2007年1月1日〜1月8日 クラビサバイバル?


2007年1月3日 たいきと朝撮り

 2日目の朝撮り、今日はなんか成果上げなくては、と気合を入れて部屋を出ようとすると、ベッドの方から「たいちゃんも行く〜」との声(泣)

 というわけでたいきと2人で鳥撮りに出発。たいきは虫捕り網と虫かごを装備、一応飽きてしまった時のために釣竿も持っていく。昨日に引き続き大音響でBGMの流れるラグーンを回り込み、浮き桟橋へ向かった。

 まず出迎えてくれたのがここに住み着いているらしいササゴイ。
昨日もいたよな。
 
対岸のマングローブの中からチャバネコの声が聞こえては来るが、とても姿が見られるとは思えないな〜、なんて思いながら眺めていたら、声のあたりで青い鳥がうろちょろしているのが見えた。ヤマショウビンだ!

 昨日は向こう岸まであまりに距離が離れていてまともに撮る事ができなかったので、今朝は遠距離戦用にDS接眼のデジスコキットも持ってきている。
早速Mk2からデジスコに切り替えるが、倍率が高すぎて中々ファインダーに入れられない。飛ばないで〜と念じつつなんとか捕捉成功!
 しかし浮き桟橋は文字通り水の上に浮いているので結構波で揺られる上、川面にはうっすらと霧がかかっていて、中々クリアに撮ることができない。
 そうこうしているうちに、ヤマショウビンはマングローブの奥に入っていってしまい結局まともな画像は1枚もなし。

 もう一回出てくるまでちょっと粘ろうと思ったのだが、なんだかたいきははやくも退屈そうだ。そこで釣竿にルアーをつけて釣り開始。

 そこらじゅうで小魚がボイルしているのだが、何か大物に追われているのだろうか。
水の中を観察すると10cmほどのテッポウウオや小さなサヨリのような魚がいっぱいいる。 こいつらが何かに驚いて跳ねているだけなのかなあ。しばらくボイルのあたりに向かってルアーを投げてみたがアタリは全然ない。すると「もう帰ろうよ〜」が始まった。おいおい、10分もやってないぞ〜
 たいきはまだ釣れない釣りに趣を感じられるほど大人じゃないので釣れない釣りはただ退屈なだけだってことだね。こうなったらもうどうしようもないので、これにて釣りは終了。たいきの気を紛らわすため、浮き桟橋は撤収して他で鳥を探す事にする。

 ラグーンの方へ戻っていくと昨日と同じポイントでオオルリチョウが遊んでいた。この鳥、真っ黒にしか見えないんだけど、どうかすると瑠璃色が出るのかな。羽に白い斑点があるのでもしかしたらまだ幼鳥なのかもしれない。
あまりこちらを気にする事もなく、マイペースで遊んでいる。なんかたいきみたいなやつだなあ。

 このあと昨日のサイクリングコースの方に行ってみた。
はるか彼方の木の上にセアカハナドリがいるが、民家の上の木だったのでレンズを向けるのがはばかられ、撮影できず。

 たいきはヤシのプランテーションのところで蝶を見つけて大張り切りだ。がんばって走り回り、とりあえずシジミ系やシロチョウ系、ジャノメチョウ系の3種類の蝶を捕まえた。しかし前に比べると大分網サバキが上手くなった。やっぱりちゃんと成長してるんだね。

ちなみにこの蝶たちは蝶コレクターのおじいちゃんへのお土産にするそうだ。そんなの日本に持って帰って良いのかなあ?まあ機会があったら脱出してもらうとしよう(^^;

 蝶を追っかけていたおかげで大分先に進む事ができた。
こんなんでもないと「疲れた〜帰ろうよ〜」とうるさくてしかたない。
そろそろサイクリングコースも終わるというあたりまで来ると、正面の藪で
オオバンケンが羽を広げて日向ぼっこをしている場面に遭遇した。
これは絶好のシャッターチャンス!と思ったが、レンズを向けた時点で既に向こうはこっちに気付いていたようで、あっという間に歩いて藪の中に隠れてしまった。

そのあと昨日と別のコースを通りホテルの方に戻る途中、なんとこんなところでまさか!のこの巨大鳥発見!

なんだかな〜、こんなところでダチョウを飼っているよ。しかしたいきは大喜び。
このダチョウ、とってもお利巧でなんか妙になれなれしい。たいきに付きまとうように檻の中を行ったりきたりしている。
「もしかしてこのダチョウ、たいきの事好きなのかもね」と言うとたいきも大喜び。もしホテルにダチョウの串焼きとかのメニューがあってもきっと注文できないだろうな。

そこら辺に生えてる草でもあげてみれば?って言ってみたのだが、やっぱりそれは怖いらしい。近くで見ると結構凶暴そうな顔してるし、なによりでかいしね。というわけでとりあえず一緒に記念撮影。

この後は特にたいした鳥も現れず、たいきも「お腹減った〜〜」とうるさいので朝撮りは
終了。なんか全然成果なかったなあ・・・

部屋に戻るとまだかみさんはまだ爆睡中だった。

 

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