Orat家ついにアフリカ突入!

 て、予告どおり、2010年度の夏遠征はついに念願のアフリカに決定した。

 しつこいようだが今年はひーこさんの勤続ウン十週年のリフレッシュ休暇の年なのだ。

 それにたいきにも一度アフリカの広大なサバンナの景色を見せておいてやりたかった。
彼も来年は5年生、学校も忙しくなるだろうし、そのうち旅行にもついて来てくれなくなるかもしれないから、アフリカ行くのなら今のうちかなあ、という気持ちもあった。

 一方の僕は・・・相変わらずリフレッシュ休暇でもなんでもないのだが、まあ連れてってくれるってんなら休みなんてなんとかなるさ、というわけでお盆を挟んだ12連休で遠征に行く事に決定。
 ここのところの遠征日程、なんかどんどん長くなっているような気もするが、まあアフリカだからしょうがないだろう。このためにこの前の冬遠征もおとなし目にしようと努力(だけは)したわけだし・・・

 さあ、そうと決まったらさっそく行動開始。
 まず現地での行動だが、向こうでの移動、宿泊、ガイドなどをそれぞれ手配するのは大変だし、アフリカなんてそうそう行けるもんでもないのでできるだけ効率よく回りたい。
 なので今回は現地旅行会社の
「タマシャ」と言う会社にお願いして、鳥撮り中心のスケジュールを立ててもらうことにする。
 ガイドさん兼ドライバーに関しては、大型動物は無線の情報とサファリカーが集まっている所を探せば見つかるだろうから、極端な話、鳥にさえ詳しければ動物のことなんかなんも知らなくてもいいくらいなので、くれぐれも鳥に詳しい人をお願いし、見たい鳥のリクエストもしておいた。
家族旅行なのであまり辺鄙な所にはいけないが、まあ新たなカワセミが数種類見れたらいいかなあと・・・
日本語ガイドを別につけることもできたのだか、ここはけちって英語ドライバーのみにしておく。

 タマシャの担当スタッフはダニエルさんと言ってケニヤ人のようなのだが、とても流暢な日本語メールを返信してくれ、一番見たいカンムリカワセミとセネガルショウビンのポイントなどを丁寧に教えてくれた。この2種はマサイマラでも見られるようだ。

 そしてタマシャとの度重なるメールのやり取りの結果


 ナイバシャ湖1泊・バリンゴ湖2泊・ナクル湖1泊・マサイマラ3泊 8日間

1日目 8/8 sun:ナイロビ着。ナイバシャ湖へ。ナイバシャ・シンバ・ロッジ泊

2日目 8/9 mon:午前ボートサファリとクレセントアイランド散策。バリンゴ湖へ。 レイク・バリンゴ・クラブ泊

3日目8/10 tue:バリンゴ湖にてボートサファリ、バードウォーチン。レイク・バリンゴ・クラブ泊

4日目 8/11wed:ナクル湖へ。<夕刻ゲームドライブ>ライオン・ヒル・ロッジ泊

5日目 8/12thu:マサイマラへ。<夕刻ゲームドライブ>マラ・シンバ・ロッジ泊

6日目 8/13fri:終日マサイマラ。<朝・夕刻ゲームドライブ>マラ・シンバ・ロッジ泊 

7日目 8/14sat:終日マサイマラ。<朝・夕刻ゲームドライブ>マラ・シンバ・ロッジ泊

8日目8/15sun:ナイロビへ。ナイロビ発 EK720 16:40発ドバイ行き


このようなスケジュールに決定。これで一人2000$くらい。子供料金の設定もあったので3人で5000$ちょっと。
まあ新婚旅行のときと比べたら円高のせいもあって割安間もあるけどやっぱ高いよなあ・・・

 さらにここでバルーンサファリの手配も頼んだら一人450$だって!これだけで沖縄いけちゃうじゃん!
 でも「思い出はプライスレス!」もいいだろうと思い、ついこちらも頼んでしまった。ただしこちらは現地払いだそうだ。

 思えばこのあたりから「プライスレス!」の合言葉のもと経済感覚が麻痺しはじめていたようだった・・・

 さらにひーこのリクエストした「せっかく行くんだったら帰りにシンガポールで旅の垢をそぎ落としてきたい!」との案が可決。

このせいででまたひとつ手間が増えた。
日本とケニヤを行き来するだけなら特に必要ないのだが、ケニヤからシンガポールに入国する場合、黄熱病の予防接種をしていないと入国させてもらえないのだ。

 僕とひーこは新婚旅行もケニアだったので、一度黄熱病の注射はやってるのだが、有効期限が10年なので、ちょうど去年切れちゃったんだよな〜。
とぴうわけで家族3人で東京検疫所に予防接種を受けに行った。

 そして接種済みを証明するイエローカードをゲット!これで向こう10年黄熱病菌テロが起きても無敵状態だぜい(^^)

 次に航空券だが、ナイロビまでの最短フライトは関空からエミレーツでドバイへ飛び、そこで乗り換えてナイロビっていうやつだ。乗り換えも1回だし気分的にも楽な気がする。

 しかし帰りにシンガポールに寄るとなると、行きもシンガポール経由で行かないとダメらしい。
 というわけでシンガポールまではマイレージの関係からANA、そしてシンガポールからドバイ、ドバイからナイロビまではエミレーツという形でで格安航空券を購入。

 この飛行機3回乗り継ぎは結構こたえる。
まずシンガポールまで8時間のフライト。そこで4時間の乗り換え時間を経てドバイまでさらに8時間のフライト。そしてドバイで6時間の待ちのあと5時間ほどのフライトでナイロビ着となるのだ。実に31時間!長い〜〜〜
これじゃさすがにしんどいので、ドバイの6時間はエアポートホテルでもとろうかと思ったのだがこれがめちゃくちゃ高い。

 それならいっそ空港そばのホテルでもってことでネットで探したらルームチャージで5000円ほどの宿があったので、ここを予約。

 こらへんから「思い出はプライスレスキャンペーン」症状が急激に悪化し始めて、ひーこは新しいマイデジカメ、パナソニックのTZ-7を購入!

 ひーこが自分用のデジカメを買うなんて新婚旅行でアフリカに行った時以来だ。あの時はオリンパスのキャメディア900とかいう、まだ100万画素もない機種だったんだよな。
 しかしひーこがデジカメに興味を持つなんてほんと珍しい。アフリカは物欲を増殖させる魔力を秘めているのかもしれない・・・

 ひーこだけじゃかわいそうなので、たいきには最近彼のマイカメラと化しているFZ-18をたいき専用として正式に公認し、さらに新しいバッテリーを買ってやった。いままでのはかなり劣化してたようですぐ切れちゃってたからね。

とこれでミソギも完了!


で、僕もついでに、というかどさくさにまぎれてマーク4!!!思い出はプライスレスなのだ〜(^^;

ちなみに今回の機材だが、プライスレス効果のもとマク3がマク4に変更。
広大なサバンナを撮るためにトキナー12-24mmが追加。
そしてにゃっち印のキスデジにも参加してもらった。
計ボディー3台にレンズ5本とテレコン1本、コンデジはみんなの分合わせて計4台にロクヨンデジスコ用アダプター。
それにストロボと三脚一式と今まで最多かな。 まあ70−200mmF2.8を買わなかっただけでもよしとしよう(^^;

機材の準備も出来たし予防接種もしたしビザも取った。これであとは出発を待つばかり。
しかし2度目とはいえ行き先がアフリカとなるとさすがにいつもよりずっと緊張するなあ・・・

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