2006年1月14日〜1月22日 ランカウイ3度目の正直!


2006年1月17日 パラダイスから楽園へ

 部屋に戻りあまり代わり映えのしないビュッフェの朝ご飯を食べたら、そろそろ荷物をまとめなくちゃ。

散らかしまくった荷物をスーツケースに無理やり詰め込み、PC一式を片付け終わった頃にはもう昼になっていた。

しかしこれで半日つぶれてしまうと思うと、滞在中の宿舎の移動は考えもんだなあ。

 フロントへ行ってタクシーの手配をしてもらい、その間にチェックアウトを済ませた。

もうあのカワセミパラダイスにいけなくなると思うと寂しいが、ゴキブリ部屋から出られると思うとほっとする。

今度ここに来る時はきっと隣のホテルに泊まるだろうから、このホテルに来る事も2度とないだろう。

 毎晩の食事と飲み物などのトータルで1万円ちょっとといった所だ。こちらの物価からすると高いんだろうけど、

ホテルだからまあそんなもんだろう。

 

 タクシーが来たので荷物を積みこみ、今回第2の宿泊先、豪華ホテル、ジ・アンダマンへ張り切って出発。

車は結構なスピードでゴム林の中の道を快調に進んでいく。

20分ほど走ると、なんとなく覚えのある道にでた。前回来たときレンタカーで通ったような気がする

ここまで来たら、ジ・アンダマンへの道ももう半分は過ぎただろう。

これから先、レンタカー借りるとなると免許証がいるんだよなあ・・・・そういえば国際免許は何処にしまったっけ?

とママに尋ねると・・・・

何処にもない・・・・

わ〜!!そういえば免許からパスポートから貴重品まで、全部セイフティーボックスに入れっぱなしだ〜〜〜!!!

あわてて運転手さんにホテルに戻ってくれるように頼むと、OK!マカセナサイ!ってな感じで飛ばしてくれて、

超特急でもう2度と来ないと思っていたホテルに再び到着。

さっき笑顔で送り出してくれたロビー係のお兄さんが不思議そうにこっちを見てる。ハズカシ〜

フロントにいたのはさっきチェックアウトした時のお姉さんだったので、貴重品預けっぱなしだった事を話すと

すぐにセイフティーボックスを開けてくれて、無事貴重品を回収したのだった。

そして今戻ってきた道を再び飛ばしてジ・アンダマンについた時、運転手さんにチップを弾んだ事は云うまでもない。

ジ・アンダマン、そこはランカウイ北西部のジャングルの中にひっそりと佇む、お隣のダタイと並ぶ高級リゾートだ。

ここはORAT家大のお気に入りで、来るのは3回目になる(1回はプールに入っただけだけど)

周りにはジャングル(とダタイ)以外何もないけど、一度滞在するともう何処にも行きたくなくなってしまうような所だ。

エントランスからいきなりさっきまでのホテルとは大違いで、東南アジア風の天井が高く風通しがいいロビーの向こうは

熱帯雨林に囲まれたプールを見下ろせるバルコニーになっている。

籐のソファーに座って、ウェルカムドリンクを飲みながらゆったりとチェックインをしていると、ホントさっきまでとはまる

で別世界にいる感じがする。優雅だ〜

スタッフもみんなにこやかでいい感じ。ホテルはやっぱこういうところが大事だよなあ。

今回の部屋はロビーから右側の棟のデラックスルーム(といってもデラックスより下はないのだが^^;)ということで

チェックイン終了後さっそく案内してもらう。

 

フロントのある5階からエレベーターで今回滞在する1階まで降りて、静かな廊下を歩いてついた部屋は・・・・

やっぱパラダイスだった〜

さっきまでいたホテルとは雲泥の差、まず清潔感が違うし(絶対ゴキブリなんていなそう)明るいし広いし、部屋の前の

バルコニーは高床式のデッキになっていて、お昼寝用ベットが2台置いてある。

部屋の隅には子供用の小さいベッドもしつらえてあり、たいきも大喜び。

部屋の前はジャングルの向こうに海が見え、景色もばっちり。

早速ベッドに寝転がりノビノビ〜 すっごいリラックスできる。これだけでも来た甲斐があるってもんだ。

寝転んでパンフレットを眺めていると日本語のものもあり、それによると今日の夕方、ホテル主催の無料ナイトウォー

クがあるらしい。今からでも予約できるかコンシェルジュデスクに聞いてみると大丈夫だという。こういうのは思い立っ

た時に行かないと勢いがつかないし、もしかしたらフクロウ類が見られるかもしれないので参加することにして、たいき

とママの3人分を予約してもらい、そのあとまたしばらく幸せに浸る。

     

