2007年7月11日〜7月18日 いろんな意味で自然満喫 八重山2007


2007年7月17日 一年ぶりのダイビング

 今日も日の出前にすっきり目覚める。
ダイビングは8時50分に下のビーチ前機材置き場集合だ。
となると8時には戻ってこなきゃならないのであまり時間がないのだが、昨日のアカ様パラダイスが忘れられず、まだ薄暗い中昨日のアカ様ポイントへ向かう。日が出てまともなSSが使えるようになるのが6時30分くらい、移動に片道30分はかかるので終了予定は7時30分。
正味1時間しか撮ってられないのか、厳しいなあ。

 日が出る頃に現地に着き、昨日のポイントを中心にアカ様を探し回ったのだが成果はいまいち。

 昨日とは打って変わってアカショウビンは見つけられない。結局撮影チャンスは1度きり。何とか撮れたがかなり距離があり、満足というわけにはいかなった。でも西表島に比べれは撮れただけでもましだろう。

ほかにはシロハラクイナの子供と道路を歩いていたリュウキュウイシガメを撮っただけでこの日の朝撮りはおしまい。

シロハラクイナ リュウキュウイシガメ

 宿に戻ると大急ぎで朝ご飯を食べ、水中撮影機材のセッティングをしてビーチ前の機材置き場へ向かう。
ここでウエットスーツのサイズあわせをして機材を貸してもらった。

 タンクも借りて機材セッティング。1年ぶり、というか最近はほぼ1年に1回しか潜らないので、ひーこなんてレギュレーターを左右逆につけちゃったりして機材のセッティングもおぼつかない。

たいきも去年に引き続きウェットスーツを貸してもらい、水面でスノーケリングにチャレンジする。
今回はかわいいアシスタントのお姉さんが付きっ切りで面倒を見てくれるというとても羨ましい状況なのだが、当のたいきは照れちゃってるようでいまいちいつもの部長モードに入れないようだ。もう、子供なんだから〜(^^;

今回はお客さんが多いようで、2グループに別れる事になった。
うちらのチームは僕とひーこの他に3人のダイバーとスタッフ2名、それにたいきとアシスタントのお姉さんの計9名。みんなを乗せたボートは米原沖のポイントへ向けて出発した。

 リーフから外海へ出ると波が結構高く、何かに捉まっていないと振り落とされてしまいそうだ。
まだ台風のうねりが残っているかんじ。
潜るポイントはもうちょっとマシだろうけど、それでもスノーケリングをするたいきたちは大変だろうな。
昨日はもっと荒れていたそうなので、今日にしておいてよかったよ。

10分ほどで最初のポイントに到着。揺れる船の上でブリーフィングを受け、よろめきながら機材を装着したらジャイアントストライドでエントリーする。

 海中は去年ほど透明度が良くないが珊瑚はとっても綺麗だった。うねりも海底までは影響しておらず静かなもんだ。
さあ、1年ぶりのダイビング楽しみだ〜 新調したF30とハウジングもどんな感じに写ってくれるかこれまた楽しみ。

 わくわくしながら泳ぎだしたのだが、まもなく今回のガイドさんは「中層をガンガン泳ぎ続ける」という僕が一番苦手とするタイプと判明。このタイプは概して海中の生物と撮影に関しては気を配ってくれない。
 ちょっと海底に張りついて写真を撮っているとみんなどんどん先に行ってしまうので、ひたすらダッシュで追いつき、また撮影でおいて行かれてダッシュで追いつき・・・を繰り返さねばならないのだ
 なので当然たいきがどうしてるか確認する余裕もなかった。僕は写真を撮りたくって潜ってるんで、スポーツのために潜ってるんじゃないんですが〜(汗)

メガネゴンベ ニジハギ ヒメアイゴ
サザナミヤッコ サラサゴンベ クマノミ
トゲチョウチョウウオ ハタタテハゼ ゴマモンガラ

 辛い水中競泳のあとやっとボートの下にたどり着き、さあこれでゆっくり撮れるぞ、と思ったら、なれないダッシュが災いしてエアーはほとんどなし。水面を探してもたいきの姿がないのでカエルオトコを撮ることもできず、あっさりボートへ上がる事となった。それにしても辛いダイビングだったなあ・・・こういうのがあるからダイビングから足が遠のいちゃうんだよ。あ〜疲れた。

 ハズレダイブを終えくたくたになってボートに上がると、たいきはお姉さんと一緒にお茶を飲んでいた。
大分打ち解けてきたようだ。こっそり聞くと、実は去年のお兄さんより今回のおねえさんの方がうれしいんだって、おっさんおっさん・・・(^^;

スノーケリングの方はというと、やはり海が荒れていたのであまり長いこと泳いでは居られなかったそうだ。

すぐに後続メンバーも上がってきて、2本目に備えてタンクの交換をして機材のセッティングをやり直す。

その間たいきは僕らが一緒に潜ったおばさんに飴をもらったりして意外と元気そうだったので、これなら次のポイントでマンタを見せられるかもしれない。
何せたいきは車に弱いので、船もあまり揺れると酔っちゃうんじゃないかと心配していたのだ。

しかし間もなく、その予感は的中する事になるのであった。

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