帰りもバニラ、つらいっす
 今回は恐怖体験もなく、ぐっすり眠って爽やかな朝を迎える事ができた。良かったよ〜
 それじゃ張り切って朝ごはんに行こう!なにせ久しぶりの本格豪華バイキングなんだから。
 宮古島のは簡易バイキングってかんじだったからな〜

 わくわくしながら会場に行くとなんだがずいぶん順番待ちの人がいる。レストランのキャパが少ないようだ。しょうがないので名前を書いて、順番が来るまでちょっと外に出てみた。

 今日も天気は上々、とっても綺麗な青空が広がっていた。こんな天気のいい日に帰らなくちゃいけないのはさびしい限り。ここは豪華な朝バイキングで景気づけだ。

 しばらくそこらへんをぶらぶらしてから戻ると、すぐに僕らの順番がやってきた。
 いそいそと席に案内されたら、いざ食べ物を取りに出撃!お〜、いろいろあってテンション上がるなあ。特に炒め物とか煮物とかラフテーとかおかず系はポイント高い。

 よぉ〜し、まずは第1弾。いっただっきま〜す。
以降は食べるのに夢中になって画像なし。もう一皿とセルフサンドウィッチでお腹いっぱい。
〆にエスプレッソをいただいて大満足の朝ごはんだった。

部屋に戻って一休みしたら11時にチェックアウト。

 この時間になると外はすでに猛暑。汗だくになって大荷物を引きずり、目指すはゆいレールの駅。は〜、ここから駅まで歩いて、エレベーターーでホームに上がって、ゆいレールに乗って空港に着いたらまた駅から歩いて・・・・しんどいなあ・・・

 と思っていたら、タクシーの運転手さんが声をかけてきてくれた。3人でゆいレールに乗るんだったらタクシー代と大して変わらないよ、とのこと。確かに一人260円だから3人で780円じゃないか。それじゃ乗せてもらおうか。

 今回の遠征初のタクシー、涼しいしらくちんだねえ。
 道すがら聞いた運転手さんの話だと、最近中国人のレンタカーの事故が多いそうで、何でも逆走して事故ることが多いらしい。中国は右側通行のようだ。そこで宮古島で覚えた730交差点の話をすると「良く勉強してますねえ」と言って、道路交通法が変わった日の思い出を話してくれた。ほかにもいろいろ面白い話を聞けたし、タクシーに乗ってよかったよ。

 那覇空港につくと、ここからさらに連絡バスに乗ってLCCターミナルに行かなくちゃならないのだが、まだ時間も早いしあっちに行っても何にもなさそうなので、しばらくちゃんとしたターミナルで過ごす事にする。
 ひとしきりみやげ物を冷やかしたあとは3階に上って飛行機を眺めていた。自衛隊の基地が見えるのでFZ150の望遠端で覗いてみると、P-3Cの向こうにE-2Cが駐機していた。

 轟音と共に離陸していくのはF-15J。かっこえ〜
 離陸後急旋回して飛んでいった。あんなに傾いちゃってよく大丈夫だなあ。パイロンにはサイドワインダーが付いていたが尖閣がらみのスクランブルだったのかな。

 こちらも自衛隊のU-125。なんだか嘉手納基地より見ごたえがあるなあ。
 そんなのに混じって平和にジンベイザメも飛んでいった。さあ、うちらもそろそろあちらに行かなくては・・・

 護送バス、じゃなくて連絡バスに揺られ本当のターミナルを離れると、5分ほどでLCCターミナルの入り口、というか貨物エリアのゲートが見えてきた。しかしこの移動、二度手間感たっぷりだ。

 来た時はわからなかったが、こうやって外から入っていくと中はそのまま貨物倉庫だ。

 その中の一箇所がLCCターミナルの入り口だ。
 チェックインをして手荷物を預け奥に行くと中は体育館のようなスペースで、フードコートにあるようなテーブルセットが点在していた。窓がない事も手伝ってなんだか避難所のような場所だ(^^;
元は飛行機の格納庫かなんかかな?

 なんとも愛想のない雰囲気だが、搭乗案内もスピーカーからのアナウンスではなく、拡声器を使っている。工事現場かいっ!
 それによると機材の整備に手間取っていて出発が少々遅れるらしい。大丈夫だろうか・・・

 そして遅れる事30分、うちら便の搭乗呼び出しが始まった。ORAT家は倉庫から出ると、沖縄を去るべく、熱い大地を踏みしめて、不安を胸に飛行機ヘ向かったのであった。


 と、今回は宮古島とやんばるという沖縄の美味しい所全部盛りで、
アカ様もヤンバルクイナも狙った所はそこそこ撮れたし、海も綺麗で楽しかったなあ。

 でもそれも家族3人そろっての事。来年はたいきも中3だ。
受験こそないけれど、もう一緒に旅行なんて行ってくれなくなっちゃうかもしれないな。
だとしたら寂しいけど、それも子供の成長の証なんだからしょうがないか。
果たしてどうなっていくんだろう。

でもそんな事よりもっと気になるのは、これから乗るのが前みたいに座席ピッチが超狭の機体だったらいやだなあ、とか揺れたらいやだなあ、とか無事成田に着くかなあとか・・・
LCCはいろいろ心配事が多いのだ。

 そして沖縄に来る時はもうLCCは止めておこう、と堅く心に誓ったORAT家であった。 




おしまい

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