今日も元気にビュッフェでお腹をいっぱいにしたあとは、またまたプールに行くが、
ここのプールは小さいのでいい加減飽きてきた。
そこで昨日ちょっと通過した隣のホテルのプールに行ってみよう!ということになり、
一度部屋に戻って支度をしてから出発。
プールサイドを歩いていると、木の
上のほうから高音の虫みたいな声が聞こえてきた。
よ〜く探してみると、すっごく小さいオレンジハナドリがとまっている。
お腹がオレンジで上部は紺色の綺麗な鳥だけど、とにかくちっちゃい
ので、一度動かれると再び見つけるのは至難の業だ。
結局こんな証拠写真しか撮れなかった。
ビーチをどんどん進み河口についてみると、この時間帯は満潮らしく川幅は今まで見たことないほどの広さになって
いた。
ためしに川に入ってみると、一番深いところで胸くらいまでの深さがあるが
何とかなりそうだったので、たいきには浮き輪ベストを着させて引っ張り、
カメラなどはビニール袋に入れて頭に乗っけて渡りきった。
しかしこれじゃまるで不法出国している難民みたいだなあ。
隣のホテルのビーチには警備員がいるのでなんか言われやしないかとヒヤ汗
モノだ。
無事対岸に上陸すると、何食わぬ顔で警備員の前を通ってプールへ向かう。
ここのホテルはプールがいくつもあっていかにもリゾートって感じだ。人もいっぱいで華やかな雰囲気が漂っている。
日本からのツアーもいっぱいあるだけあって、日本人もいっぱいいるのでなんだか安心してしまう。
うちらが泊まってるホテルは日本人なんて誰もいないからね。
いかにも宿泊客のような顔をして、ママがバスタオルを借りてきてくれたので、
サマーベッドを並べてベースキャンプを作ってからプールに入った。
たいきは大喜びで泳ぎ回っていて、呼んでも全然寄ってこないので
しばらく勝手に遊ばせておくことにする。
時間ももう昼だしうちらはビールと食べ物でも頼もうかな〜
しかし、ここでのオーダーはやっぱレシートにサインだよねえ。宿泊客じゃないとちょっと厳しいかも。
でも従業員のおねーさんに現金精算を頼むと快くOKしてくれた。
よっし、ハンバーガーたべるぞ〜!とメニューを見ると、げげ〜 今の手持ちじゃビール1杯頼むのが精一杯だ。
ホテルの物価をなめていた・・・
そこでさっきのおねーさんに、今度はクレジットカード払いじゃダメ?と頼むとまたも快くOKしてくれた。
カードをそのまま預けてしまうのも心配なので、念のため決済の所までママが
ついていき、結果各自ハンバーガーとビール2杯(たいきはジュース1杯)を無事
確保できて大満足の昼ごはんとなった。良かったよ〜
料理が来るとたいきもちゃっかり水から上がりお食事タイム。
ハンバーガーはちょっと変わったパティが挟んであっって???だったけど、
やっぱビールはいっつもうまいな〜
食後は再びたいきのプールタイム。
思いっきり付き合わされたが、ここの
プールはかなり広いし、滝あり洞窟あり
で変化に富んでいて結構楽しめた。
とはいってもたいきの際限ないプール欲
に付き合っているとふやけてしまうので、
一度上がってひと休み。
その隙にちょろっと鳥撮りに行かせてもらった。
河口沿いの離れた疎林を覗いてみると、キバラタイヨウチョウやセアカハナドリなどを見つける事ができた。
上空にはシロガシラトビが飛んでいる。
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キバラタイヨウチョウ |
セアカハナドリ |
シロガシラトビ |
プールから河口とはと反対側方面にいくと、斜面に広がる鬱蒼とした熱帯雨林の中にコテージが点在してる森が
何処までも続いている。これは早起きしたらいっぱい鳥が見られるだろうな。
静かな森の中に「ケ〜ッケッケッケッ」と響き渡る、いかにも熱帯の大型鳥類っぽい声はサイチョウだろうか。
声のするほうへ行ってみると、そこで鳴いていたのはリスだった。
そういや実家の近所に住み着いているリスも、こんな声出してたなあ。
さらにしばらくそこらをウロウロしてみたが、これだけ森が深ければと
密かに期待していたルリコノハドリは結局見つけられない。
それにしても森の中はとっても蒸し暑くって汗だくだ。
これじゃさっきのビールももう全部出ちゃったろうな〜なんて思いながら
一息入れてふと時計を見てみると、すでに2時間ほどが経過していた。ほんの30分位のつもりだったのに・・・
かなりやばいな〜と思い、慌ててきりあげてプールに向かっていると、途中にあるジャングルジムで遊んでいる
たいきとかみさんを見つけた。声をかけると別に機嫌悪そうでもなかったので一安心。
一緒にプールに戻り、今度は僕がたいきのお相手をしてプールで遊び、その間かみさんはサマーベッドに横になり、
日が傾きかけるまで、日光浴と読書をしてリゾートライフを楽しんでいた。
皆幸せになれで良かった良かった。ホッ
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