2008年2月9日〜2月17日 たいきバリ島ふたたび


2008年2月10日 ウブドで迷子

 部屋に戻るとすでにおそうじ隊は撤収していた。
バスルームでシャワーを浴びてさっぱりしたところでウブドの町に出撃だ。

 フロントで、街中までの送迎をお願いすると、すぐに待機していたドライバーがやってきた。
 そう、ここはウブドの町までいつでも無料送迎してくれるのだ。

部屋からフロントへ向かう フロントの前にある象の像 アグンラカの門

アグン・ラカ・カー(って名前なのか?)に乗り込むと5分ほどで中心街に入る。
とりあえずモンキーフォレスト通りに行ってもらい、街の真ん中のサッカーグラウンドの所で降ろしてもらった。
目指す店は5年前に昼ご飯を食べた、このグラウンドのすぐ脇にあったワルン。
その店の2階席には高床のお座敷があって、そこにまだよちよち歩きのたいきを座らせて撮った写真があるので、また同じ場所で同じポーズで写真を撮ろうと思ったのだ。

 でも5年も経つとお店もどんどん変わってしまうようで、記憶を頼りに探し出した店の場所はインターネットカフェになっていた。残念・・・

サッカーグラウンド 道に置かれた
お供え物
モンキーフォレスト通り

 しょうがないので昼ごはんを食べるお店を探しておみやげ物をながめつつモンキーフォレストの方ぶらぶらとへ歩いていった。

 ひーこは時々お店を覗き自分とたいきのお友達用にビーズでできた小物入れなどを探していたが、中々気に入ったのがないみたいだ。僕はこの時はいていたスニーカーが暑苦しかったので、道端の店でビーチサンダルを購入。

ウブドに来たらこんなかんじでちんたらお散歩がしたかったのだ。
でもかなりお腹も減ってきたし炎天下でノドもいい加減カラカラ。みんなかなりパワーダウンしてきた。そろそろ本格的に入るお店を探さなきゃ。

奥に見えるのがモンキーフォレスト どこかのホテルの前においてあった
瓶の水の上に花びらを散らして作ったお供え?
モンキーフォレスト
入り口

モンキーフォレストの入り口を過ぎたあたりに「トロピカルカフェ」と言うお店があったのでちょっとのぞいてみると、ライステラスを見渡せるなかなか気持ちの良さそうな店だった。お昼ご飯はここにしよう。

 テラスからはるか彼方まで続くライステラスが見渡せ、気持ち良い風が吹いている。こんなシチュエーションでまずは
ビンタンを一杯。くゎ〜っ たまんないなあ。極楽じゃ。

僕はナシチャンプルー、ひーこはグリーンカレーを注文。たいきは「パパと一緒のやつ!」というのでやっぱりナシチャンプルーにした。 ナシチャンプルーには焼き鳥のサテと日本の厚揚げに似ている豆腐っぽいの、マメを固めて揚げたようなものなどが乗っていた。一度にいろんな味が食べられてたいきも結構気に入ったようだ。

お腹もいっぱいで再び元気になった上、ビールを3本飲んで良い気分になり、まったりとライステラスを眺めていると、遠くにアグンラカらしき建物が見えた。このライステラスはアグンラカの裏の水田と繋がっているようだ。

 せっかくだから帰りはこの田んぼの中の畦道を通って帰ってみようか。地図を見るとモンキーフォレストの先からアグンラカの方に向かって点線が延びているのでいけないことはなさそうだ。
それじゃこの勢いの残っているうちにモンキーフォレストまで戻ってみよ〜!

再びモンキーフォレスト入り口 モンキーフォレストの中 ウワサ?のサル

 再びモンキーフォレストの入り口まで戻り、入場料を払って中に入る。入り口脇ではおサルの餌用モンキーバナナが売っていてたいきが食べたがったが、こんなもん持っているとおサルに襲われるのがオチなので買うのはやめておく。
 結構木も茂っているし、今朝はここらへんからジャワショウビンの声が聞こえていたのでちょっと期待しながら森の中の坂道を登っていていくが、鳥の声は全然聞こえない。モンキーフォレストってだけあっておサルはいっぱいいるんだけどなあ。

 そしてあっという間に森を抜け、向こう側のおみやげ物街に出てしまった。

モンキーフォレストの立派なお寺

 おみやげ物屋街の先には立派なお寺があり、ここがモンキーフォレストの中心みたいだ。これを見たらもうモンキーフォレストは制覇したも同然だろう。

来た道を戻りおみやげ物街の角にあった「ライステラスこちら」みたいな矢印の方へいってみる。きっとこの道がアグンラカの裏の水田に続いているんだろう。

手彫りの置物のギャラリーを通り過ぎるとちょっとした田んぼがあったのだが、もっと広いライステラス目指してどんどん先に進んで行こう。

ライステラスにしては狭いよな ここは何処? 途中で見つけたモンシロチョウぐらいある巨大セセリ

 しかし道はだんだん細くなってきて、民家の裏道のようになってきた。おまけに雲行きも怪しくなってきてやばい感じだ。一体うちらは何処にいるんだろう・・・
 しまいにホテルの敷地のようなところに入ってしまった。ちょうどフロントがあったので中に居た兄さんにここが何処だかたずねると、親切にも地図を出してきてくれた。次回はここに泊まってもいいかな。

 しかしお兄さんが指差した場所は、アグンラカの先のニュークニン村。大分見当違いの方向に来てしまったらしい。
 兄さんにアグンラカまでの道を教えてもらいとぼとぼ歩き出すが、サンダルズレができてしまったたいきは裸足になってしまった。幸い日も蔭っていてのでスファルトも熱くないようなので、そのまま歩かせる事にする。

 細い道から車の通行量の多いニュークニン通りにでると、道路沿いには木彫りの工房はいっぱい並んでいた。そういえばこの村はウブドのはずれの職人の村で有名だっていうのをガイドブックで読んだなあ。
等身大位あるコモドドラゴンの木彫りを作っていたが、あれはすごかったな。でも疲れ果てていて写真を撮るのを忘れていたよ。
 
 門番のコマ犬シロとクロ(多分)や放し飼いのウシに見守られながらさらに歩き続け、やっと
プンゴセカン通りとの交差点にただりついた。 ここまでくれば、あとすこし。

たいき裸足化 門番のコマ犬シロとクロ(多分ね) 放し飼いのウシ

 交差点をまがり50mほどでなんとかアグンラカに到着。疲れた〜。
 それにしてもあの地図にあった田んぼの中の道は何処だったんだろう・・・あとで調べてみると、地図に載っていた点線は町の境界線だったようだ。それじゃたどり着けるわけないわ。
時刻はすでに4時過ぎ。夜のケチャダンスはフロントに5時半集合なので、一風呂浴びて一杯飲んだら時間までオープンリビングでゴロゴロして英気を養うOrat家なのであった。

アグンラカの看板 やっと帰ってきた〜 しばらく昼寝

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