2005年7月9日〜7月16日 八重山2005


2005年7月15日 伊良部島へ

 宮古島も明日で最終日。今日はフェリーに乗って伊良部島に渡る予定だ。
時刻表を見てせめて午前中には向うにつきたいなあ,と話していたが、うだうだしてるうちに
午前最終便まであとわずかになってしまった。
慌てて港に向かい、直接フェリーのとこまで行ってぎりぎりセーフ。
けっこうぎちぎちにつめ込まれ「帰りはもっと早くこないと乗れなくなるよ」とか言われてしまったが、
なんとか昼前には伊良部島に着いたのだった。

島に着くと港から急坂を登り、島を横断している道路へでた。目指すは下地島だ。
昼ご飯を食べる所がなさそうなので、コンビニで飲み物と宮古風幕の内弁当を買って先に進んだ。





伊良部島はそんなに大きくないので、突っ切るのはあっという間だ。
空港に突き当たったので右に曲がり、滑走路の先端に向かった。
ソーダアイスのような海の色がたまらない。
そこに誘導灯がずーっと連なっている絶景ポイントまで行ってみた。
本当ならここに飛行機が下りてくるところが見てみたかったのだが,
今日は飛行訓練がお休みなのか昼休みなのか分からないが、
飛行機は全然飛んでいなかったが、岩礁の周りをエリグロアジサシが飛んでいて、
青い海とのコントラストがとっても奇麗だった。




そして次なるポイントは通り池。
駐車場から灼熱のサンゴが隆起した台地を歩いて行くと、直径50m位の池が2つ、ぽっかり穴をあけている。
池みたいだが底の方で海と繋がっていて海から出入りできるので、ダイビングの有名スポットになっている。
崖を隔てた海のほうにはダイビングボートが泊っているので、きょうも皆さんもぐっているのだろう。

ゴミのようなものが浮いているのを見つけたかみさんが「あれはなんだろう」と興味を示すのでサンヨンで見てみたら
30cm位のマツダイと言う魚だった。水面に横になってゆらゆら漂っている。ダイビング中に見たことはないので,結構珍しいのかな。

たいきお気に入りポーズ(^^; 通り池 これがマツダイ

ここもあまりに暑いので、何処かに泳ぎに行きたくなって来たので、ガイドブックで目をつけていた「渡口の浜」に向かった。

途中海岸線を走っていると,所々に砂浜があり、みんな路駐して勝手に海水浴をしているようだ。
でも海の家もないし、たいきもいるからあまり危ない所はいけないもんな〜

そしてついた渡口の浜は更衣室シャワートイレ完備でビールも売っている文明社会だった。
さっきのコンビニにはビール売ってなかったので、じつはビールのために海の家のある所を探していたってのもある。
喜び勇んでビールを買い込み海を見に行くと、・・・なんだかサンゴはなさそうだ。
ガイドブックにはサンゴが一杯って書いてあったのに、見た感じでは砂地ばっかりっぽい。

もう一度ガイドブックを見ると、最初目指してたのはここじゃなくってさっき皆が路駐してたあたりだったようだ。

折角ここまで来たのだし,今日もサンゴが見てみたい。それにビールも手に入ったので、もう渡口の浜にも未練はない、ということで路駐ポイントまで戻った。
たしかにここはサンゴがいっぱいありそう。

早速支度をして,まずは砂浜で昼ご飯。たいきこんな所に来てまでザルソバを食べている。ホント好きだねえ。
オリオンもぬるくなる前に一気に飲んでしまい、宮古幕の内を頂いた。ゴーヤチャンプルーやポークなんかが入ってて
確かに沖縄っぽい弁当だった。

宮古幕の内弁当 たいきは良く食べるのです

食後はいよいよスノーケリング開始。ここは今まで泳いできた場所と違って、
水深が急に深くなっていて、ちょっと沖に出るとあっという間に5m位になってしまう。

浜の真中に大きな岩があり、最初はその右側を泳いでいたのだが、どうも流れが沖に向かっていて嫌な感じだ。
かみさんにどう思うか聞くと、かみさんも沖に流されやすいと感じていたようだ。
たいきもいる事だし危ないので岸の方にに戻り、今度は岩の左側に行って見た。

 こちらは流れもなく、あったとしても岸に向かっている感じなので安心していられた。
耳抜きしなきゃいけないくらい深いところまで潜るのは久し振りだけど、な,かなか面白い。
底の方は一面の枝サンゴで、やっぱり水深があるだけ奇麗だった。
これくらいのところをスキューバでのんびり潜れたら楽しいんだけどなあ。

これでサンゴの海とも当分さよならだ。思う存分楽しんで浜に上がるともう午後も遅い時間になっていた。
最終のフェリーで宮古に戻ろうと思っているのだが、船の人には「1時間くらい前に港に来ていないと
確実に乗れるかどうか分からないよ」と脅かされていたので、最終フェリーに乗れなかったら帰れないじゃないか〜と慌てて港に向かった。

港に着くとフェリー出航の30分前。まだそんなに車は来ていなかったので一安心。
桟橋の裏側の池みたいなところでエリクロアジサシが飛び回っていたので撮影したりしているうちに,乗船時間がやってきた。

来る時は車に乗ったままでいたため圧迫感があったので、帰りは車から降りてデッキに上がってみた。やっぱりこっちの方が全然気持ち良いなあ。

   

港から帰る途中、かみさんとたいきを連れて,アカさまの池の近くの開けた池に寄って見た。
宮古に来てから二人はまだここに来た事なかったので、せめてどんな所か見せておこうと思ったのだ。
アカ様の声はいたるところから聞こえてくるが,やっぱり姿は見つからない。でも飛んでいく姿をなんとか見せられたので、まあ良かったかな。


今日もまだ日があるうちに宿に戻り、芝生で日没を眺めながら,宮古極楽生活を名残惜しんだ後、また今夜もまなつ食堂へ。
さすがに3日連続でお邪魔してるので顔を覚えてもらったようで、突き出しに大きなグルクンのから揚げを出してくれた。これって一品料理だよねえ。
ありがたく頭からいただき、今日も生ビールと美味しいお食事で,大満足。

これが伊勢海老定食 サービスのグルクンのから揚げ ご機嫌で踊るたいき

たいきは今でも「またまなつしょくどう行きたいね」と良く言っている。

明日は最終日。あっというまだったなあ・・・

 

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