2007年1月1日〜1月8日 クラビサバイバル?


2007年1月6日 爽快 ランタ島ツーリング 

 なんだか疲れ果ててしまったが、最後の力を振り絞り部屋まで登っていくと、たいきは飽きもせずに付録のヒーローDVDに熱中していた。
さあ、朝ごはんでも食べに行くか。

再び階段をくだりレストランへ向かう。
朝ごはんはビュッフェだったがホテルの規模に比例するように品数もそれなり。
タイフードっぽいのは肉と葉っぱの炒め物とフライドライスくらいで、後はオーソドックスにベーコンやソーセージやサラダなど。卵はオムレツ、フライドエッグ、スクランブルエッグをその場で焼いてくれる。
僕はいつものように全部の具入りオムレツを作ってもらう。
たいきは色々な食材を駆使してお皿の上に顔を書いていた。お〜い、ちゃんと全部食べろよ〜

食後はまたヒーヒー言いながら部屋まで戻り、ベッドに寝転がって地図の載ったパンフレットを眺めながら今日のスケジュールを考える。ひーこの目標は洞窟探検、たいきは象に乗りたいらしい。
洞窟探検と象トレッキングが一緒になったツアーもあるけれど、なんだか拘束時間がえらく長いのでパス。
折角バイクを借りてるんだからツーリングもしたいしね。
地図を見ると島の南部西岸に「Elephant Trecking」と書いてある所があるので、まずはそこを目指そう。

みんな準備も整いフロントに降りていくと池脇千鶴がいたので新しいバイクの鍵を借りた。
今度はちゃんとガソリン入ってるんだろうねえ。

 そしてみんなで今日乗るバイクにご対面。ガソリンメーターを見ると残量はEと真ん中の線の間くらい。まあこれならいいか。
 このバイク、大きさはゲンチャリ程度だけど意外とシートが広いので3人でも何とか乗れる。たいきは保育園の送迎の時と同じ乗りなれた一番前、僕が運転でひーこは後ろに乗った。

お天気もどんどん良くなってきて、走るのも気持ちよさそうだ。たいきにヘルメットをかぶせ、3人乗りでツーリングに出発だ〜

ひーこにはカメラを渡し、後ろの席からランタ島の風景を撮ってもらう。
朝走った道を再び北上していくと、あさはやっていなかったマーケットが開催中でひとだかりができていた。今日は土曜日だから土曜市かな。屋根だけのスペースに果物や魚介類、服などが所狭しと並んでいてとても賑やかだ。

マーケットを抜け、ちょっとした街中を通り過ぎ進んでいくと、朝通った峠道に差し掛かった。さすがに三人乗りは重いようでスピードが急にがくんと落ちる。
ウンコラショっとがんばって峠の頂上までついて一休み。
ここから眺めるランタ島は・・・やっぱりあまり鳥がいなそう。全体的に荒地が広がっている感じだ。牧草地なんだろうか。

この峠の休憩所でアメリカンバイクに乗っている白人カップルに会った。
う〜ん、ノーヘルでアメリカンに乗って熱帯の太陽の下をのんびり走るなんていいよなあ。折角来たんだからもっとでっかいバイク借りとけばよかったなあ・・・とちょっと後悔。ホテルじゃ選択の余地なかったからねえ。でもきっとこのスクーター借りるだけのお金出したら町のレンタルバイク屋でアメリカンも借りられてたに違いない。なにせ1日800バーツ、タイの物価からしたら異様に高かったもんなあ・・・

一息入れたらエレファントトレッキングに向かって再び出発。
峠道を降りていくが、このバイク、ブレーキがアマアマだ。そりゃ3人乗りで前後ドラムブレーキじゃ仕方ないかな。
できるだけスピードを出さないようにして峠を下り、朝曲がった所も通り過ぎ道なりにどんどん進んでいく。
 途中念のためガソリンのチェックをしたらかなり減っていた。もしかしてこのバイクって見掛けに似合わず燃費悪いのかなあ。それともやはり体重の問題だろうか。
しばらく走るとガソリンスタンドを見つけたので給油してもらった。あまりいっぱい入れるのも癪なので、300円くらい入れときゃいいかと思い100バーツ分入れてもらったら入りきらないくらい満タンになってしまった。ガソリンタンクが小さいのかタイはガソリンが安いのか、とにかくなんだか悔しいぞ〜。これからできるだけガソリン使うために空ぶかししまくってやる〜〜(限りあるエネルギーを大切に&温暖化防止!ですよね〜^^;)

ここで運転をひーこと交代して再び出発。後ろに乗ってると景色をじっくり眺める余裕も出てくるってもんだ。
海を左に見ながら心地よく風を切ってバイクは・・・・ん?  海が左??
ちょっと地図を思い出しで見よう。そういえばさっき峠を越えたんだよな。と言う事は今いるのは東岸。目指していたのは西岸。道間違えた〜

来た道を引き返しながらどこで間違えたのか思い起こすと、さっきマーケットの先の街中で右に入るT字路があったのを思い出した。あまり大きくない道だったので行き止まりだとばかり思っていたが、きっとあそこを曲がるんだ!
再び峠を越えて街中に入りさっきの道を曲がってみるとやはりそれで良かったようで、町を抜けると気持ちの良い海沿いの道が続いていた。

ここらへんはジャワ島沖地震の津波の被害が大きかったのだろうか、いたるところにこの「避難地域」の看板が立っていた。ちなみに津波は英語でも「Tunami」というらしい。

ここら辺は交通量も少なく良い気持ちでバイクを走らせていく事ができる。
途中観光客を荷台に乗せたピックアップトラックが追い抜いていく。お客さんたちは風に吹かれて気持ちよさそうだが、やっぱり自分たちで運転しているバイクで走ってる方が開放感があって全然気持ちいいよな〜

アップダウンの激しい道をジェットコースターに乗っている気分で走っていくが、なかなかエレファントトレッキングが現れない。地図だとこの道に入ってちょっと走ったとこにあるはずなのに、もう大分走ってきてしまった。

海沿いの展望スポットがあったので一休みして地図を眺めるが、やはり通り過ぎてしまったようだ。なんかこの旅行では良く迷うなあ。

 

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