2003年7月12日〜7月20日 夏休み 西表島で冒険だ!


2003年7月13日 ORAT家西表島へ上陸!

石垣島の日差しは朝から強烈で、カーテンを開けるとみんな嫌でも目がさめちゃいます。
今日は西表島初上陸の日。なにせ東洋のガラパゴスですからねー。

リュウキュウアカショウビンやサンコウチョウなんてうじゃうじゃいるんだろうなーと期待に胸を膨らませつつ朝ごはんを食べに行き、ついでに「秘境だからなんにも買えないかも」と思ってスーパーを探してビールや泡盛、シークワーサーの果汁、朝の牛乳、ラフティー味のポテトチップス等を買い込みます。

部屋に戻って買い込んだ物を荷物の中につめ込むと、ただでさえ重かった荷物が汁物の加勢でさらに重たくなってしまい、桟橋まで押して歩いていこうなんて考えはあっさりなくなりました。
11時にチェックアウトしてタクシーを拾い、すぐそこの離島桟橋へ。

フェリーは12時発の次が1時半発、早いところ西表島に入りたかったので12時のに乗ろうと思い西表のホテルに電話してみた所、送迎は1時半発のフェリーにあわせて行っていてまた西表の港にはなんにもないから、石垣で昼ご飯を食べてきた方が良いといわれたので、大荷物をとりあえずフェリーの事務所に置かせてもらい、石垣の町で時間をつぶす事にしました。

真昼間の町は灼熱地獄です。本屋さんを見つけたのでとりあえず涼みに入ります。
イリオモテヤマネコを追っかけているカメラマンが書いた文庫があったので、西表のお供に買い込みます。
そのうち太輝も飽きてきて騒ぎ始めたので、昼飯食べる所を探して本屋を出ると、1分も経たないうちに喉からからの汗びっしょり。あづいーー。

今日の昼飯は八重山そばに決定、さっそくそばやを見つけて入り、オリオン生二つとオレンジジュースを注文。で、来たとたんにジョッキは空っぽ。昼真っからビールのリゾートライフ開始です。幸せだー。

港でノーパンの太輝

そば屋で昼ごはん ビールがうまいねぇ

そんなこんなでフェリーの出発時間になり、荷物と格闘しながら船に乗り込んで、西表に向けて出発です。サンゴの海の上を走っていると沖縄に来たのを実感できます。

航路標識の上にエリグロアジサシが止まっています。南国だー。竹富島、小浜島を眺めつつ、高速フェリーだったので40分ほどで西表島の大原港に到着です。

竹富島でしょうか?

フェリーの中 ガラガラでした

南の海ですねー

感動の上陸!となるはずが、荷物運びで一杯一杯で感動してる暇ありませんでした。西表島での宿は「ラティーダ西表」 送迎車に乗って港から5分くらいでしょうか。
周りは放牧地で、ジャングルと言う感じじゃありません。意外と開けています。フロントでチェックインする時に、アカショウビンについて聞いてみると、ホテルの周りの防風林で毎朝鳴いているそうで、サンコウチョウが見られそうな林道も教えてもらいました。

思えばプーケットのアオショウビンも放牧地の木に止まっていたんだから、ここら辺でも期待できそう。
まあまだ先は長いので、これから5泊する部屋へ向かいます。
今回滞在するのはコテージで目の前はプールというロケーション。太輝はウハウハです。部屋も結構広くて快適そう。

冷蔵庫に石垣で買ってきたビールを冷やすと、キンキンに冷えてるのを自販機で買ってきてとりあえず乾杯!南国ビールは飲んでも飲んでも酔っ払いませんねー。

ラティーダ正面
お部屋です
お湯のプール

一息ついてさあ、いよいよプールだ!浮輪に空気を入れてる間に、太輝もひとりでがんばって海パンはきました。
勢い込んでプールに入ってみると・・・
 お湯ですねこれは。太陽に照らされて暖まりきっています。 なんかのぼせそうだけど、太輝は大喜びで、 新兵器のハンドル付き浮輪で ブイブイいわせてます。 憧れのプール、よかったねー。 心行くまで楽しんだプールもいいかげん のぼせてきたので、こんどは海に行って見る事にしました。 防風林を抜ける坂を降りると岩場に囲まれた小さな砂浜があり、 水はそこそこ綺麗です。太輝と手を繋いでジャボジャボ歩いてみますが、 サンゴはあんまりありません。

 ハブくらげ(刺されるとやばいらしい)が出ているということだったので、 今日はこれくらいでお終いにします。  

本日の晩御飯はPM6:00に予約したので、部屋にかえってお風呂に入り、またまたビールで一息。南の島で飲むビールはどうしてこんなにうまいんだろう。
6時といってもまだ昼間のような明るさで、ばんごはんにはちょっと早すぎる感じです。
料理はイタリアンのコースで、結構本格的で中々おいしかったです。
太輝にはお子様プレートをいただきましたが大好物のおにぎりとかハンバーグとかいろんなものがいっぱい入ってて、結構なご馳走でした。

お食事と一緒にビールも美味しくいただいて、良い気分で部屋にもどり、ベッドにゴロンと横になって天井を見上げると、なにか黒い物が動いています。げげっ ゴキブリじゃ。
かみさんはパニクってしまい手助けしてくれそうもないので、持ってきていたチョウチョウ採り用の網で捕獲を試みますが、カーテンボックスの中に逃げ込まれてしまいました。
仕方ないのでゴキのことは忘れる事にして、明日早いからもう寝る事にします。寝入ってしばらくするとかみさんの悲鳴と共にたたき起こされました。
さっきのゴキブリが復活して部屋の中を飛び回っているようです。電気をつけると爆睡している太輝のあたまのすぐ先を走って行きます。また網で捕まえようとしましたが、再びカーテンボックスの中に逃げ込まれてしまいました。

状況はかなり深刻です。また出て来られても困るので、フロントに殺虫剤を借りに行くと、ハエ蚊用のやつしかありま

せん。はたしてゴキブリには効くんでしょうか?まあ燻し出し位には使えるかもと思い部屋に戻ってカーテンボックスの中に噴射すると、中からゴキブリ、飛び出してきやがりました。ひぇー。一番嫌いなパターンです。
夫婦共々完全にパニックですが、なんとかしなくちゃなりません。
部屋の中を飛び回るゴキブリが壁に止まったとき、網をかぶせて動けなくして、網の上からハエ様にかけまくります。 網がびしょびしょになるくらいかけまくったところ、蚊用殺虫剤を狂ったさすがのゴキも動けなくなりました。
そのまま網に入れて外に持っていき、ゴキブリを捨てて任務完了です。 あー怖かった。
さあ明日はアカショウビンだー。早く寝なくちゃ。 

コレはヤモリ↑ 

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