さあ帰ろう!

 う〜〜なんかめっちゃうなされた〜〜〜
真夜中に目が覚めたら壁の中から子供の泣き声が聞こえてくるし・・・壁の向こうに部屋なんてあったっけ。
なんかこの部屋角部屋だったような気がするのだが・・・怖いよ〜〜

というわけで折角沖縄最終日の朝だってのになんとも嫌な気分で目覚める。

 ボソボソと朝パンを食べて恐る恐る部屋の外に出て部屋の配置を確認すると、ちょっと変わったつくりになっているらしく一応壁の向こうにも部屋があるようだ。さらにチェックアウトの時その部屋から赤ちゃん連れの親子が出てきたから、きっとあれはあの赤ちゃんの声だろう・・・と自分に言い聞かせる。でもなんか釈然とはしないものがある・・・

 やっぱり宿選びは大事だな。このホーンテッドホテルのおかげで沖縄から帰らなくちゃいけない寂しさも何処かに行ってしまった。ここにはもう2度と泊まらないぞ!と心に決め、逃げるようにホテルを出て駅へむかう。

 ホームに登りホテルを振り合えるとこんな感じ。こりゃうなされるわけだ。棺おけみたいだもんなあ・・・

 今日のフライトはお昼12時なので、もうどこかによっている余裕はない。そのまま空港へ直行だ。

空港に着いたら後はほんとにもう帰るだけ。コインロッカーの荷物を手荷物カウンターで預けたら
昼ごはん用にお弁当を買ってから搭乗ゲートに向かう。

 そして飛行機は定刻どおり那覇空港を飛び立った。これで沖縄ともしばらくお別れだ。いつもながら寂しいぞ〜

機内では助六寿司は関係ないけどラフティー寿司とポーク卵のおにぎり、

それにオリオンビールをいただきながら、沖縄を懐かしむ。

 そして到着した羽田空港。いや〜東京も暑いよなあ。南の島から帰ってきた気がしないぞ〜
そういえばたいきさん、あんなに足が痛いって言ってたのに完治しちゃったようだね?
まさかダイビングするのが嫌で・・・それとも八重山の癒しパワーのおかげかな。

これで2013年度の夏遠征も終了。やっぱり夏は沖縄が一番だね。

 今回新空港が出来た事で、今までのノンビリした感じが変わっていってしまうんじゃないかと
ちょっと心配になった石垣島だったが、昨日の恐怖の一夜を除いては後味はそんなに悪くない。

 アカ様はまだまだ健在だったし、あの綺麗な朝焼けにもいつものように心を打たれた。
久しぶりに7月中に来た八重山はやっぱりお盆シーズンより瑞々しかったし、
台風の気配もなくお天気にも恵まれたので、なんの心配もなく思いっきり夏の八重山を満喫できた。

 今後開発が進むのは確実で仕方のないことだろうけれど、できるだけ今の環境を壊さないように、
上手い事自然と共生していって欲しいものだ。
これから石垣島がどんな風に変わっていくか、確とこの目で見続けていきたいな。

というわけで次回はゴールデンウィーク辺りなんかいかがかな?
と話しながら家路に着いたORAT家であった。

しかし何度行っても石垣島はいいもんだね。

おしまい

 

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