しかしいつまでもゴロゴロしているのももったいないし早くビールも飲みたいの

で、そろそろ水着に着替えてプールへ向かう事にした。

部屋を出て、ジャングルの中の道をしばらく歩くと、森に囲まれるようにして

プールがある。

さらにプールのちょっと先は小さい入り江になっていて、思い返せば7年前、

ここでチャバネコウハシを見て鳥撮り熱が再発してしまったのだ。

ただ前回覗いた時はナンヨウショウビンしかいなかったんだよな。

今年はどうだろう・・・・ということで、もちろんプールサイドへはロクヨン一式も

担でいった。

 

まずは日当たりの良さそうな所のサマーベッドを確保してベースキャンプを作り、

そのうしろにロクヨンを置いていると

ナイナイの岡村に似ているスタッフがやってきて話しかけてきた。

オカムラくんはロクヨンに興味津々の様なので、沖の船にピントを合わせて覗かせてあげるととっても喜んでいた。

「ここにはでっかいクロコダイル(多分オオトカゲ)がいるからあとで見つけたら教えに来る。これで撮ればばっちり

だ!」とやる気満々なので、「鳥を撮りに来たんだけど、ここらへんでキングフィッシャーは見たことある?」と聞くと、

入り江の所で見たことがあるというのでちょっとは期待できそうだ。チャバネコウハシの事だったらいいんだけどな。

 

プールサイドのスタッフはこのほかオカムラくんの友達アリノくんやらロンボ

ク島出身のバリくんやら、みんなフレンドリーで、滞在中とっても良くしてくれ

た。前半のホテルの無愛想なスタッフとはえらい違いだ。

オカムラくんと世間話をしている間にかみさんとたいきはもうプールに入って

一泳ぎしていた。暑いもんな〜

とりあえずオカムラくんにビールとシェフのオススメメニューを頼み、その隙に

プールに入った。ん〜冷たくて気持ちいいな〜

 

ここのプールはかなり広い上、マングローブの水路をイメージしているように曲がりくねり、水深も変化に富んでいるの

でぐるぐる回っているだけでジャングル探検をしているみたいで結構楽しい。

小さなウォータースライダーもあるのだが、たいきはびびってなかなかやろうとしない。

そんなたいきと一緒に一周して、プールバーの所に差し掛かると、オカムラくんがこっちを見つけ、ビールを持った

トレイを掲げて「イェーイ」とやっているので急いでベースキャンプに戻るとオカムラくんも到着。

まずはジ・アンダマン初ビールをグイッといっぱい。うんめ〜〜〜      あっという間に飲み干してしまった。

お料理ももうすぐ出来るというので一緒にもう一杯持ってきてくれるよう頼みしばらく寝転んで休憩していると、程なく

オカムラくんが料理を持って再び現れた。

たいきはフィッシュ&チップス、大人はシェフのオススメ、シーフードのピザだったが、

なんだか久しぶりに美味しいものを食べた気がするよ。

たいきの山盛りポテトと3杯目のビールでお腹いっぱいになってしまい、なんだか眠く

なってきたがそうはたいきが許してくれない。

食べ終わるとすぐにプールに入りたがって大騒ぎだ。

ベースキャンプはウォータースライダーの目の前だったのだが、そのうちそこで外国

人の女の子が遊び始めたので「たいきも一緒に行って来ればいいじゃん」というが、

恥しがってぜんぜん近寄ろうとしない。

しょうがないので一緒に何度か滑ったり、その女の子とお話したりしていた

らなじんできたようでようで、いつの間にかすっかり仲良くなっていっしょ

に遊ぶようになっていた。言葉通じないのに子供はすごいよな〜

これでこっちも一安心。

さあ、入り江に行ってみよ〜

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