Theくんとチャリで鳥撮り

 
時刻は午前10時半。公園の入り口では既にThe君が待っていた。
 The君に手伝ってもらい入園手続きを済ませると川岸に移動。ここから渡し舟に乗って対岸に渡る。
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 Catten国立公園、また来るとは思って無かったなあ。強い日差しの下木々のにおいが濃厚で熱帯気分たっぷり!
果たして今回はどんな鳥が見られるだろうか。ミドリシマはきっと確実だろうからやっぱりセグロミツユビ、
それとカッショクコクジャクが一番のターゲットかな。ちゃんと出て来てくれるだろうか?

 前回見られなかったマクジャクとアズキヒロハシl、あと遠かったスミレテリカッコウももっとじっくり見てみたいなあ
などと気持ちを高まらせつつ対岸へ上陸。

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 この時間じゃまだ部屋には入れないのでまずは管理事務所に行って大荷物を預け、撮影機材をセッティングする。

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The君にこれからの予定を聞くとまずはサイクリングだそうだ。いいねえ、ここで自転車乗ってみたかったんだ〜(^^)
三脚はThe君がかごに入れて運んでくれ、僕はロクヨンとD500をたすきがけにしてマウンテンバイクもどきで出発!

向かったのは前にカザリショウビンやクロアカヒロハシを見た河を背にして右方向。
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走り初めは気持ちよかったのだがタイヤの空気が少ないのと多少アップダウンがあるので結構しんどい。
先を行くThe君も楽ではなさそう。そんなThe君となんとなく競争みたいになってきて、
舗装路が終わる所に着く頃には二人とも息も絶え絶え(^^;お互いもちっと痩せたほうがいいかもしんないね。

ここは前にThang君とアズキヒロハシを探しに来た辺りだ。あの時はぎっくり腰の上に歩きだったから
めちゃくちゃ遠く感じたが、疲れたとはいえ自転車なら結構あっという間の距離だった。

自転車はここに停め、三脚にカメラをセットしたらダートの道を歩き出す。いよいよ鳥撮りスタートだ。
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まず眼に入ってきたのは蝶。大型のシジミチョウの仲間かな?
枯葉のような模様だがチラッと見える表側はすごく綺麗な瑠璃色をしていた。
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続いて路上の動物の糞にたかっている蝶の群れに遭遇。
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しばらく行くと小さな池が点在する湿地帯になった。その池のひとつの岸辺に生えた大きな木に
シロエリコウ
(Woolly-necked stork)がいるという。そっと回り込んで葉っぱの隙間から覗いてみると・・・

ホントだ!でっかいのが止まってる。これが今回のベトナムでの初鳥となった。
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そのうち飛び出すから開けた所に移動しておこうとThe君に促され、空がよく見える場所に移動すると
シロエリコウは本当に飛び立ち上空を旋回しはじめた。The君やるねえ!
別名エンビコウと呼ばれる所以の尾羽の外側の黒い羽が良くわかる。
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The君によるとここらへんは以前セグロミツユビが良く見られたそうなので小さな池をこまめにチェックしながら
歩いて行くが、真昼の炎天下のせいか鳥の影は少なく、
結局めぼしい小鳥はハイイロオウチュウ(Ashy Drongo)が見られただけ。
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自転車へ戻る途中、放置されたスクーターのグリップに蝶が止まっているのを見かけた。
手汗の塩分でも残っているのかな?
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そして再び自転車でヒーヒーいいながら公園本部まで戻ってくると上空をミナミカンムリワシが旋回していた。
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時刻はお昼過ぎ。自転車を返したらお昼ご飯にしようかと、食堂にむかう。

今日のメニューは白身魚のフライとエビの炒め物がご飯に乗ったやつ。それに香り強めの葉っぱ入りスープだった。

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