2006年1月14日〜1月22日 ランカウイ3度目の正直!


2006年1月16日 釣りのちサイチョウ そしてピーピー

 たいきもプールを堪能し満足できたようだ。よかったねえ。

 プールの後はホテルに帰る道すがら、河口で釣りをすることにした。

この河口は魚が多いみたいで、来るたびに魚が跳ねたりライズしたりするのを見ていたので、一度釣りをして

見たいと思っていたのだ。

対岸からの方が攻め易そうだったので、干潮で来る時とは比べ物にならないくらい浅くなった川を歩いて渡る。

河口の奥のほうのプールを見ると、小魚がいろんな所でボイルしていた。あれを追っている魚がどれくらいの大

きさかは分からないが、これならきっとルアーにも反応するだろう。

さっそくリュックに入れておいたロッドとリールを組みたて、フローティングミノーを付けて準備完了。

たいきと2人でぬかるむ岸辺を歩き、プールのそばまで行って、魚が跳ねた付近をめがけてキャスト。

トウィッチングしながらリトリーブしてくると、足元まで沢山の小魚が追いかけてくるのが見える。

中には多少大きいのも混じっているが、せいぜい10cmと言う所か。

今つけているミノーじゃ大きすぎる気がしたので、持ってきた中で一番 小さなジグヘッドとグラブに付け替え

再びキャスト。

何度かやっているうちに何かがヒットした。プルプルした引きを楽しみながら寄せてくると10cmほどのマングローブ

パーチだ。日本ではゴマフエダイっていうやつだと思うけど初めて釣ったよ。いかにも熱帯のマングローブに住んで

るっぽいヤツだ。

そのあともしばらく釣りつづけ、もう1回ヒットがあった。

たいきにリールを巻いてみるようオススメしたが、ブルブルするのが恐いからとロッドを握りたがらない。

これが面白いのにねえ。

ちょっと引きを楽しんだあと上がってきたのは、この口で良くこの針に食いつくよな―って感じの10cm切るくらいの

コトヒキだった。

2匹も釣れてたいきも満足してくれたので、これにて釣りは終了。楽しかったなあ。

道具をしまって浜辺をぷらぷら歩いてホテルに向かう。

 

丁度コテージの端っこあたりにさしかかったあたりでママが「サイチョウだ!」と言う。

見ると大きなカササギサイチョウが目の前の木に止まっていた。

良くぞ見つけた、ママエライぞ

カササギサイチョウをこんな近くで見るのははじめてだ。

なんだかマッタリしてて羽繕いなどしていたので、皆でじっくり眺めていると、今度は

ちょっと先のコテージの前の木が騒がしくなった。なんだろうと思ったらお猿の群れだ。

この前ホテルの人が「ここには2種類猿がいて、ひとつはクラブモンキー、もうひとつは

マカクーっていう目の回りの白いのがいる」って言っていた。

目の前にいるのはマカクーの方だった。木から木へ飛び移ったりして大騒ぎしている。

コテージからも白人の中年夫婦が出てきて、なんとなく一緒にサル見物をする。

おばさんが「Baby!」といって指差す方をみると、群れの一番後ろから、赤ちゃんを抱

っこした親猿がやってきた。

赤ちゃんはもともとこういう色なのかアルビノなのかわからないが、とってもきれいな金

色の小猿だった。

カササギサイチョウも見れたし、マカクーの赤ちゃんもみれたし、なんか得した気分で、

部屋に戻りシャワーを浴びたらビールを飲んで一休み。

思えばここも今晩で最後だ。なんかあっという間だったなあ、とベッドにねっころがって

天井に止まったゴキブリを眺めながら考える。

この部屋はいまいちだけど、あの河口は最高だったのでちょっと寂しい。まあまだ日本に帰るわけじゃないからね。

 

今日の晩ご飯は、顔なじみのレストランのお兄さんがたいきの分は

無料でいいよ、と手招きするのでメインダイニングでのマレーシア料

理のビュッフェにした。

料理はピリカラで辛いの苦手な身にはちょっと辛かったけど、食べ放

題だと思うとついつい沢山食べてしまう。

プールサイドでビールを飲みながら食べるサテは美味しかったな。

 

でも食べすぎたせいか、何かがあたったのか、この晩ORAT家の3人は、トイレの前で行列を作ったのだった・・・

恐るべしボロリゾート

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