2006年1月14日〜1月22日 ランカウイ3度目の正直!


2006年1月17日 またね〜パラダイス

そんなこんなでいつの間にかこのホテル最後の朝となってしまった。

楽しい時間は過ぎるのがはやいよな。

ショウビンパラダイスもこれが最後のチャンス。ナンヨウショウビンとアオショウビンはまだチャンスがあるかもしれない

けど、チャバネコウハシは分布が局地的だから、撮れる時にしっかり押さえておかないと。

気は急くが、SSが上がらなくてはどうしようもないので、辺りが明るくなってから出発しよう

と支度をしていると、たいきが「パパ〜 鳥行くの?たいちゃんも行く!」と起き出してきてし

まった。まあいいか、たいきにもチャバネコウハシ見せてやろう。

たいきは昨日に引き続き、虫を採る気満々なので虫取り網を装備、そして二人で部屋を出

発したのだった。

ホテルの芝生を横切り、初日夕食を食べたレストランに差し掛かったとき、その横にある

照明にアオショウビンが止まっているのを見つけ撮影体勢に入る。

まだSSは一桁台しか出てないけど、暗いせいかそれともたいきが一緒なので

なめられているからか、アオショウビンもあまり警戒し

ていないようで、背景はいまいちだったけど、とりあえ

ずアップで大きくだけは撮らせてくれた。幸先いいな

       アオショウビン       

たいきののんびりペースにあわせて蝶を探したりしながら河口へ到着するころには、鳥撮り

にちょうど良い明るさになっていた。

は今日も干潮時、水深もくるぶしくらいだったので難なく川を

渡り、いつもの中州へ向かう。

たいきは草ボウボウの原っぱやドロドロの小川も我慢して頑張

ってついてきた。まさに大冒険だろうな。

ふと気がつくとズボンも虫取り網もびしょびしょになっている。

そしてやっとこさたどり着いたいつもの中州には、チャバネコウ

ハシショウビンの声が響き渡っていた。

 

ここからはたいきにおとなしくしていてもらい、鳥撮りモードに突入。

声を頼りに探していくと、結構近くの木にチャバネコウハシがとまっている。

背中の青いパッチもちょろっと見えて、良い感じだ。これは初日よりしっかり撮れた感じ

がする。隣にいたたいきにもファインダー越しに覗かせてやると、「へ〜これがチャバネ

コなんだ〜」と納得していた。猫じゃないんだけどね

そのあと昨日アオショウビンがペアで止まっていた木にコウライウグイスがやってきた。

チャンス!でも撮ろうと思ったら飛んでしまい、中途半端なトビモノしか撮れなかった。

その後はあまり鳥の出は良くない。たいきにジュースを飲ませたりしながらしばらく待ってみるが、今朝はアオショウビ

ンも森の奥のほうで「ツィッ ツィッ」と鋭い声で鳴いているだけで、姿は見られない。

やはり初日が一番よかったみたいだ。他にいたのはチャガシラハチクイのペアくらいかな。

チャバネコウハシショウビン コウライウグイス チャガシラハチクイ

鳥の気配が少なくなってしたし、お目当ての虫もあまりいなくってたいきもなんだか飽きて

きたようなのでちょっと河口のところまで戻ってみると、川沿いの木でチャガシラハチクイ

ナンヨウショウビンが止まっていた。ツーショットを狙ったが、ファインダーに入れたとた

んに両方とも飛んでしまった。

このまま部屋に戻ろうかとも思ったが、これでここにも当分来れないかと思うと名残惜しく

なってくる。

そろそろ限界のたいきをなだめすかしてもう一度中州まで戻ってみると、さっきの木に

チャバネコウハシが戻ってきてくれていたので、ボディーを神から20Dに取り替えて撮影

開始。たいきにそのままじっとしてるように言って、少しづつ近づいては撮り、近づいては撮り、とやって、結局これが

今回いちばんでっかく撮らせてくれた画像になった。チャバネコウハシショウビンはこれでなんとか満足いったかな。

たいきはもう退屈の限界に達してるようだしおなかも減ったみたいなので、鳥撮りはこれで終了。ご苦労様でした。

再び川を渡り、ビーチ沿いの草むらの中を、チョウを探しながらのんびり部屋に戻ったのだった(チョウの収穫は0)

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