2005年7月9日〜7月17日 八重山2005


2005年7月12日 竹富島灼熱サイクリング

部屋に戻って一通り怒られたけど、アカ様堪能できたので気分はホクホク。
良い気分で朝ごはんを食べて、荷物を片付ける。

今日は夕方の飛行機で宮古島にとぶのだが、大分時間があるのでその前に竹富島へ行って見ることにした。
向こうで着替えるのも面倒なので、部屋で海パンにはきかえてからホテルをチェックアウト。

そしてまず空港に向かい、機内預けのスーツケースは預けてしまい、撮影機材のリュックはコインロッカーに入れて、
海水浴セットと着替えだけ持ってレンタカーを返しに行くと、レンタカー屋さんが離島桟橋まで送ってくれた。
竹富島までは高速船でほんの10分くらい。真っ青な海の上を快適に飛ばしてあっという間に到着だ。

桟橋につくとレンタバイクや島内観光の業者がいっぱい待っていて客引きをしている。
竹富島の予定は「コンドイ浜に行く」だったので、島内の移動手段をどうするかなんだけど、前に両親が来た時は歩いて行ったと言っていた。でもこの炎天下の中それはきついよな

直通のバスがあるようなのでそれに乗ってしまえばあっという間だろうが、それも味気ない。
折角だからレンタサイクルで島の雰囲気を味わおう!という事になり、レンタサイクル屋のノボリを立てているお兄さんの所に行くと、止めてあったマイクロバスに乗せられ、人数がある程度揃った所で集落にあるお店まで連れて行ってくれた。

受付をして子供乗せのついたのと普通の、ままチャリ二台を借り、たいきは僕が後ろに乗っけて、かみさんがレンタサイクル屋でもらった地図を頼りにナビゲーター役になり、コンドイ浜に向けて出発。

平らな島なので、起伏もそれほどなく走りやすいと思っていたが、集落の中の道はサンゴの砂でできているので
結構抵抗がある上に滑りやすい。それでも赤瓦に高い塀を張り巡らした集落の真っ白なサンゴの道を
走っていくと、いかにも沖縄にいるな〜って感じで良い気分だ。

集落を抜け周回道路まで出ると、ここからは舗装されていたので走りやすくなった。
快適な下り坂を、気分良く降りていく・・・下り坂?  平らと入ってもちょっとは起伏があるのだ。
そして下りの後には永遠に続くかと思われるような、ながーい登りがまっていた。照りつける日差しにあぶられて
干からびそうになりながら必死でこぎ続けるが、なんか人影も全然ないし「コンドイ浜こちら」の看板は見えてこない。

ちょっと止って地図を見てみると、なんだか周回道路を逆走してたみたい・・・
仕方ないので今必死で登ってきた道を、次に待つ登りを考えてうんざりしながら下って行き、さっき快適に下った坂を汗だくになって必死で登る。
次の坂を降りたあたりに他の観光客がいたので道を尋ねると丁寧に教えてくれたので、この先は迷う事もなく、
最後の水分を振り絞ってもうひとがんばりして、なんとか海に到着!つ〜か〜れ〜た〜

景色より、まずビールを売ってる車が目にはいった。
早速二本買ってきてプシュッ、と開けると同時になくなってしまったのでもう一本追加。
やっと人心地がつきあたりを見るとエメラルドグリーンの海が広がっている。


早速支度をして海に入るとやっぱ気持ち良い〜
何処までも遠浅のようで、遥か沖に立っている人も、ひざくらいまでしか水がない。
たいきを浮輪で引っ張りつつマスクとスノーケルで水の中を見てみるが砂ばっかりで魚は少ないみたいで、たまにハゼが穴から顔を出しているのとベラがチョロっと泳いでいるくらいだった。
こう言う所はのんびり仰向けになって浮いているのが気持ちいいな〜

しばらくボーっと浮かんでいるとたいきが飽きてきたので、みんなで沖の砂州まで行って見ることにした。
海は沖に向かうにつれだんだん深くなっていったが、お腹くらいまで水が来たと思ったら、そこから今度はどんどん浅くなっていった。岸から50m位歩いただろうか、ついに砂州に到着。なんだか低い角度から見ると、海の上に立ってるみたいだ。

さらに沖にも所々砂浜が出ている所もあり、そんなところにはアジサシが降りていた。

水は干潮いっぱいくらいだった見たいで、しばらく砂州を散歩したりしていると、だんだん水が増えてきた。
時間的にもそろそろ戻った方がよさそうなので、また遠浅の海を渡り、無料の更衣室のシャワーを浴びて再び自転車で集落に戻る。


帰りは道を間違えなかったのでわりとあっさり集落に入り、シーサーを眺めたり牛車を見たりしながらレンタサイクル屋へもどった。
気がつくとたいきは子供乗せのうえでうつらうつらしていた。そういや朝早かったもんな。

さあ、石垣島での予定もこれで終わりだ。ちょっと寂しいけど、まだ東京に帰るわけじゃないからね。
船で離島桟橋に戻り、そこからタクシーで空港へ。

空港に着くとなんだかお腹が減った。考えてみると朝ご飯の後はビールを飲んだだけだ。
そこで空港の食堂でソーキソバとキンキンに冷えたオリオンの生をたのみマッタリしていると、宮古便搭乗の最終案内のアナウンスが流れてきた。
もっと余裕あると思ってたのになあ。あわてて食べ終わり飛行機に飛び乗って、第二の目的地、宮古島に向かったのだった。

 

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