2006年1月14日〜1月22日 ランカウイ3度目の正直!


2006年1月18日 ジ・アンダマンの朝

 ジ・アンダマン最初の朝。寝心地のいい清潔なベッドで久しぶりに熟睡

できて目覚めはすっきりだ。

たいきも早く寝ちゃったせいか目覚めすっきりの様で、今朝も網を持って

お供するらしい。

まだ太陽は山陰に隠れているが、あたりはもうだいぶ明るくなってきた。

まだ森の中は暗いので、部屋の前の林を抜け、ビーチ沿いを歩いていく。

今朝も潮が引いていてビーチが広い。カニの穴とかを突っついたりしながらしながら思い出の入り江に到着。

さあ、チャバネコウハシいるだろうか。ドキドキしながらこっそり覗いてみた

が・・・やっぱりいなかった。もうここにはいなくなっちゃったんだろうな。

とりあえすたいきと記念撮影。

奥に見える白っぽい木が7年前はチャバネコウハシとヤマショウビンのお

気に入りだったんだけどなあ。

まだあきらめきれないから一回りしてあとでまた来て見よう。



入り江からビーチ沿いの小道をグライハウスまで歩き、

きのうのナイトウォークでいった覚えのあるわき道にそれ

て奥のほうまで行ってみると、ルリコノハドリらしき声が聞

こえてきた。木の上のほうを探してみるが逆光で真っ黒な

シルエットの影がチラっと見えただけで、何の鳥かはよく

わからなかった。

その先から太い声が聞こえてきたのでさらに行って見る

と、数羽のカササギサイチョウが鳴き交わしながら、木々

の中を移動していく所だった。やけにまつ毛が目立つし声も動きもなんだか動物じみた鳥だなあ。

ここで引き返し、ビーチ沿いにさっきの入り江まで戻ると、丸木橋の横の

背の高い木に何か大きな鳥が止まっていた。またカササギサイチョウみ

たいだ。今度はペアで羽繕いをしている。

今朝はサイチョウが多いようだ。

そのあとまたこっそり入り江の方を覗いてみるが、やっぱり何もいない。

ナンヨウショウビンまでいないなんてどうしちゃったんだろう。

しばらくここで休憩する事にして、たいきに水遊びをさせながら佇んでいると、藪の中で何か動いた。

ちょっと遠かったがロクヨンでのぞいてみると、すごく小さいサイホウチョウの仲間だった。

他にもキビタイヒヨドリが出てきてくれたがショウビン系は姿が見えない。

さっきサイチョウが止まってきた木から、妙に綺麗な声が聞こえてきたので見上げると、今度は中型の鳥が数羽止ま

って、いる。初見のキュウカンチョウだ。

マイナの仲間だと思うとありがたみも半減だけど、「Hill-Maina」って言うだけあって普通のマイナより森の深いところを

好むのだろうから、ちょっとはメズラシ度は高いかも。

先入観なしで見てみると、くちばしのオレンジ色が鮮やかで中々綺麗だ。

判りにくいがサイホウチョウ キビタイヒヨドリ キュウカンチョウ

キュウカンチョウの止まっているところのさらに上に止まっているのはツバメのように見えたが、よく見るとハチクイだ。

最初はまたチャガシラハチクイかと思っていたが、なんだか色味が違うし尻尾もとんがってるような・・・

おお〜これは初見のハリオハチクイだ

半島をはさんであっちとこっち、直線距離にして数キロ位だろうけど、それでも住んでるハチクイも違うんだな。

枝から飛び出して何かを捕まえ、また枝に戻るって言うのを繰り返していたので、トビモノ狙っておもわず撮影に熱中

してしまった。

その間たいきは川のところで一人で遊んでいてくれた。えらいぞたいき。

でもかなり退屈だったようで、もう部屋にもどってご飯を食べに行きたいという。

まあお腹も減ってきたし、そろそろ切り上げる事にしようか。

またビーチ沿いに部屋の前辺りまで戻り、防風林を抜けようと思ったら、グエー

とショウビン声が聞こえてきた。


声のほうを探すと、ナンヨウショウビン、今日も登場。

こんな部屋の近くにも居たんだ。

入り江でちっとも姿が見られなかったあとだけに、いつもよ

りありがたく感じてしまうなあ。

これを最後にこの日の朝撮りは終了。

部屋に戻ってまだ寝ていたママをたたき起こして、朝食

の豪華ビュッフェへと向かったのだった。

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