2008年2月9日〜2月17日 たいきバリ島ふたたび
2008年2月11日 はやくもウブド最終マッタリ |
部屋に戻るともう3時を過ぎていた。このオープンリビングで心行くまでマッタリできるのも今日が最後だということで、たいきとひーこはふたたびゲームモードに突入。そうやっておとなしくゲームやっててくれるとこちらとしては非常に助かる。来る時の飛行機でコツコツ育て上げた勇者トラオのデータの上にうっかり上書きされちゃっても我慢できるってもんだ。 その隙に僕は裏の田んぼへ鳥撮りに向かった。この田んぼもこれで最後だ。 畦道を行ったりきたりしているうちに日は傾き始め、田んぼで作業していた人々が帰り支度をはじめた。今日の仕事もそろそろ終わりなんだろう。 仕事帰りらしい兄ちゃんたちがホテルの裏の椰子の木に登って実を落としている。器用なもんだ。鳥も居ないし僕もそろそろ部屋の方へ引き上げよう。
結局夕方まで鳥を探し、日が沈む頃部屋に戻る。空には雲が広がりだした。また昨日のように夜になると雨が降るんだろうか。
明日から泊まる宿にはバスタブがないらしいので、当分おあずけの湯船を名残惜しみつつ心行くまで浸かってから、先程買い込んできたビンタンを片手にオープンリビングに行きソファーに寝転び、暮れて行く田んぼを眺める。はぁ〜、至福の時間だ。 そのうちあたりもすっかり暗くなってしまった。ふと部屋の横にある電灯を見ると、今日も何か飛んでいる。みんなはまだゲームに熱中しているし、時間はタップリある。これは徹底的に正体を確かめるしかないだろう。 レンズを18−70mmのズームに付け替えて、40Dの感度を1600まで上げ、ピントは電灯あたりにあわせ両眼視で飛んでいる影を捉えシャッターを切る。これが中々上手くいかないのだが、30分ほど頑張った末、一枚の画像の画面の隅に小型のコウモリが写っていた。 もうちょっと良く撮ろうと粘っているとポツポツと雨が降り出し、コウモリも何処かへ行ってしまった。もういい時間だし、そろそろ晩ご飯に行くとしよう。 なんか今日は食べてばかりのような気がするが、それでもお腹は経るもんだ。 店の前に着く頃には雨が本降りになってきた。中に入るとお客はうちらだけだったので、迷わず店奥窓際のお座敷へ陣取る。店内はオープンエアで風が通っていい感じだ。 たいきと一緒に外を眺めていると、雨音に混じって何処からかガムラン音楽が聞こえてきた。
昼ご飯の後ひたすらゴロゴロとゲームをしていただけの二人組みはあまりお腹が減っていないそうで、たいきはハンバーガー、ひーこはトルティーヤと、二人とも軽そうなお食事を注文。
食事を終えるころには雨も止んでいた。食後の腹ごなしにレゴンダンスが終わったステージまでちょっと散歩に行ってみよう。 来る時は気が付かなかったけど、入り口の階段を下りたところにアルマ・ミュージアムと書いてある看板があったので、今のレストランはガイドブックで見かけたカフェ・アルマだったようだ。 さらにステージの方に回りこむと、公演のご案内が書いてあり、今日は本当にレゴンダンスやっていたようだ。 雨露に濡れた草原を通り抜けたどり着いたステージはまだ照明に照らされていたが、誰も居なくてさびしい感じだ。
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