2003年7月12日〜7月20日 夏休み 西表島で冒険だ!


2003年7月17日 南風見田の浜と西表温泉

昨日泥酔していたにもかかわらず、こういう時はちゃんと早朝に目が覚めるもんです。
西表島も残すところ今日と明日のあと2日。まだアカショウビンのまともな写真は撮れていません。あせりますねえ。
さて何処に行こうかと悩みますが、とりあえず林道にリュウキュウキンバト狙いで行ってみます。
昨日のお兄さんと話していて、ここはシロハラクイナがやたら多くて、走る姿はチョコボのようだと笑っていたんですが、今日も林道へ行く途中の畑の中の道でシロハラクイナがぴょこぴょこ走って逃げていきます。まだ暗いのもあってまともな写真は撮れません。

林道に着いたのは6時過ぎ、ようやく明るくなってきますが撮影にはまだちょっと厳しい感じです。
この前リュウキュウキンバトがいた辺りに差し掛かると緑の鳥影が道を横切ります。そーっと車を進めていきカーブを曲がったところで、道路の真ん中をメスの後ろにオスがぴったりひっついてこっちに歩いて来るのが見えます。
車を止めてじっとしていると、どんどんこっちに寄って来ますがSSが稼げず写真はいまいち。そのうちリュウキュウキンバトは斜面の藪のなかに飛んで行きました。

リュウキュウキンバト

カンムリワシ

その後、林道の終点まで行って見ますがサンコウチョウポイントにはその気配もなく、アカ様の声も遠くに聞こえるだけで大した成果もなく、昨日のマングローブの橋に行って見ます。

お天気は良いのですが、ちょっと雨がパラついていたので、しばらくは釣りをすることにします。
昨日の事もあったのでトップウォーターで攻めてみると、昨日と同じあたりの水中で何かがギラリと反応しますがヒットまでには至りません。残念。そのうち雨もやんだしあたりもなくなったので、ヨンニッパとD1Xのセットに一脚という装備で撮影の準備をしていると、甲高い猛禽の声が聞こえてきます。声のあたりをレンズを通して探すとカンムリワシ発見!今回は順光です。でも枝が邪魔していて顔しか見えない状態です。しばらく待っているとカンムリワシは飛び立ち、全身が見える斜面の枝に止まってくれました。もちろん撮りまくりです。これで西表島に来た目的の一つは達成できました。よかったよかった。
アカショウビンの声も結構近くから聞こえるんですが、姿は全然見えません。メジロを撮ったりして出てくるのを待ちますが、だめなようなのであきらめて宿の周りに期待をかけることにします。昨日部屋のすぐ前に来てましたからねえ。宿への帰り道、セッカがとっても近くに止まってくれました。ここら辺の干からびた畑にはセッカが多いみたいです。
宿に戻っては見たものの、アカショウビンの声は遠くから聞こえては来ますがそばにいそうな感じはありません。
あきらめて部屋に戻り、もう起きていた太輝たちとご飯を食べに行きました。

メジロ セッカ 謎の幼鳥

今日の午前中は熱湯プールであそんだ後、ゆっくり目の出発で南風見田の浜に行ってみることにします。車を降りると海岸の防風林の中からアカ様の声が聞こえてきます。ゴソゴソ藪の中に入っていくと、アカ様ではないのですが見慣れない鳥発見!なにかの幼鳥のようですが、よくわかりません。サンショウクイかリュウキュウキビタキあたりでしょうか。謎の鳥です。

せっかく西表まで来たのだから、一応水中も覗いておこうと言うことで、スノーケルとマスク、フィンを持って行き、たいきを浮き輪にのっけて押しながら足が着くぎりぎりのところまで行って見ましたが、あんまり綺麗ではありません。藻がちょっと生えているくらいで、なんかさんごはほとんど死んでます。やっぱり温暖化の影響でしょうかね。もっと沖まで行けば違うのかもしれませんが、ここらへんは潮の流れがきついらしいので深入りは止めておきました。

かみさんはフィンもつけてそこらじゅうを泳ぎ回っていましたが、そのうちたいきがびびっちゃって泣き出したので岸にもどり、砂であそびに変更。出発が遅かったので、あっという間に1時半になってました。
急いで昼ごはんに出発!

目標は西表温泉に併設している「パイヌヤマリゾート」のレストランだったのですが、着いた時には営業時間終わってました・・・。仕方ないので他のよさげな店を探して島の反対側の船浦まで行きましたが、結局お店にはめぐり合えずたいきも寝てしまったので、スーパーに残っていたお弁当ラスト2個をかろうじてGETして展望台の駐車場の隅でぼそぼそ食べることになりました。

お食事中に例によって食べ物のにおいを嗅ぎつけて目を覚ましたたいきにお弁当食べさせたりしてるうちに、時刻も4時をまわったので西表温泉に向かいました。

ここには大きなプールがあるのでたいきはワクワクです。早速着替えてプールに入るとおおっ、ここのプールはひんやりしてて気持ちいい。いままで風呂のようなプールばかり入っていたので新鮮だなー。

露天風呂もいくつかあって、水着のまま入れるようになっているのですが、日焼けしていたせいもあってかこのアヅーイ直射日光の下で入るのは正直あまり「あーぎもぢいいー」って感じではありませんでした。というかむしろ我慢大会に近いものがあったなー。まあ一応日本最南端の温泉に入ったって事で良しとしましょう。
でもこの風呂のあとのプールはとってもきもちよかったです。
浮き輪に乗ったたいきをひっぱりながら泳いでいると昨日泡盛をご馳走になった向かいの一家に遭遇。この島普通に観光してたら行くとこ限られるもんね。でもアカ様探したらいつまでやっててもあきません。

今日は西表最後の晩。アカ様との遭遇チャンスもあと少し、それを考えると早くラティーダに戻ってアカ様探しをしたいところですが、みんなは喜んで遊んでいるので帰るわけにも行きません。結局6時頃まで遊んで、宿に着いた頃にはもう日が翳っていました。今日はもうお仕舞いです。
あと西表で過ごせるのは明日の朝だけ。はたしてアカ様のまともな写真とれるでしょうか・・・。

戻る鳥見旅行記トップへ次へ

目次

HOME


inserted by FC2 system