2004年7月15日〜7月22日 奄美大島で夏休み


2004年7月19日 土盛海岸でスノーケリング

 今朝も張り切って近所の森まで行ったが、アカショウビンもオーストンオオアカゲラも声だけ。

 昨日の東屋のある広場でぼーっとしていると、東京から来ているというニコンの800mmをビンテンに載せたOさんがやってきた。
 3泊4日の今日が最終日という事で、ここ数日の鳥見についてうかがったが、ナイトツアーでリュウキュウコノハズクを撮られたそうだ。カレッタハウスで頼まれたという事だったので、今晩お願いしてみよう。
 あと、土盛海岸にアジサシのコロニーがあるので行って見たら良いと教えていただいた。
こちらもたいきが大分げんきになったので、あとで行ってみよう。

 この後、結局鳥は現れてくれず、宿に帰って朝食後、フロントでナイトツアーの申し込みをして、ちょっとゴロゴロしてからしゅっぱ〜つ。

 宿を出て空港方面へ向かい、30分ほどで土盛海岸入り口へ到着した。
サトウキビ畑の道をで降りていくと、トイレと水道のある小さな広場があるが、車でいっぱい。
仕方ないのでちょっと道を戻って、駐車スペースを見つけた。

 ここからスノーケリングの道具2人分とたいきの浮き輪、それにヨンニッパ+三脚のフル装備で砂浜まで行った。

 炎天下の中、編もう汗だくだが気持ちはアジサシだ。
たいきとかみさんが水辺で遊んでいるのを尻目に、ちょっと離れた岩礁目指して歩いていく。
ビーチでこんな長玉担いで歩いていると、盗撮と間違われそうでちょっと困るなあ。

 岩礁までは500m位だったが、カメラを担いで砂浜を歩いていると、足が砂にめり込んで歩くのが大変だ。

 現場について空を見上げると、コアジサシが沢山舞っている。いいね〜。
岩礁には巣があるようで、ちょっと近づきすぎると、親鳥が威嚇してくる。
鳥を刺激しないあたりに腰をすえて、コアジサシの飛翔を撮映。
ベニアジサシやエリグロアジサシも見られるそうだが、今日は気配がなかった。

  あんまり鳥ばっかりにかまけていると怒られそうなので、ある程度撮った後は、灼熱の砂浜を歩いてみんなの所にむかったが、とにかく暑くって海に入りたかったので、一旦車まで鳥撮り機材を持って戻ることにした。
車を止めてあるところまでの登りがまたしんどい。もう全身汗でびしょびしょだ。

 車に機材をしまって浜にもどる途中、露天で売っていた缶ビール2本とジュースを買って皆の所に戻り、乾杯!
あ〜幸せだ〜。ビールは一瞬でなくなった。

 このあとかみさんはちょっと休憩するというので、タモ網をもってマスクにシュノーケルにフィンの完全装備で浮き輪に乗ったたいきと一緒に海に出てみた。

 ちょっと沖まで出てみると、まだ結構珊瑚が残っている。
奄美は沖縄よりちょっと北だから、珊瑚の白化現象はあまりないのだろうか。
久しぶりに見る綺麗な海中だった。

 しばらく泳いでいるとハリセンボンを発見!ためしにタモで掬ってみると、あっさり捕まえられてしまった。
おまけに網の中で怒って膨れるものだから、ハリがタモの網目に引っかかってしまい、出そうにも出せない。

 仕方ないので浜まで戻り、砂浜を掘ってプールを作りしばらく網ごと入れておくと、やっと縮まって網から出てくれた。
なんかハリセンボンに申し訳ないことしてしまったなあ。

 時間はPM1:00すぎ、散々遊んでお腹も減ってきたので海を上がる。

土盛の海岸はとっても綺麗だった

網から取れなくなったハリセンボン


 車に戻ってお店を探すが、なかなかお店がない。そうこうしてるうちに空港まで来てしまったので、空港の食堂に行って
ミートソースとビール、たいきはお子様ランチでお昼ご飯。
飛行機を眺めながらゆっくりご飯を食べてカレッタハウスに戻り、たいきとかみさんはお昼寝をすることにした。

 というわけでまたも独り近所の森へ向かった。
一昨日のサンコウチョウを期待したのだが、今日は気配なし。
東屋の広場に行ってみると、Bさんが来ていたので、晩御飯のうまい店とかを色々教えてもらい、結局何も撮らないまま宿に戻った。まあ楽しかったからいいか。

 夕方からナイトツアーに行くはずだったのだが、部屋に帰ってみるとお目覚めのたいきが嫌がりだしたので、まあ病み上がりってこともあるし、あまり無理させてもなんなので、キャンセルする事にした。

 そのかわり、晩御飯の前にちょっと自然観察の森に行ってツチボタルを見てみようって事になった。
あたりが薄暗くなる午後7時前にカレッタハウスを出たが、駐車場出口の木からリュウキュウコノハズクの声が聞こえてきた。懐中電灯で照らすと、何かが飛んでいった。幸先良いな〜

 しかし近所の森に上がる林道の入り口に着いた頃にはあたりはもう真っ暗。おまけに今日は月も出ていなくってしとしと小雨まで降ってきた。林道をしばらく登ってみるが、あまりの怖さに途中で挫折。
 あんなに暗闇が怖いものだとは、都会に暮らしているとなかなか経験できないよな〜・・・なんて皆で言い訳しつつ今日の晩御飯、さっきBさんに教えていただいた鶏飯専門店の「ひさ倉」へ。

ひさ倉店内、ビールを飲みながら料理待ち 串焼き盛り合わせ

 中はお座敷で中々いい雰囲気だ。
串焼き盛り合わせと鶏刺し盛り合わせ、鶏飯、それにビールとコーラを注文した。
鶏刺しは色々珍しいモノが入っていて面白かったが、やっぱり鶏刺しはささみが一番良いな。
鶏飯は濃厚な鶏の出しがたっぷり。ちょっとしつこいかとも思ったが、ゆずの千切りがいい感じで利いて意外とさわやか。
奄美の鶏飯はけっこう好きなので幸せだった。

たいきはやはりまだ調子がいまいちらしく、コーラだけ飲んであとは大して食べずに早く帰ろうを連発するので、早めに食べ終えて宿に戻った。

今日も一日、楽しかったけど、鳥には恵まれなかったな〜

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