2006年1月14日〜1月22日 ランカウイ3度目の正直!


2006年1月19日 久しぶりの一人で朝撮り

たいきは連日のプール浸りで疲れたのか、今朝は起きてこないので、一人でこっそり鳥撮りに出かけた。

自由っていいな〜〜。

今日はMk2と、ロングレンジ撮影用として20Dの代わりにロクヨンに付けるデジスコアダプターを持っていく。

まずいつものように入り江をチェック。なんにもいない・・・

そのあと昨日のザ・グライハウスまで行ってみるが、夜の妖しい雰囲気が全然

ない。なんだか早朝のここは人もいないしがらんとしていて抜け殻みたいだ。

今日は何処まで続いているかわからないグライハウスの裏側の舗装道路を歩い

てみる事にする。

建物の横を通り裏側に出ると、ナイトウォークのときエディーが先週オオサイチョ

ウがいたと言っていたところに出た。

木の上のほうから金属的な声が聞こえてきたので姿を探すとカザリオウチュウが

2羽で追いかけっこをしていた。

距離があったので、早速Mk2をデジスコアダプターに付け替えて狙ってみるが、

逆光のところばかりでいまいちな上、なんだかファインダーの像が曇る。

変だととおもってメガネをチェックしたが別に
それほど曇ってない。

で、レンズの前玉を見てみると、結露で真っ白だ〜

これじゃいくらEDレンズでもまともには写らないよ。

もってきたレンズ拭きで拭いてみるがまたすぐ曇ってしまう。レンズの温度が外気になじむまで仕方ないか。

それにしても湿気もすごい。これが熱帯雨林の実力なんだろうな。

気を取り直してホテルから離れる方向に伸びている道路を進んでいった。

道は曲がりくねってだんだん登りになっていく。

はるか彼方の木の上では聞きなれた声のルリコノハドリが止まっていたが、またも逆光のうえ遠すぎて色まで良くは

わからないが、撮った画像をチェックすると、なんとなく全体くすんだブルーっぽいのでメスかもしれない。

カザリオウチュウ ルリコノハドリ♀ ブッポウソウ
この三枚ともロクヨン+ビクセンGHL20+CP4300のでジスコシステムで撮影

同じ木ではカザリオウチュウもフライングキャッチを繰り返していた。

道の斜度がちょっと急になってきたあたりで、道路沿いの枯れ木のてっぺんに鳥が止まっているのを見つけた。

レンズを拭いて何とか見てみたらブッポウソウだ。もちろんド逆光。

逆光を克服するには、木のてっぺんと自分の目線が同じ高さになるまでこの道をどんどん登って行くしかないと思い、

ブッポウソウの止まっている木を通り過ぎてどんどん先に進むが、ふと振り返るとブッポウソウはもういなかった。

しばらく行くとゲートがあり、その先の木でサイチョウが騒いでいる。

さらに進むと大き目の道路に突き当たった。この道はジ・アンダマンの前を通ってダタイへ向かう、ここに来る時通って

きた車道のようだ。

あまり鳥の気配もないので、来た道を引き返すと、さっきの枯れ枝にまたブッポウソウが止まっていた。

レンズの曇りは取れたけれど、やっぱり見上げの角度になってしまい色はでないなあ。

その先の木ではまたサイチョウが数羽で騒いでいるようなのでので姿を見よ

うと探していると、思いがけずその木の中腹に猛禽が止まっているのを見つけた。

頭の毛ががピンと立っているけどなんだろう。

色が白っぽいから何かの若鳥だろうか。ボディーをデジスコシステムからMk2に

取り替えて何枚も撮るが、この若様は微動だにしない。結構な貫禄だ。

この猛禽を撮る事が出来て、ここまで来た甲斐があったってもんだ。

喜んで道を下っていくと、ザ・グライハウスの裏でまだ

カザリオウチュウが追いかけっこをしていたが、時間も

もう9時を過ぎていたので早く部屋に戻らなくちゃ。

それでも一応撮影はしたけれど、深追いはしなかった。

やっぱり逆光のいまいち画像しか撮れなかったが、

カザリオウチュウは真っ黒だから
なおさら難しいよな。

急いでビーチにでて、また入り江をちょっとのぞいてから部屋に戻ると、たいきが

おなかを空かしてまっていた。早く朝ごはんに行こ〜

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