2007年7月11日〜7月18日 いろんな意味で自然満喫 八重山2007


2007年7月14日 やっともまともに朝撮り開始

 今朝は朝からいいお天気だ。やっと普通に鳥撮りができるぞ〜。張り切って車に乗り込み出発。

 まずは昨日の祖内の林道に入ってみたが、アカショウビンの声は聞こえるものの姿は見えず。
 目の前をセマルの親が横切る。もしかして昨日のチビセマルの親御さんかなあ。
そして道の真ん中に、まだ湯気を立てているなにかのウンコ発見。もしかしてイリオモテヤマネコ!?
僕には糞だけじゃ識別はできないからもしかしてそこら辺の野良猫のかもしれないけど、ここははっきりさせない方が夢があっていいだろう。

次に白浜林道を覗いて見る。昨日も来たけど、このイリオモテヤマネコ生息情報収集巡回視路の看板見ると、西表に来たな〜と実感する。

こういう看板があるくらいだから、ここら辺にもイリオモテヤマネコが出てくることもあるのだろう。
となるとさっきのウンコがイリオモテヤマネコのだってのもちょっと現実感が出てくるよな。

昨日の林道にも入ってみたが何もいないので車で移動し、麓の谷地の田んぼの方へ入ってみる。
川にそって田んぼが広がっていて、その中でシロハラクイナが稲の穂を食べていた。

谷の奥には堰堤があり、その上は結構大きなプールになっていた。水は結構澄んでいて中々いい雰囲気。近くからアカショウビンの声が聞こえてくる。何処にいるんだろう・・・と思ってしばらくじっと待ってみた。
10分ほど経ったころ、対岸の岸辺から水の中に何かが飛び込んだ。水飛沫の上がったあたりを良く見てみると、葉っぱの隙間から赤い物が見える。やっとアカショウビンが出てきてくれたようだ。しかし距離は50m以上あるだろう。

しばらくその場所に止まっていて、たまに下の水面に飛び込むのだが、暗いし遠いしでダメダメだ。
このままじゃ埒が明かないので、回り込んでちょっと近づこう、と動いたとたん飛ばれてしまった。やっぱ西表のアカショウビンは手ごわいなあ。

このあと田んぼの方をちょっと見てみたが、遠くの枯れ木にキジバトとリュウキュウサンショウクイが止まっていた。
その先の森からキョロロが聞こえてきたので、あぜ道を通って近づいてみたが姿は見えずじまい。

シロハラクイナ アカショウビンの飛び込み サンショウクイとキジバト

結局今朝の成果はこれだけだった。このあとカヌーとトレッキングツアーがあるのでそろそろ宿に戻らないと。

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