タマンネガラ到着
さあ、あとは一路タマンネガラを目指すだけだ。
以前タマンネガラに行くにはクアラタハンという街まで行き、そこからさらにボートで3時間川を遡らなければならなかったそうだ。
だが今ではすぐ目の前まで車でいけるようになってKLからの時間はかなり短縮されたらしい。
とはいえここからまだ4時間くらいかかるらしいのでまずはトイレ休憩(^^;
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後はひたすら車に揺られつづけ、やっとTaman Negaraの文字が看板に見えてきた頃にはもうすっかり夕方の雰囲気になってきていた。
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その先で橋を渡るのだがこの川がタマンネガラに続いていくのだろうか。
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やがて太陽も沈み夜が忍び寄ってくる。しかし遠いなあ・・・
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やがて辺りは真っ暗になった。ライトを頼りに何もない山の中の峠道を進むうちら一行を乗せた車。
あたりにはうっすらと霧も出ているようだ。

と、突然後ろの席に居たげんさんが驚愕の声を上げた!
どうしたの!?と聞くと、道端に赤ん坊を抱いたおばあさんが立っていたと言うじゃないか。
こんな何にもない真っ暗な山の中で・・・・こえ〜〜〜 あんた一体何を見たんだ!?

しかしジュンコさんの話だとここらへんにはオランアスリと呼ばれる山に住む部族がいるので
その一人だったんじゃないかとの事。でもなんでこんな時間に・・・しかも赤ん坊を抱えて・・・
 う〜ん、げんさんが見たのは本当にこの世のものだったんだろうか・・・
と、疑問は残るがおかげで気分転換できたよ。げんさんいい仕事した!大体僕が見たわけじゃないからねえ。

やがて長いドライブの終わりを告げる街の明かりが見えてきて、ほどなく船着き場に到着。
この対岸がタマンネガラのリゾートらしい。時刻はもう8時、ずっと運転してくれたシャム、お疲れ様!b0166975_23594043.jpg

ここから渡し舟で対岸に渡るのだが、ボートに乗せられる荷物が限られているとの事なので
撮影機材以外は極力減らし、一泊分の着替えだけスーツケースから出して
別のバッグに詰め替えなければならない。

支度を終えたら迎えのボートが来るまでしばらく待合所で待つことになる。
聞こえてくるのは虫の声と水の音、そして明かりに呼び寄せられ狂ったように飛び回っているセミの絶叫(^^;。
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川面を渡る生暖かい風は南国に来た事を肌で感じさせてくれる。
電灯にはヤモリの姿。やっと目的地に着いた安堵感も手伝ってなんとも幸せな気分だ。
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しばらくするとボートが到着。真っ暗な川面を対岸へ渡るとめちゃくちゃ長い階段が待っていた。
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しかしそれを登りきると、そこにあったのは立派なリゾート。b0166975_23595310.jpg
ジュンコさんたちが受付を済ませてくれる間、ウエルカムドリンクで喉を潤す。
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チェックインができたら電動カートに乗せられ、今日泊まるコテージへ送っていただいた。
部屋の中はとっても綺麗でダナンバレーみたい。すごく落ち着く雰囲気だ。
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一風呂浴びてさっぱりしたらレストランに集合し、まずはビールでかんぱ〜い!う〜〜ん、うんめ〜〜〜b0166975_00000340.jpg
レストランのスタッフはもうそろそろ店じまいしたいのだろうか、あんまり愛想が良くない。
そりゃもう9時だしなあ。でもこちらのお腹もぺこぺこなので構わず注文しまくり。
メインにナシチャンプルー、それにピザとサテ、パッタイみたいなのも頼んだのだが
料理が来てみてあまりのボリュームにびっくり。
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しかしみんなで食べるご飯は美味いねえ。長いドライブを終えて一仕事終えたあとのビールもこれまたうまい!
お腹パンパンになるまで詰め込んでビールも一杯飲んでぐるじ〜状態だ。

食後は各自部屋に戻り、僕は一人でナイトウォーク。しかし見られたのはセミくらい。
緑のやつは中々綺麗だったけど、期待していた夜禽やカエルなんかは見られなかった。

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夜空も撮ってみたのだが、雲もあったのだろうか、あんまり綺麗には写らなかった。
このために広角レンズ買ったのに残念。
b0166975_00001256.jpgって
そういえばひーこも今頃KLにいるんだ、ラインするの忘れてたな(^^;

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