2005年1月15日〜1月21日 ケアンズ探検記


2005年1月17日 さようなら、また来るよ

 きょうでディンツリー滞在も最終日。朝起きてみると結構な雨音がしていたのだが、今日を逃すとルリちゃんに合えるチャンスは限りなく少なくなってしまう。
雨の中、昨日ボートツアーの帰りにルリちゃんを見かけたクリークへ向かった。

ヨ ンニッパにレインコートを着け、こっそりその場所に行って見ると、やっぱルリちゃんは待っていてくれた。
しばらく眺めていると何処かへ飛んでいったので、物陰に隠れられる所に移動して,戻ってくるのをまった。
雨は降り止む気配がなく、時折強くなったりする。おまけに森の中なので,露出は最悪。ヨンニッパ単体の開放でも
SSは1秒とか2秒。
 そんな中、ルリちゃんは戻ってきて狙っていた良い感じの木にとまってくれた。
でもこのSS,きびいしいよ〜
こんな事もあろうかと一脚も持ってきていたので、ボディー側をそれで固定してシャッターを切るが、ミラーが上がってルリちゃん
が見えなくなり、降りて見えるようになった時ではあきらかにポーズが違っていたりする。こうなると数を打つしかないので、ルリちゃんが飛び去るまで「カッ シャン カッ シャン カッ シャン カッ シャン」くらいのペースで連射を続けた。
ルリちゃん、このあとは何処かいったままいくら待っても戻ってこなくて、かわりにミツスイが来てくれたりしたが、雨でレンズも曇ってしまったので撤収。

ルリミツユビカワセミ 共にAF−S400mmF2.8 開放SS1秒前後 ミツスイ

さて、これからどうしよう。宿に戻ったらたいきにつかまるのは目に見えている。
ヒメミツユビカワセミと会える僅かな可能性に望みを託し、初日に案内してもらった裏山をもう一度見てみることにする。

車を走らせていると雨もやんできた。
裏山を超えた所にある橋まで車をゆっくり進めていると、あれ!あの白いのは・・・・初日アンドリューが「声が聞こえる」と言っていたいたあたりでまたまたシラオラケットカワセミ出現!慌てて車を止めるがすぐに飛んでしまい、撮影は出来なかった。まあ昨日たっぷり撮ったから良いか。

橋に着き。そーっと川を覗いてみるがヒメミツユビカワセミもルリちゃんもいない。今日もユリシーズは飛んでいるので撮ろうとするが,飛んでいるのをファインダーに入れる事さえできなかった。蝶もなかなかむつかしいな〜

一息入れて川を見渡していると、下流の木の上の方に何か止まっている。ヨンニッパにテレコンを入れて見てみると  あの凶暴な目付き アオバネワライカワセミ(blue-wingd kookaburra)だ!こいつも今回初めて見た。
車で側まで近寄っていっぱい撮り、一種クリア!アオバネは結局この時一回しか見られなかったので来て見て良かった。川からRedMillHouseに戻る途中には、ヤブツカツクリ(australian brush-turky)も見ることができた。
それにしてもこいつ痛々しい顔だよな〜

ヤブツカツクリ アオバネワライカワセミ


一応朝の結果に満足し、ルリちゃんがきてるかもれないのでレッドミルハウスに戻ったが,今日もルリちゃんは現れず・・・
こんな事だったら昨日朝ご飯の時,もっと撮っておけばよかった〜
仕方ないので庭を歩き回っているツカツクリを撮ってから朝ご飯を頂く。
扉の上に乗っているかえるの置物が前から気になっていたのだが、トリッシュさんに聞いたらホンモノだって。びっくりだ。

朝食後、帰り支度をして清算をしに二階へ行くと、昨日のシラオラケットのCDのお礼だといって、トリッシュさんとアンドリューさんは、二人のメッセージ入りオーストラリアのカワセミ豪華写真集をプレゼントしてくれた。嬉くって涙が出ちゃうよ。
シラオの写真は
RedMillHouseのWEBに載せるからね、ということだ。(しばらく載ってたけど、いまはあとからメールで送ったルリミツユビの写真が載ってます)。

うちらが帰るのを聞きつけ、デンマーク夫婦も見送りに顔を出してくれた。
玄関前でみんなで記念撮影してからさよならをして、車に乗り込み出発。

今回言葉もろくにしかしゃべれないORAT家にもとっても親切にしてくれ、すごく快適にすごさせてくれたRedMillHouseの人達、本当にありがとう、海外でこんなアットホームな宿に泊れるなんて思っても見なかった。
勧めてくれた皆様にも感謝します。行ってよかったし、絶対また来たい所だった。
門を出る時振り帰ると、まだみんな手を振ってくれていた。

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