2007年7月11日〜7月18日 いろんな意味で自然満喫 八重山2007


2007年715 野底マーベー初登頂!

 宿を出るとまず車で野底マーペーの登り口を目指した。
去年カンムリワシがいっぱいいた林道を道を走っていくと、8合目位から登れる登山道の入り口があるのでそこに車を止めて登山開始だ。

 最初急な坂を登ると去年引き返した原っぱがある。ここからはわりと平坦なので楽勝ムード。山頂もすぐそこに見える。
 麓から登ってくる登山道の方に入ってしまわないようにってことだけ気をつければ迷う事もない一本道だった、しばらくは・・・
 しばらくいくと坂ががどんどん急になっていく。普段平地しか歩いていないOrat家にとっては非常に険しい急坂だ。それに行けども行けども頂上なんて見えてこないので、だんだん気持ちもバテてきた。
 でもたいきはめげずにどんどん登っていくのでこっちが先に音を上げるわけにはいかないよなあ。

 汗だくになって登っていると道端の木にナナフシが止まっているのをを見つけた。この虫もたいきの国語の教材にでてくる「擬態する虫」だ。写真を撮ってひと休み。
そのあともキノボリトカゲや綺麗なカメムシなど、生き物がいるとひと休みして写真を撮ったりしながら登りつづける。


ナナフシ発見


それをひーこが捕獲


カメムシ撮影中


キノボリトカゲ

 最後の方はロープや木の枝を掴まないと登れないくらいの急坂になっていて、生き物を探している余裕はなくなってきた。みんな汗まみれでひたすら上を目指し登り続ける。すると道の先のほうがちょっと明るくなってきた。もうすぐ頂上だ。

 森を抜けると草ボーボーの場所に出て、そこにある最後の岩を登ったら野底マーベーの頂上に到着!ヤッター。
たいきもひーこも僕もみんな大喜び。みんなよく頑張ったよなー。
たいきが自力で山のてっぺんまで登ったのは初めてじゃないだろうか。西表の時のカヌー&トレッキングツアーの時も思ったけど、結構体力あるみたいだ。僕にしてもこんな山登りは久しぶり。ちょっとはメタボ解消になったかな。

 頂上からは東シナ海と太平洋の両方が一度に見渡せる。水筒の冷たい麦茶もすごく美味しい。吹き付ける風も心地よく、しばらく雄大な景色を眺めながら幸せな気分で休憩した。

 そして下山開始。今登ってきた急坂を降りるのは登りより大変そうだ。
案の定たいきはびびってしまい中々進めない。地面は泥ですべるので、僕が先に下りてたいきが落っこちてきても大丈夫なように手を繋ぎながら、一歩一歩降りる。
 

 登りの倍くらいの時間をかけてやっと車のところに戻った時にはみんな疲れきっていたけど、なんだかとっても充実した清清しい気分だった。たいきもすごくいい経験になったんじゃないかな。なんだか自信もついたみたいだ。

 疲れた身体に鞭打って宿に戻り、一風呂浴びてさらにカラカラになったノドをオリオンで潤す。う〜ん、極上の幸せ。
 外は大分日も暮れてきたので晩ご飯を食べに行こう。
いっぱい動いたからお腹もペコペコ。さあ、今日は好きなものが選べるぞ〜、と言ってもそれほどメニューは多くないのだが、やっぱ自分で選べるのはうれしいな。

 たいきはおつまみセットとライス、僕は八重山御膳、ひーこは疲れ過ぎて食欲がないというのでゴーヤチャンプルセットをいただいた。それとやっぱりオリオン生。晩ご飯の時にジョッキで飲むビールはまた格別。

     

御飯の後は懐中電灯を持って裏の公園に行き花火大会。遠くでコノハズクも鳴いている。沖縄の夜だなあ・・・
さあ、明日の朝はどうしよう・・・

 

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