ボートで朝撮り足びしょびしょ
今日はタマンネガラでの鳥撮り強化デー。朝5時半にげんさんの泊まっているコテージの裏に集合する。
空にはまだ月が煌々と輝いていた。
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ここでの狙いはヤイロチョウ。多分キマユシマだったとおもう。
シャムがコールバックを始めると森の奥から反応が返ってきた。
しかしこんなに真っ暗じゃいい所に出て来てくれても絶対撮れないだろうな。

それでも一目姿だけでもと想い森の中に目を凝らすが結局ヤイロは現れず、
あたりが大分明るくなってきた所で声も聞こえなくなり終了。まあこんなもんだ。
この後はボートで鳥撮りがまっているので桟橋に移動しよう。

コテージを後にしてリゾートの中を歩いていると、ここで保護されていると言うセイランがトコトコとやってきた。
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保護されているだけあって非常に人懐っこい。
野性だったら大興奮だろうけどこいつは一種に追加できないだろうな。
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こうして見るとシャムヤジュンコさんを含め皆さん長靴を履いているのだが、僕の足元はこんな。
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なぜなら昨日荷物を詰め替える時、長靴を入れるのをわすれてしまったのだ。
というわけで僕の長靴は対岸の車の中にある。

今朝はこの事で大慌てしてしまったのだが、こんな朝一から対岸まで長靴を撮りに行ったりは無理だろうと思い、
とりあえずヒル対策として靴下にズボンの裾をたくし込んでヤイロポイントに挑む事にした。
今の所被害はなさそうだし、このあとはボートでの鳥撮りだから何とか朝は乗り切れそうだ。

桟橋に降りると2艘のボートに分乗する。
シャムのボートにはげんさんとRICKさん、僕はジュンコさんと同乗した。
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この朝撮りではルリカワセミ、アオムネカワセミ、チャバネコウハシショウビンあたりがターゲットだ。
それでは出発!

ボートは中々のエンジン音を響かせリゾートから上流へ向かう。
そして支流に分け入ると、そこにはいい感じの熱帯雨林が広がっていた。
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まず目に付いたのがクロアカヒロハシの巣。でも今は営巣していないみたいだ。
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鳥の姿はあまり見えないが、岸辺はいかにも何か現れそうな雰囲気だ。
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やがて河原が現れるとボートはそちらに進路を向けた。あそこに上陸するらしい。
う〜ん、クロックスと靴下で大丈夫かな?
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と、不安は的中。上陸する時足が砂にズボっとはまり、染み出してきた水で靴下がビショビショになってしまった。
寒くないのが救いだが気持ち悪い・・・この河原からトレイルに分け入るんだったらこの足回りじゃもう最悪じゃん

と心配したのだが、鳥はこの河原から探すようなので一安心。気持ち悪いのもそのうち慣れるだろう。

川には朝靄が漂い雰囲気満点。その奥にそそり立つ高木はいかにも南国だ。
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しかし鳥果はいまひとつ。30分ほどの滞在の間にコウハシショウビンが一度通過、
さらに対岸の茂みにルリカワセミが飛び込み、以降行方不明になった。
共にシャッターは切れずじまい。

後は気配もしなくなってしまったので再びボートに乗り込み上流を目指す事になった。

川は時折浅くなり、そうなると唯一深くなっている瀬のような急な流れをさかのぼらないといけない。
そんなときはエンジン全開。船底を川底の石がこするのが伝わって来て中々スリリングだ。
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そこから先何度か前方の川に張り出した木にコウオクイワシの姿がみえたが、他には大した成果はない。
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大分来た所でボートはUターンして帰路に付くことになった、
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帰路も時々タイヨウチョウの声が岸辺から聞こえてくる程度で大したものはでない。
経験者のRICKさんによるとこんなに鳥の影が見えないのは珍しいという。
やっぱ時期が悪いんだろうな。

そのまま支流を下り本流に出ると開けた空の下、昨日の船着き場が見えてきた。
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最後にカササギサイチョウが飛んでボートでの朝撮りは終了。
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一旦リゾートの食堂に行ってビュッフェの朝ごはんをいただき一休みする。
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この後はいよい水曜どうでしょうの聖地、ブンブンを目指すのだ。

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