午後も釣り三昧
 さあ、それじゃ昼ごはんだ。天ざるなんかが食べたいねえ。ただ心配なのが時間のこと。もう午後2時を回っていた。こういう島だと営業が終わっちゃってる所が多いんだよな。

 そして案の定目星をつけていた蕎麦屋はもう終了していたorz

 もう一軒は定休日。そして最後の希望だった明日葉蕎麦の店は開いてはいたものの、ひーこが聞きに言ったらラストオーダーが終了していた。あ〜あ、今回の八丈島じゃ食べ物に悩まされるなあ・・・

 でももう完全に蕎麦モードになってしまっていたORAT家、こうなればスーパーの小分け蕎麦でもいいやと言う事になり、昨日もよったスーパーあさぬまに行ってみた。すると惣菜コーナーで「島寿司」発見。なんだ、たいそうなこと言ってたけど普通に売ってるじゃん。これは食べとかないとね。というわけで蕎麦のことなどすっかり忘れ、ほかにもお稲荷さんとかヒレカツ巻きとかアメリカンホットドックなどを買い込んで植物園に向かった。
 

 広々として気持ちいい芝生広場のベンチに陣取りお昼ご飯にする。期待の島寿司だが、たしかに色はすごく美味しそうな飴色でたっぷり漬かってるっぽい。しかし身はなんだかスジっぽくて思っていたほど美味くないかも。
でもカツ巻きとお稲荷さんはどこで食べても美味しいねえ。

 食後はさっきから聞こえていた変な生き物の声がきになってその正体を探しにいってみた。声はキョンのゲージの奥から聞こえてきていたので裏に回ってみたらそこにいたのはカンムリヅル。ここは動物園なのか?キョンもいるから動物園っちゃ動物園なんだろうかなあ。

 こんなんであまり油を売ってるわけにも行かないな。そろそろ空いたかもしれない岸壁の角、グズグズしていると他の人にとられちゃうかもしれないからね。それじゃ急いで底土港に戻ってみよう。

車を飛ばして底土の駐車場に10分ほどで到着。車を止め、急いで岸壁を覗いてみると・・・
 残念、岸壁角ポイントには既に別のグループが入っちゃってるよ。やっぱりあそこが穴場なのはみんな知ってるんだな。こりゃずっと待ってるか徹夜で並ばなきゃなきゃだめかも。しょうがないのでその横で釣りを始めるたいきとひーこ。

僕はもう釣る気がうせてしまったので、そこら辺にいたイソヒヨドリなどを相手に鳥撮りして遊ぶ事にする。

さっきキョウジョシギがいた辺りに2羽のシギが降り立つのが見えたので近寄ってみるとオバシギだった。
意外と警戒心が少なくて、結構近くに行ってもこちらのことを気にせず藻のような餌をついばんでいる。

夏羽は所々に赤褐色の模様がはいって地味な中にも美しさがある。
じっと眺めていると目を閉じてうとうとし始めた。長旅の途中で疲れているのだろうか。

一方釣りの方はと言うと、角では時々シマアジがあがっているが、たいきたちには全然かかってくれていない。

そのうちサビキを諦めたらしいひーこさんが場所を変えてエギをはじめ、たいきもそれについてきた。
周りのテトラには荒波が打ちつけイカもいそうな感じだけど、やっぱりエギとなると運と気合だけじゃ厳しいだろう。
なんせうちらには腕がないからねえ(^^;

 やがて潮が満ちてきてすぐ足元まで海水が打ち寄せて来るようになって来た。このままだと流されてしまいそうで危ないのでこの日の釣りは終了することにする。しかしたいきはすっかり釣りに入れ込んでしまい、明日の朝は一番に来てあの角の所でシマアジを釣ってやる!と鼻息が荒い。でもこっちとしては朝撮りに行かなきゃなんないからなあ・・・

 まあそれは後で考える事にして戻ってくると、晩ご飯の店を探すのも疲れてしまったのでいつものスーパーあさぬまでお惣菜とご飯を買って帰ってきた。
 

というわけで今晩はレンジでチンしたお惣菜を部屋で食べることに。なんだかわびしい・・・

そして明日の朝についてはたいきとひーこを港で下ろして僕は朝撮りに行き、後でまた迎えに行くということに決定。
それじゃ明日はみんな5時には起きろよな!

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