また一緒に来れるかな |
いよいよベトナム遠征も最終日。今日も空気は潤って南国感いっぱいだ。 朝から空港に移動しなくてはならないので、早めにレストランに行って朝ごはんにする。 これから東京までの大移動が控えているので朝ごはんはいつもより軽めにしておいた。 あ〜あ、朝バイキングもこれでしばらく食べ収めだな。 今朝も前の川ではいつもと変わらない日常の暮らしが営まれているのだろう。帰りたくないよ〜 部屋に戻って移動用装備に着替え、荷物をまとめたらチェックアウト。 空港への送迎はホテルでお願いしていたので、すでに用意されていた送迎車に乗り込む。 う〜ん、なんかえらい豪華なんだけど・・・まるでリムジンみたいだよ。 とりあえず空港に行くだけのうちらにはオーバースペック(^^; でも早起きと帰国ストレスでドンヨリした気分を豪華な内装がちょっと中和しくれた。それでは出発! ホイアンの街を後にしてしばらく行くと前方に切り立った石灰岩の山が見えてきた。 来る時は夜だからこんなの全然見えなかったなあ。 そして30分ほどでダナンビーチに到着。昼間見ても波が高くてあんまりリゾート感のない海だ。 ダナンの街に入ってくると、来る時も見かけたドラゴンブリッジが現れた。 ひーこたちもお迎えの時運転手さんに解説されたそうで、やはりダナンの自慢の名所のようだ。 そして空港に到着。豪華バンともお別れだ。 この快適広々シートはこれからエコノミーに乗るうちらには知らないほうがよかったかも.。 空港の中はどこも同じようなもの。でも今日は腰も痛くないしみんなも一緒なので来たときと比べたら全然気楽だ。 ここからまずはベトナム航空でのフライトなのだが爆睡していたのであまり記憶がないままハノイの空港に到着。 着いたのは国内線のターミナルなので、そこから一度外に出てバスで国際線のターミナルに移動しなければならない。 バスに揺られて10分ほどで国際線ターミナルに到着。 さすがベトナムの首都ハノイの国際空港だけあって綺麗で立派だった。 といってもこういう近代化された空港はどこも同じような感じだな。 ここから先は安心のANA便なのだが乗り継ぎまでに結構時間が有ったので、 チェックインだけしたらちょっと早いが昼ごはんを食べておくことにする。 しかしあまりお店がなくて結局バガキンになってしまった。最後にフォーとか食べておきたかったな。 ハノイの空港は空軍基地も兼ねているようで、窓の外を見ると格納庫には戦闘機の姿も見えた。 でもあれってMig21とかじゃないの?古っ!まだ使ってるんだ、きっとソ連製なんだろうな。 食後は最後のお土産探し。そこで不気味なもの発見。 なんだろこれ?動物の背骨みたいなのの端に双葉みたいなのが付いている。 ネズミの脳と脊椎を引っこ抜いたみたいな代物だ。なんに使うか分からないけど気持ちわり〜 こんなものを売っているベトナムになんかちょっとだけ不信感を感じる。 やがて搭乗時間になり機内に乗り込む。この機体、最新鋭の787だ。 ベトナム便はビジネスでの利用がおおいのか、シートレイアウトは前方2/3がビジネスクラスになっていて、 エコノミーは後部のほうで肩身狭そうに固まっていた。 それでも最新鋭だけあって装備はばっちし、もちろんパーソナルモニターも付いていて ベトナム航空とはえらい違いだ。それにやっぱり安心感も違うよな。 飛行機が離陸し水平飛行に入るとまずはビール、久しぶりにスーパードライだけどホントは333が飲みたかった。 映画は見たかったベイマックス!見た人はみんな良い意味で期待を裏切られたと言っていたがほんとにびっくり。 そして機内食も久しぶりの日本食。ビールはプレモルを合わせてみる(^^) 食事も終え、感動の涙にむせびつつベイマックスを見終えると、外はもう夕方になっていた。 この旅ももう終わりだなあ。ハノイから日本へは4時間弱とかなり近い。あと1時間もすれば着陸だろう 隣ではたいきもベイマックスに夢中になっていた。 飛行機もあまり揺れないので快適そうだ。 こんなフライトだったらまた旅行に行ってもいいだろ? と聞いてみたが、やはりもう飛行機には乗りたくはないという. 別に激しい反抗期ってわけでもないのだが、来年は高校生ともなると 親と一緒に旅行に行く事自体に抵抗があるのかな。 寂しいけれど、それが子供の成長というものなら僕としては受け入れるしかないのだろう。 今までたいきと一緒に世界を回れたのは何にも変えがたい思い出だった。 たいきがいてくれたおかげで遠征の日々は何十倍も楽しいものになっていたに違いない。 なんていうとこれでおしまいになっちゃいそうだが、まだ策が尽きたわけではない。 たいきは中3になったら沖縄への修学旅行があるからその時は飛行機に乗らざる終えない。 友達と一緒なら飛行機もそれほど怖くないはずだ。これできっと飛行機嫌いは克服だ! とりあえずそれまでは無理やり飛行機には乗せないようにしておこう。 とはいえ飛行機嫌いが克服できたとしても、あんまりしょっちゅう旅行旅行じゃ有難みがなくなるので、 これからは連れていくのは何回かに1回にしておこう。大体たいきは贅沢すぎるんだ。そうすれば たいきも自分から旅行に行きたくなってくるはず! というわけたいきが行かないときは番外編ってことで遠征はまだまだ続くのだ。 その後飛行機は無事羽田に到着。 帰りはタクシーの運転手さんの東京案内を聞きながら、東京の夜景に見とれつつ家に帰ったのであった。 東京タワーって綺麗だなあ・・・ そして一年が経ち、たいきはもうすぐ沖縄への修学旅行へ行く。果たして狙い通り飛行機克服してくれるだろうか。 その間に僕とひーこは番外編で台湾に行ってくる。それはそれで楽しみ〜(^^) でも僕としては年に一回位は一緒に沖縄に行けるとうれしいんだけどなあ。 やっぱたいきが一緒のほうが楽しいに決まってるからね。 おしまい |