2008年2月9日〜2月17日 たいきバリ島ふたたび

2008年2月15日 燃え尽きた午後

 Yudiさんのガイドに大満足で戻ってくるとたいきはプールで遊んでいた。
さあ、みんな昼ごはんに行こうかね。いっぱい鳥撮りしてきたのでお腹はぺこぺこだが気持ちは満ち足りているので、広い心でみんなの支度ができるのを待ちってからバリタワーへ向かった。

 ところで僕がセアカミツユビカワセミを撮りに言ってる間、2人はなにしてたの?と聞くと乗馬に行っていたそうだ。
モンスーンヴィラのすぐ先に馬小屋がありそこからスタートして、クリフヴィラという海岸の崖の上に立つ豪華ヴィラまで行ってきたんだそうだ。3時間のロングコースだったが、たいきもちゃんと一人で馬に乗っていったらしい。すごいね〜。

 明るいうちにバリタワーに来るのはなんか久しぶりだ。そういや昨日も一昨日もここで朝ごはん食べてないからなあ。

 昼ごはんはみんなでナシチャンプルーにした。
一昨日のビーチサイドで食べたのとはちょっと具がちがう。日替わり定食みたいだな。
そしてやっぱりビンタンラージを各自1本づつ。
セアカミツユビの後の一杯はまたたまらない。

 ご飯を食べ終わるころには空はだんだん曇ってきた。ここのところ日に日に雨の降り出す時間が早くなってる。
 今日は午後の鳥撮りはできないかな。でも今日は大満足してるので別にそれはそれでかまわない気分だ。

食後下のロビーで一休みしていると、Yudiさんを紹介してくれたガイドさんが今日の結果を聞きに来てくれた。
「セアカミツユビカワセミ、バッチリ撮れたッス!」というと満面の笑みを浮かべて「それはよかった!」と握手してくれた。
「これもあなたのおかげッス」とお礼を言と「めっそうもございません」と満面の笑みを残し去っていった。

 バリタワーからの帰りはモンスーンヴィラまで歩いてみる事にした。
普段ダブルデッカーで通いなれた道だけれど歩くのはJarotさんと歩いた時以来だ。
 何か鳥がいないかとちょっと期待していたが、このときは遠くにアオエリヤケイがいたくらいでたいしたものはみられなかった。それでも近道だと思って入った道が行き止まりになり迷ったりして、これだけでもちょっとしたイベントだった。

モンスーンヴィラに戻った時には足元はグショグショ。
フロントにいたMadeさんがそれを見てホースを引っ張り出してくれ、みんなの足を洗ってくれた。

 フロントにはJarotさんも詰めていたので、今朝セアカミツユビカワセミを取れた話をするととっても喜んでくれた。
なんて名前のガイドさん?と聞くのでYudiさんって人だというと、彼はJarotさんの師匠だそうだ。
 彼はこのムンジャンガンリゾートに務める前にバリバラット国立公園で訓練を受けたそうで、その時お世話になったらしい。

 他の人にガイドを頼んじゃって、Jarotさんに対してちょっと後ろめたい気持ちもあったので謝ると「全然問題ないよ、彼はとっても優秀な人だ」と言ってくれた。これで気持ちもすっきりしたよ。

 そして部屋に入るころになって雨が降り出してきた。午後は部屋に缶詰だな。でも僕にはセアカミツユビの画像チェックと言う楽しみが待っているのだ〜

 ニヤニヤしながらでっかちゃんの画像を見ていたのだが、ん?なんか違和感を感じる。なんだろう・・・
このセアカミツユビカワセミの嘴、どこかで見覚えがある。なんだっけなあ・・・そして気付いてしまった。これは石垣で見たヒナショウビンと同じ嘴だ。となるとこのでっかちゃんはヒナ?!それじゃなんかいまいち物足りないぞ〜
成鳥を撮った後のヒナなら良いけど、ヒナしか撮れてないとなると満足度50%オフじゃないかっ!
それともセアカミツユビカワセミの嘴は黒いのだろうか。大きさがカワセミくらいだからカワセミみたいに黒い可能性もあるけど嘴の先がちょっと黄色いのはヒナの印・・・

そういえば給餌してる画像があった!と思いチェックすると、あちゃ〜、給餌してる親鳥は嘴赤いや・・・
これは明日もセアカミツユビポイント連れてってもらわないと。でもYudiさんボートの手配するとか言ってたし、いまさら予定変更できないかなあ・・・

 気落ちしたせいか、その後激しい睡魔に襲われ夕方まで爆睡してしまった。ここのところまともに寝てなかったもんなあ。
 日が暮れたころ目覚めると、意識朦朧としたまま夕食を食べに行ったが、何を食べたか覚えていない。ビンタンを飲んだのは間違いないのだが・・・たいきはオニオングラタンスープを飲んでたようだねえ。

そして最終日の夜、この晩もヤツとの戦いは待っていた・・・・


トッケーうるさい〜〜〜〜(泣)

前へ目次次へ

鳥見旅行記トップへ

inserted by FC2 system