2007年１月１日　あけましておめでとう、いってきま〜す

　機内はやっぱり満席だったが、機内食には正月っぽいデザートが付いていて、ママは結構喜んでいた。

ただし食事を配られた順番が終わりの方だったので選択の余地がなくなり、今年初のご飯はウナ丼になってしまった。これからタイに行くって言うのにウナ丼ってのはちょっと興醒めだなあ。こうなったらせめてビールだけでもタイ気分を盛り上げたい、ということでSINGHAを頼む。

　機内でのたいきはおとなしくDSをやってくれていたので、ゆっくりビールを飲んで本を読み、ちょっと寝て、と久しぶりに自分の思うままのペースで過ごすことができて快適だった。DS買っておいてホントに良かった（＾＾；

　そして飛行機は定刻どおり出来立てほやほやのバンコク・スワンナプーム国際空港に到着。

そういえばタイは９月に無血クーデターがあったんだよな。なんか全然そんな物々しい雰囲気はないけれど、ボーディングブリッジのほぼすべてにに国王の絵が描いてあったのは求心力を国王に求めた影響なのかもしれない。

　ここでクラビへの便の乗り換えに４時間ほどの待ち時間があったので、まずはタイバーツへ３万円ほどを両替して、あとはレストランでお茶（ビール？）でも飲んで時間をつぶす事にする。

　この空港、２００６年にできたばかりで、そのせいかなんだかガランとしていた。　置いてあった地図を見てみるが、何処に何があるのか良くわからなかったので、インフォメーションに行ってレストランの場所を教えてもらう。
　レストランはちょっとわかりにくい所にあったが、入って見るとかなり広いキャフテリアで、オープンエアのスペースもある。ORAT家は迷わずオープンエアの席に着き、熱帯の蒸し暑い空気と東南アジア特有のなんともいえないにおいを楽しみながら、ピザをつまみつつSINGHAを数杯飲んで３時間ほどマッタリすごした。

しかしちょっとマッタリしすぎたようで、なんだかボーディングタイムぎりぎりになってしまい大慌てで飛行機に乗り込む。

バンコクからクラビまでは１時間ちょっとのフライトだが、KL〜ランカウイの時は出なかった機内食が付いていた。タイ航空サービス良いじゃん。
　機内食はなんだかビーフンをマカロニ状にしたようなもので、歯ざわりはプリプリしていてすっぱいような辛いようなビミョーな味。これがタイ料理ってもんなのかなあ。
それとデザートに正月模様のお菓子が付いていた。さっきバンコク便で食べたのと同じやつだ。機内食と格闘しているうちに飛行機は無事クラビの空港に到着。ここもできたばかりの空港で、なんだかガラ〜ンとしていた。

　空港から外に出るとマリタイムからの送迎のお兄さんが待っていてくれたのでワゴンに乗り込み１５分ほどで電飾キラキラのマリタイムに到着。この豆電球、去年のムティアラを思い出す。　巻き舌でよく聞き取れない英語を話す受付のおばさんと何とか意思の疎通をし、やっとの事で部屋に入る。なんだかえらく遠かったなあ・・・

　部屋自体はそこそこ広くて清潔感がありバルコニーも付いている。
早速短パンTシャツビーサンのいつのも熱帯標準装備に着替えミニバーからビールを取り出してバルコニーに出て乾杯！何処からか聞こえてくるヤモリの鳴き声が心地いい。
バルコニーから眺めるライトアップされたプールの先にはこのホテルの名物らしい石灰岩の大きな崖が照明にあたり浮かび上がっていた。

　ビールを空けたらちょっと小腹が減ったので、レストランへ軽く食事をとりに行った。　ここでもバルコニーの席に座り、サテとナシゴレン（タイではフライドライス？）とタイ風ミーゴレンとも言うべきパッタイ、それにSINGHAを注文した。いままで機内食とかバンコクで食べたピサとかたっぷりのビールとか色々お腹に入れていてのでこんなもんで十分だ。

まずはSINGHAで無事クラビ到着を祝って乾杯。やっぱ暑いところで飲むビールは旨いねえ。それにしてもこのビール、今日何杯目だろう・・・　そのあと来た料理も中々美味しい。とくにパッタイはオムライスのように卵に覆われた中にきしめん風のビーフンが入っていて、それに甘辛のたれが良く絡み、歯ざわりといい味付けと言い、とっても好みでかなり美味だった。さっきの機内食ももしかしてこれを目指していたのだろうか。だとしたらアレはかなりの失敗作だな・・・

　お腹いっぱいになるとあっさり眠くなってきた。たいきも既にへろへろでまともに立っていられないくらいだ。タイは近いわりに日本との時差が２時間あるので、この時PM１０：００だったのが日本じゃAM０：００。それじゃ眠くもなるはずだ。朝も早かったしね。

と言うわけで部屋に戻りパパッとシャワーを浴びてからすぐ爆睡。
さて、明日は何が見られるかなあ・・・