乾季のバリ島 色々リベンジ計画

 去年のアフリカプライスレス遠征の影響で、ついに2011年度の冬遠征は中止になってしまった。
それなのにひーこだけは会社のミーティングとかいうことで2月の海南島で熱帯気分を満喫して来たりして、
羨ましいったらなかった。そのせいもあって僕の南に行きたい病が悪化を続ける中、ゴールデンウィークのカレンダーをチェックすると、1日だけ休めば7連休になるじゃないか。これはどこか行くしかないだろう。

 最初はタイのケンクラチャンとか、クラビとかとバンコクを絡めたりしたいなあ、と思っていたのだが、バンコク便の航空券は値段も高いし残席もない。当然マイルでなんか行けやしない。
 まあ世間みんながほぼ7連休なんだから無理もないか、やっぱGWの海外なんて無理なんだよな〜。もういいや、どこも行かなくてもいい(T T)・・・といじけている時、ANAのジャカルタ線就航記念キャンペーンと言うのを見つけた。これはもしかして希望の光かも!

 早速チェックしてみると席は空いている。早速借り予約。そして翌日、ひーこがもっと安いチケットの空きを見つけ速攻変更!決済!というわけでGWはバリ西部ムンジャンガンのリベンジってことに決定したのだった。5月は雨季も終わっているから鳥も見やすいだろう。YUDIさんに再会できるのも楽しみだ。ナガくんにも会えると良いんだけどなあ。なんか楽しみになってきたぞ〜

 ただANAが就航しているのはジャカルタまでで、その先はガルーダの国内線に乗り換えなければならない。
 ここでつなぎのいい便が取れなかったため、ジャカルタで一泊して翌朝デンパサールに向かう事となった。まあジャカルタも一度行ってみたかったからちょうどいいか。

 バリ島での滞在だが、セアカミツユビの成鳥やキマユシマヤイロチョウ、ヒメアオカワセミなどのリベンジのため西部国立公園には行こうと思っていた。宿は前回泊まったムンジャンガンでも良かったのだが、にゃっちさんにミンピのレストラン脇のマングローブにヒメアオカワセミが居ると教えてもらったのがきになったので、今回はミンピに泊まる事にした。

 部屋はちょっと奮発して、RICKさんたちが泊まってすごく良かったという露天風呂と昼寝用ガゼボが付いたコートヤードヴィラ、ここならひーこたちものんびり過ごせるだろう。ここで3泊する。

 その後ウブドに移動して2泊、こちらはひーこにお任せして、モンキーフォレストのチェンダナというホテルを取る。

 最終日は夜中の飛行機なので機中泊、日本に帰ってくるのが翌早朝という7泊8日の旅となった。帰国日はたいきはもちろん学校に行く、僕らも出社する、という少々ハードなスケジュールだがまあ何とかなるだろう。

 しかし手配が全て済み、あとはGWを待つばかり、と言う時になってあの震災が起こった。一時は遠征中止も考えたが、ここでやめたところで何がどうなるものでもないので決行することにした。

 4月の半ば過ぎ、YUDIさんにガイドのお願いのメールをすると、最終日は予定があってダメだけどその前の2日はOKとの返事をもらった。やった〜これでセアカミツユビは撮れたも同然だ。

 次にムンジャンガンまでの送迎とウブドでのガイドをかねて、これまた前回お世話になったケトゥさんに最近はじめたFacebook経由でオファーを出した。こちらもすぐにOKとの返事が来たが、値段を尋ねるとなんだかすごく高い価格を提示してきた。

 ためしにミンピに送迎をお願いしたらいくらになるかメールで聞いてみたら、ケトゥさんの値段の2/3くらいだ。
 こりゃこっちが相場を知らないと思って調子に乗ってるな、と思いもっと安くしてくれないと他のドライバーにお願いするよ。とコメントしたのだが、以降返事が来なくなった・・・

 まあ飛行機の便名と到着時間も知らせてあるし、英語メールのやり取りもしんどい。日本語OKのケトゥさんだから、向こうで会ったときに直接交渉することにしよう。

 ちなみに今回の機材追加はない。プライスレスキャンペーンは終わったのだ(^^;

 そしてあとは出発の直前まで、アフリカ旅行記に苦しんだのだった。

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