最後の悪あがき
 クラビ最後の朝が来た。今日は7時半にここを出て8時には空港に着いていたい。
 その前にとにかく荷物のパッキングを済ませておかなくちゃならないのだ。

 いつもの癖で夜明け前に目が覚める。しばらくボーっとした後荷物のパッキングをはじめ、すべての荷物を仕舞いおえる。一息ついてベランダに出てみると、そこには素晴しい朝焼けが広がっていた。

 そして庭からはアオショウビンの声が聞こえてくる・・・う〜んどうしよう。
時間的には朝ごはんさえ食べなければ30分くらいなら余裕があるんだよな。

川のほうからはチャバネコのだみ声も・・・

そして再びスーツケースを開けると中から三脚を取り出していた(^^;

だってこんな状況を目の前にしてじっとしていられるわけないよ。とにかく昨日のリベンジに桟橋に行ってみて、チャバネコがいればそれでよし、いなければ粘らずにとっとと帰ってくるってことで最後の朝撮り敢行だ。

 部屋を出ると昨日は気づかなかったが目の前の鉢植えに鳥の巣があるのを発見。良く見ると小さい鳥が止まっていてこちらに気づくと飛んでいった。何でこんな手の届きそうな所に営巣したんだろ?

 エレベーターで庭に降りると、まずはRICKさんたちが朝撮りをしているはずのマングローブの所に行ってみるが誰もいない。どうしちゃったのかな?まだ来ていなんだろうか。

 あまり待っている時間もないので桟橋ヘ向かおう。マングローブ林の林床を、いないとは思うがもしかしているかもしれないマングローブヤイロチョウの姿を探しながら歩いてゆき、桟橋に着くとちょうど朝日が昇ってくるところだった。

そして今日もチャバネコはやってきてくれたのだ!

朝日に照らされ赤さがさらに際立っている。

昨日はできなかったニコワンでのドアップ狙いにもチャレンジ。

う〜ん、これで円は閉じたって感じだ。無理して来ておいて良かったよ。

それじゃ急いで部屋に戻ってパッキングをしなおさなきゃ。

途中朝食会場の横を通るとサガリバナが咲いていた。
その横でのんびりと食事を取る人たちを見てると、もう一泊できるRICKさんたちがうらやましくなるなあ。

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