2005年7月9日〜7月16日 八重山2005


2005年7月16日 さらば八重山

今年の八重山遠征も,ついに最終日となってしまった。
今朝も目指すはいつものアカ様の池。

部屋を出て、出発前に海を見に行くと、今日も波打ち際にクロサギが来ている。
昨日よりちょっと時間が遅いので、あたりも明るくなってきていて何とか撮影できた。

またミフウズラでもいないかと注意しながら走っていくと、昨日と同じあたりの路肩をちょこちょこ走る姿を見つけることができた。

クロサギ ミフウズラ

昨日と同じ所に車を止め池に向かうと、もはやおなじみとなったアオバズクが今日も松の木ででたたずんでいる。
池は今日もサンコウチョウの幼鳥が来ているが、それに混じってヒタキ系の幼鳥が来ていた。リュウキュウキビタキだろうか。この仲間はみんなマダラ模様だからよくわからない。

リュウキュウキビタキ幼鳥?

サンコウチョウ親子

そして今日もアカ様登場。いつもの枝に止まってくれた。
昨日はトビモノばっかり狙ってしまい、まともな画像がなかったので、今日はトマリモノもぶれない様に押さえに押さえ、テレコン付けたり外したりしながらいっぱい撮影した。今度はいつ合えるか分からないからね。

もちろんトビモノを撮る努力もしてみたが、やっぱり今の腕じゃダメみたいだ。リベンジするべきだろうな。

今日は別れを惜しむかのように、他にもオオクイナ、カラスバト、サンコウチョウのハゲオスとオールスター勢ぞろいで出てきてくれた。毎日撮ってるとだんだん普通の鳥になってきてしまうが、今から思うとほんと凄い所だったよな〜

オオクイナ 走りモノ サンコウチョウ
ハゲオス
とりトリビア
サンコウチョウの口の中は・・・黄緑

名残惜しかったがそろそろ宿に戻らなくちゃならない時間になって来た。
鳥たちの気配もなくなってしまったので、アカ様の池を後にして車へ向かっていると、道の先のほうにクジャクが舞い下りて、そのまま走り去っていった。
そのあと名残惜しいので、車を通り過ぎ、開けた池の方を覗きに行って、今日も元気なオオウナギを撮ってから宿に戻った。

クジャク オオウナギ

今回泊った宿はチェックイン、アウト時間が決まっておらず、部屋さえ空いていれば好きなだけ居させてもらえるのがとてもありがたい。今日は午後の飛行機なので、それまで、荷物を部屋に置いたまま、行き残していた来間島へ行って見る。
車を走らせていると、風がなんだか強くなってきて、海を見ると荒れ模様だ。そう言えば台風が来ているってニュースで言っていた。伊良部島、昨日行っといてよかったよ。
空も昨日と違って曇の動きが速くって、曇ったり晴れたりとめまぐるしい天気だ。

平良市を抜けて大きな干潟が広がる与那覇湾沿いの道を通り、さとうきび畑の中に道に入る。かみさんとたいきにミフウズラの話しをして、こう言う所に居そうだな〜といっていたら、前方をダッシュで横切る姿を見ることが出来て二人とも大喜びしていた。

池間大橋を渡っていると、リーフに白波が砕けているのが良く見える。かなり荒れていそうだ。


そして池間島に着いたのだか、とくにここという目的地もないので、とりあえず島の反対側のビーチまで行ってみたが、やっぱりこのお天気じゃいまいちパッとしない。あと行くとしたら観光案内に載っていた、宮古島を見渡せる展望台位だろうか。

車に戻り、展望台への道を探しながら走っていると、畑の脇の茂みからセッカが手の届くような近さの所に顔を出した。
ちょっと迷ったがなんとか展望台に到着。一番上まで登ってみたが、そこは凄い風だった。
たしかに宮古島との海峡は奇麗だったけど、吹き飛ばされそうなくらいの強風だったので、早々に引きあげ、宿に戻ることにする。

帰り道の途中にあったコンビニで海苔弁当を買って宿に戻り、晴れ間の出ているうちに芝生のテーブルでオリオンを飲みながら食べたら、もう出発の時間だ。
台風は思いの他近くに居るらしく、オーナーさんの話しだと、明日は飛行機飛ばないかもしれないとのこと。なんだかギリギリセーフだったんだようだ。

空港まで送ってもらい、しばし今回最後のオリオンを飲みつつ、宮古島との分かれを惜しんでから飛行機に乗りこんだら夏遠征もこれで終わり。寂しいよ〜 アカ様、来年まで待ってて下さいね〜。

しかし、ここから那覇までのフライトは台風の影響をかなり受けてるらしく揺れまくり。恐くって感傷なんかにに浸っている暇はなかったのだった。

そして戻った東京は,夏まっさかりになっていた。

終わり


 

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