クラビサバイバル?


2007年1月8日 さらばタイ、試練の早起き

 バンコク-東京の昼間便は朝8時30分頃にバンコクを発つ、となると空港には6時半には着いていないといけない。市内から空港までは渋滞などを考慮して1時間は見ておいたほうがいい。そうするとホテルを出るのは朝の5時過ぎ、そうすると4時には起きなくちゃならないんだよな。早すぎだ〜。鳥撮りでもないのにそんな早く起きるのはもはや拷問に近いが、かといってそのまま惰眠を貪っていては日本に帰れないので頑張って起きる。

 出発の準備も整い、約束に時間よりちょっと遅れてロビーに下りていくとタクシーの運転手らしきお兄さんが待っていてくれた。ちゃんとコンラッドに来ていてくれたんだ。よかったよ〜
お兄さんの所に行ってちょっと遅れたことをあやまりつつ笑顔でご挨拶。お兄さんも「そんなのぜんぜん気にしないで」と、とてもフレンドリーだ。料金は先払いでお願いします、と言うので昨日往復分払ってかわりにもらったバウチャーをを見せると、なんだか???って感じだ。エエ〜ッ、もしかして昨日のは片道分?そんな話は聞いてないぞ〜。なんだか話がこんがらがってきた。もめているのを見たホテルの従業員も間に入ってしばらくすったもんだしていると、エントランスを入ってこっちに歩いてきたおっさんが僕の持っているバウチャーをみて平然と「それ、うちのタクシーのだよ」と言う。
ゴッルア〜遅刻してんじゃねーよ!
さっきのの兄ちゃんのお客はロビーにいたもう1組の西洋人だったらしく、なんだか迷惑かけちゃったねえ。まあとりあえず全て丸く収まっので、まだ真っ暗な中タクシーに乗り込み空港を目指す。高速道路を走り、もうすぐ空港というあたりでやっと東の空が明るくなってきた。

道は空いていて、1時間もかからずにたどり着いたスワンナプーム国際空港に到着。
覚悟はしていたけどすごい人だ。そりゃ正月休み最終日だもんな〜。

うちらの乗る成田行きの便のカウンターの前にも長蛇の列が出来ていた。30分ほどかかって荷物を預け終え、空港使用税を払おうとしたが、お支払いは現金のみしか受け付けてくれない。手持ちのバーツでは足りなかったので慌ててATMで現金を引き出しに行く。出国間際にバーツに換金するのも癪だがしょうがない。
使用税を払ってイミグレーションカウンターに入り、出国手続きでまたならび、でやっと出発ロビーに入ることが出来た。お正月の旅行はほんと大変だなあ・・・

 来る時の到着ロビーはえらい殺風景だったが、出発ロビーははえらい違い。お正月の飾りつけなんだろうか、絢爛豪華な装飾でお正月気分満点だ。



 ここでひーこはさっき両替したバーツを使いきると言う名目で恒例の化粧品買いあさりタイムに突入。僕とたいきも暇なので残っていたバーツをちょっとだけ分けてもらい、本屋さんで鳥の図鑑を買ったりおもちゃコーナーを物色したりしていると、なんかうちらの乗る飛行機の最終搭乗案内が流れてきた。
あわててひーこを探し出し、チケットを見るとたしかにもう時間ギリギリだ。大慌てで搭乗ゲートに走ってい句がもう誰も並んでないぞ〜!大慌てでボーディングブリッジを走り抜け、何とか間に合ったけどヒンシュクだったかなあ・・・
 タイを去ることへの感傷もへったくれのないまま、飛行機はあわただしく正月明けの東京へ向かって飛び立ったのだった。

そして着いた成田空港、こちらも覚悟はしていたが、なんか検疫の手前から大混雑。やっとたどり着いたイミグレーションカウンターもいまだかつて経験したことのない混雑振りで、うちらの番が回って来る頃には心身ともに疲れ果てもうぐったり。まさかお正月の成田がここまで混んでるとはねえ・・・

次回の海外遠征はやっぱり正月明けにしよう、と固く心に誓うORAT家であった。

おしまい

 

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