカゲラが遊んでくれた。しかも2羽でバトルまでしてくれてサービス満点だ。
サンショウクイも松のてっぺんに止まってゆっくり姿を見せてくれた。
藪の中でサンコウチョウの声が聞こえたり、森の中ではアカ様が鳴いていたりで気配はいっぱいなんだけど、この2種類は結局見れずじまい。

今回の旅行でと〜ってもお世話になったオーストン君

 しょうがないのでずっと気になっていた木の写真を撮ったりしながら宿のほうに向かった。

気になっていた木たち

 国道からカレッタハウスに向かう道を入った所にちょっとした広場がある。
そこでセッカが鳴きながら飛んでいたので、一応撮っておこうと車を降りた。
広場の真中に三脚を立ててレンズをセットし、ちょっとセッカを眺めていると、すぐ目の前を赤いものが横切った。

 今のはアカショウビン?
その赤いものが入っていった木立の中を覗いてみると、かなり近い所の枝でアカ様が何かを咥えてたたずんでいるじゃないか!

 ファイjンダー越しだと暗くて良く見えなかったのだが、とにかくカメラを向けてAF任せでバッファフルまで連写連写。
100枚近く撮った所で、2Xテレコンを1.4Xに変え様と思い、ちょっと目を離した隙にアカ様の姿は消えていた。
灯台下暗しってやつだな。こんな近くで撮れるんだったら、毎日通っておけばよかったよ。

 一応アカ様のアップは撮れたので、宿に戻る。
今日の帰りの飛行機はPM2時頃のやつなので、10時にチェックアウトしてからしばらく時間がある。

 たいきはもっとプールで遊びたいというので、朝食のあとフロントのお兄ちゃんにレイトチェックアウトができないか聞いてみると、1時間3000円という事だったので、2時間遅らせてもらう事にした。

 これでゆっくりプールで遊べる。部屋に戻って支度をしていると、支配人らしき人がやってきて、7泊もして頂いて、レイトチェックアウトの料金なんて頂けませんから、好きなだけ居て下さいとのこと。やった〜。
お言葉に甘えてプールでのんびりさせてもらい、昼過ぎにチェックアウト。
予約の時から半年に渡ってお世話になった、フロントのお姉さんと記念撮影をしてもらい、宿を後にした。

 空港まで行きがてら、ばしゃ山村に寄り、今回最後の鶏飯とアブラそうめん、豪華お子様ランチを食べて空港へ。

 のんびりしていたら飛行機の時間ぎりぎりになってしまい、あわただしく搭乗して一路東京へ。
これで今年の夏旅行はおしまいだ。

 色々あったけど、後から思い出すと、たいきの発熱もいい思い出だとおもう。
元気になった時はいつもよりずっと楽しかったもんな〜。

 悔しいのはアカ様だ。来年こそ、何処か琉球の島でばっちり撮ってやろうと決意も新たに、とりあえず冬遠征を何処にしようか相談しながら家に帰った。

終わり

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