2008年7月8日 いちおう黒島制覇完了!


 海は干潮いっぱい位なのだろうか、売店の所まで登って見渡すと、
来た時と比べるとリーフエッジ内側の海面は半分くらいになっていた。あのゴマモンはどうしてるんだろう。あわよくばバチが当たって小さい水溜りに取り残され苦しんでいて欲しいものだψ(*`ー´)ψ

 綺麗なトイレにはシャワーもあるので、塩気を洗い流し乾いた服に着替えてさっばりした。トイレの脇の笹薮の中ではリュウキュウメジロがちょこまか飛び回っていたのでFZ-18にテレコンをつけて撮ってみた。これくらい明るければ、証拠写真ぐらいは何とか使えそうだ。

 荷物を持って売店のところに行くと、もうさっきのおじさんがお迎えに来ていてくれた。出発までまだちょっと時間があったので、海を見ながらおしゃべりしていると、携帯にオジローさんからメールが来た。どうやら沖縄で大きめな地震があって心配してくれたみたいだ。
 幸いここらへんまでは影響ないみたいだったが、これで津波でも来てたら、この島じゃ逃げる所がなかったな(汗)

 帰りの車のお客はうちらだけだったので、おじさんから色々話を聞けたが、この島で
生活していくには自然に逆らわず、なるようになるのに身を任せるってのが一番だと言う事だ。

 台風が来たらしっかり戸締りして家でおとなしくして、もし窓が割れて風が吹き込んできたら、他の窓も開けて風が吹き抜けるようにしてやって、台風がすぎさるのを待つ。そうしないと屋根が飛んでしまうらしい。
 停電したら寝てしまう。
 夏の日差しが厳しければ、朝夕働いて昼間は木陰で休む。
なんかそういうのが大事らしい。なるほどねえ。

 唯一困るのが学校の問題で、黒島には学校がないので、石垣島に親戚でもいないかぎり、子供が小学校に入るとき家族揃って石垣島に引っ越して、仕事まで探さなきゃいけないらしい。そりゃ困るねえ。
でも子供が学校を出たらまた戻ってこれる場所があるって言うのはいいよなあ。

そんな話をしているうちに港に到着。
おじさんと一緒に記念撮影をさせてもらって、石垣行きの高速船に乗り込んだ。

まあとりあえずこれで黒島制覇完了!

船が港を出ると、たいきはあっという間に眠ってしまった。
今日もいっぱい動き回って疲れちゃったんだろう。
そういえば朝も早起きして鳥撮り付き合ってくれたもんなあ。
 石垣港についてたいきを起こすと、街中に寄って行こうかとも思ったが、水中カメラやシュノーケリングのマスクやフィンなどで結構な大荷物だったので、タクシーで宿までまっすぐ帰る。

 そして外風呂に入ってさっぱりしてオリオンを一杯やってたら、なんかすっごくお腹が減ってきた。そういや今日の昼ご飯はオニギリがダメダメだったから、結局カップラーメンだけだったんだ。それでゴマモンから逃げまくり、アカエイともバトルしたんだから(←したんかいっ)そりゃお腹も減るわな。
ちょっと早いけど晩御飯を食べに行こうか。

 今日の晩御飯は近くのスーパーに隣接している和風ファミレスの和風亭。
 時間は夕方6時過ぎで、休日の自宅周辺だと一番混んでる時間帯だから、果たして席が空いてるかなあと心配したが、いざ店に着いて見るとガラガラ。繁盛してないんだろうか?やっぱ沖縄の人は和食なんて口に合わないのかな?
 沖縄まで来て和食ってのもなんだけど、自宅周辺でも数年前に藍屋がココスに代わってまい、ORAT家は和風ファミレスに飢えているのだ。そんなうちらには店構えからしてめちゃくちゃ魅力的だ。

 席に着きメニューを見ると嬉しいセットメニューの嵐にこれまた狂喜してしまい、中々一つに決められなくて悩んだが、結局お寿司てんぷら小鉢にウドン全部入りを頼み、生ビールで乾杯。こういう庶民的なところがやっぱ一番落ち着くなあ。
みんなさっぱりした和食にありつけて幸せそうだ。ここのところ飲み屋とか焼肉屋でちょっとおなかが疲れてたからね。

 そしてお腹一杯で店を出たのが午後8時半。この時間は席待ちのお客さんで長蛇の列ができている。沖縄は日が沈むのが遅いから、人々の生活時間も都内と比べると遅めにシフトしてるようだ。これなら来年もつぶれず営業しててくれそうだよ。良かった〜

そして部屋に戻ると我先に布団に潜り込み、あっという間に爆睡。旅行に来ると早寝早起きが習慣になって健康的だ。

前へ目次次へ

鳥見旅行記トップへ

inserted by FC2 system