2007年7月11日〜7月18日 いろんな意味で自然満喫 八重山2007


2007年7月18日 コノハチョウラストチャンス

 宿に戻り朝ご飯を食べて荷造りを終える。三脚もスーツケースの中にしまってしまうで、以降ロクヨンは使えない、なので事実上鳥撮りはもうできない。

 チェックアウトは10時、飛行機は2時半なので結構時間がある。
もう一度昨日の橋の所へ行ってコノハチョウを探そうか。

 というわけで精算を済ませスーツケースを車に積み込むとまっすぐ橋のたもとの駐車スペースに行った。

川沿いの木には今日もいろんな蝶がやってきて賑やかだ。昨日いたってことは今日も居るはずと信じてしばらく待っていると青い羽をひらめかせながらコノハチョウが飛んできた。大当たり!

飛んでいる姿を撮るのは難しいので、コノハチョウを追いかけて森の中に入っていく。
するとここらへんかな、と思った木の幹にコノハチョウが止まっていた。ほんとに葉っぱみたいだ。

そーっと近寄り、羽を広げてくれないかと待っていると、一度飛び立ったコノハチョウは地面に降りて羽を広げてくれた。
オレンジとメタリックブルーがすごく綺麗だ。手前に草がかぶっていたが、飛ばれる前に証拠写真を撮っておく。
そしてもうちょっといい位置に回り込もうと思ったら飛ばれてしまい、そのまま森の奥へ飛んでいってしまった。

 草がかぶっているし背景もいまいち満足できないのでもうしばらく待ってみることにする。
すると今度は2頭のコノハチョウが一緒に飛んできた。もしかして結構いっぱいいるのかな?

 再びコノハチョウを追いかけて森の中に入っていくと、木の幹に止まっているのを発見。
ゆっくり羽を開いたり閉じたりしている。これはなかなか。そーっと近づいてファインダーいっぱいに撮影。
やった〜、まともなコノハチョウもゲットだ!

たいきやひーこも綺麗な羽をゆっくり見ることができ、大喜び。これでコノ八チョウは目標達成だ!

コノハチョウは満足したのだが、なんだかチョウチョ探しモードのスイッチが入ってしまったので、このあと空港に向かいがてら、パンナ公園の蝶ゾーンに寄ってみた。
ここは蝶が好きな植物がいっぱい植わっていて、かなりたくさんの野生の蝶が集まって来るそうだ。

車を駐車場にいれて蝶ゾーンに行くと、ほんとにたくさんの蝶が飛び交っている。
今回見かけたチョウ達ほとんどが集まっている上、撮れなかった蝶、まだ見ていない蝶などもいて、ホントにみんな野生なの?と疑いたくなってしまう。ちなみにここは採集禁止になっている。だからこれだけ蝶がいるんだろうな。

スジクロカバマダラ タテハモドキ ミカドアゲハ
カバマダラ リュウキュウカラスアゲハ ヤエヤマムラサキ

 この他にもツマベニチョウやオオゴマダラ、ベニモンアゲハ、アオタテハモドキ、リュウキュウムラサキなどもいたのだが、いろんな種類が一度にいるもんだからどれを撮ってどれを撮っていないか忘れてしまい撮り逃がしてしまった。

 あまり夢中になって撮っていると飛行機に乗り遅れるので、適当なところで切り上げて空港へ向かう。
そして今回の遠征最後に撮った鳥が、道路を横断していたヒクイナ!初めて見る鳥なのでかなりうれしい。
ただウィンドウ越しだったので画像はいまいち。要リベンジだ。

 そしてマックスバリューでお土産を買っったあと、レンタカー屋で車を返し空港まで送ってもらう。

 まだ時間があったので空港の食堂で今回最後のソーキソバとオリオン生のお昼ごはんを食べて今回の遠征を思い返す。前半台風だったのがはるか昔のことのようだ。
 西表は鳥撮りには厳しかったけど最終的にアカショウビンもなんとか撮れたし、コノハチョウも綺麗だったし。マンタをたいきに見せられなかったのだけは残念なことをした。これは要リベンジだな。

 それにしても石垣島はほんとにいいところだな。いつも思うけど、いつかは住んで見たいものだ。

 そして定刻どおりの飛行機に乗り込むと、後ろ髪を引かれつつ大好きな石垣島を後にした。

 こうして2007年の夏遠征も無事終了。さて来年はどうするかなあ。
たいきも今度は2年生。そうそう休みを取るわけにもいかないかな。でもそこのところはなんとかなるか(^^;
帰りの飛行機の中ではやくも次回に向けて夢はひろがるのであった。

おわり

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