ケニアからの帰還

泣いても笑っても最終日。今日は8時40分のフライトなので空港には6時40分までには着いていたいところだ。
なのでかなりの早起きを強いられた。眠い・・・

どうしてバンコクとかシンガポールとか東南アジアの朝便はこんなに早いんだろう。
夜行便が嫌いだからどうしても早朝便を選ばざるおえなくなるのだが、いつもながらしんどいスケジュールだ。
まあ早起きはこの10日間ほぼ毎日だったから大分慣れはしたけどね。パイロットも大変だろうに・・・

朝ごはんは昨日の帰り道、コンビニで買ったサンドウィッチ。思いいきりカタカナ表示で
これだけ見てるともう既に日本にいるみたいだ。それをボーっとしながら食べる。

最後に荷物のチェックをして、まだ真っ暗な中チェックアウト。
  そしてタクシーは早朝のしんと静まり返ったシンガポールの街中を、チャンギ国際空港へと向かった。

タクシーの運転手さんはひーこと同い年かもうちょっと若いくらいのすごくおしゃべりなおばさん。
彼女もやっぱりシンガポールがいかに安全で綺麗な街かというのを力説していたが、
こんな夜中と言ってもいい時間に女性運転手が乗務していること自体、シンガポールの安全さを象徴しているようだ。
やっぱり住むにはよさそうな所だよな。

30分ほどで空港に着くと、チェックインをして荷物を預けほっと一息。
あとは買い残したお土産を物色して時間をつぶした。

登場時間が迫り出発ゲートに向かうと、シンガポールの朝日の下、うちらの乗る飛行機が駐機しているのが見えた。
 アフリカを離れる時は、まだこの先シンガポールがあると思うとなんか楽しい気分だったが、
これでこの遠征自体が終わってしまうと思うとやっぱり寂しいものがあるな。
東南アジアの太陽もしばらく見納めだ

 そして密かに期待していた「トラブルで飛行機が飛ばず帰れなくなりやむなくシンガポールに永住」
という事態に陥ることもなく、飛行機はあっさりと成田へ向けて飛び立ったのであった・・・

こうして12日間に及ぶ夏のケニア大遠征は終了した。

たいきに野生の動物達、そしてどこまでも続くサバンナを、地平線に沈む夕日を、そして本物のアフリカを一度見せたやりたいという念願がかなってよかったと思う。この感動をたいきにはいつまでも忘れないで欲しい・・・


・・・でもひとつ気になるのが、みんな「シンガポール楽しかったねえ」とばかり言っていること。

みんな〜、今回うちらはアフリカに行ってたんだよ〜シンガポールは帰りにちょっと寄っただけだから!
なんかシンガポール遠征から帰ってきたみたいになっちゃってるけど、そこのところ勘違いしないように!

アフリカでも楽しいこと一杯あったよねえ。覚えてる?
これじゃわざわざアフリカまで行った甲斐が全然ないんだけど〜(T T) 

あえて言おう、これは「ケニアからの帰還」であると・・・おまえらほんと分かってるのか〜!!!


おしまい

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