2008年2月9日〜2月17日 たいきバリ島ふたたび

2008年2月16日〜17日 さらばバリ島、眠たいよ〜

 ムンジャンガンリゾートを出て10分ほど走ったころ、運転手さんが「ちょっと夕方のお祈りをさせて欲しい」というのでお寺に立ち寄った。
 車の中からお参りする姿をを興味深く眺めさせてもらっていると、バリ文化を目の当たりにしているのを感じる。
 運転の兄ちゃんはお祈りを終えるとお坊さんに聖水をかけてもらい、祝福されたお米を数粒おでこにくっつけて戻ってきた。

 運転手さんはバリヒンドゥーなんだね、と話しかけると、そこから話に火がついてしまい、宗教の話からバラクーダのサテの話まで色々盛り上がってしまった。結局それから3時間しゃべりっぱなし。ね、寝られん・・・・余計なこと言わなきゃ良かった〜
 デンパサールに近づくと、後ろの席で爆睡していたひーこが起きてきて「スーパーに寄ってお土産が買いたい」といいだしたので、途中のカルフールに寄り道してもらった。 たいきは熟睡したまま起きないので運転手さんに15分だけ見ておいて、とお願いして買い物に行く。
 入ってびっくりのカルフールは超巨大近代的スーパー、ここはKLかバンコクかって感じのお店だ。田舎暮らしが長かったので多少圧倒されつつも、、大急ぎでナシゴレンの素やらサンバルやらのバリフーズを買い込んで、お土産の問題もクリア。たいきが泣いてるんじゃないかと慌てて車に戻るがまだぐっすり眠っていてくれた。

 そして午後9時過ぎ、無事空港に到着。なんか来た時イミグレーションで苦労したのと同じ空港とは思えないくらい垢抜けてるような気がする。うちらがそれだけ長い間僻地にいたってことかな。

 帰りの便は12時前なのでまだかなり時間がある。チェックインして荷物を預け身軽になったらどこかで一休みしたくなった。と言うかとにかく眠い。どこかお座敷がありそうなのところということで、バリでは有名な「福太郎」という和食屋に入り小上がりに上がったとたん、畳の感触にみんな速攻撃沈・・・・

 でもこのまま注文もせずに寝ていたら追い出されそうなので、ぼくはソバセット、たいきはざるそばセット、ひーこは冷中セットを注文して晩御飯代わりにした。
 お味の方は推して知るべし。なんだかなあ・・・漬物なんてニンニク味だ。さすが東南アジア。
 あまり食欲もなかったが、飛行機に乗ったらすぐ寝たいので、ここは頑張って粘土のような蕎麦を無理やり飲み込んだ。しかしこのセットが1人前1500円だもんな〜。それに比べると今までのお食事はめちゃくちゃ安かった・・・

福太郎そばセット 福太郎冷中せっと

 これだけ食べたんだから1〜2時間くらいいても許されるだろうと、お茶をちびちびのんだり数分間気絶したりしているうちに出発まで後30分となったので店を出て搭乗ゲートに向かうとなんだか長蛇の列。しかも出発が30分ほど遅れているらしい。なあんだよ〜この眠いのに〜〜
 仕方ないので空いているベンチを見つけ座り込むとふたたび気絶。気が付くとボーディングタイムになっていた。

 そしてフラフラしながら機内に入り、シートベルトを締めたのがバリ島での最後の記憶。
 次に気が付いた時にはもう朝日が登っていた。

今回は初めての本格的バードウォッチングガイドも経験できたし、親切な人々との出会いも一杯あって
とっても充実した旅行になった。
過去にバリ島は2回行っているが、今回初めてバリ島の良さみたいなものがわかった気がする。
バリ島。またきっと戻ってくるからね。

 帰国後1週間ほどが経ったころ、Nagaくんからメールが来た。
ちゃんと連絡くれたんだ。いいやつだったよなあ。
なつかしさでいっぱいになりながらメールを開くと

「宿泊チケットをもらうの忘れてました。至急送ってくださいっ!」


チケットなしでよく泊めてくれたなあ・・・やっぱりムンジャンガンはのんびりしてていいところだ(^^;

おしまい

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