2008年7月10日 大満足、北部への道

 部屋に戻ると買っておいたパンで朝ごはんを済ませ、荷物の片付けをする。でもPCは書斎のを使っていたし、スノーケリング道具等は車に積みっぱなしだった。片付けなくちゃいけないのは着替えくらいなのでわりと気楽だ。持ち運びを考えて、ロクヨンは一応リュックにしまっておいた。

今日は北部の宿に移動して、明日のダイビングに備えるのだ。

 来た時より多少軽くなったスーツケースを車まで運び込み、事務所でチェックアウト。なかなかいい所だったので、来年もまた来たい。

 宿を出発すると、アカ様ポイントへ向かう。どうせ通り道なんだから、ちょっとくらい鳥撮りさせてもらってもいいだろう。
ロクヨンはしまってしまったが、助手席にはサンヨンにテレコンが付いた40Dを置いてある。

 今朝2羽を見かけた山裾の道を走っていくと、道路脇の木にカンムリワシが止まっているのを見つけた。
 

 鳥には興味のないひーこも目の前にいるカンムリワシにはさすがに反応を示していたが、暑い車外に出て見るほどのものではないそうなので、たいきと二人で車から降りてよく見えるところまでこっそり近づいてみた。
このカンムリワシは昨日の朝カラスにちょっかい出されていたのと同じヤツだろうか。警戒心は極めて薄いようで、肉眼でも羽毛1枚1枚が見えるくらいまで言っても平然としていた。たいきもこんな近くで見ることができていい経験したよね。

↑EOS40D EF300mmF4IS+EXTENDER1.4Xノートリ

 車に戻り、カンムリワシの脇を通り抜けて先に進むと、今度は歩道と車道の間に植わっている松の木にアカ様が止まっていた。
 サンヨンをそっと窓から出し、車の中から撮影。ロクヨンがラゲッジスペースのリュックに入れっぱなしなのが辛いが、サンヨンでも十分な大きさだ。

↑EOS40D EF300mmF4IS+EXTENDER1.4Xノートリ

 日の良く当たる所にいてくれたので、とてもはっきり見え、今朝より全然良い感じだ。ひーこもここまではっきりアカ様を見るのは初めてだろう、さすがに反応大だ。車のエンジンを切って、車内からゆっくり観察させてもらう。口径の大きいロクヨンより細いサンヨンの方が鳥も警戒心を抱かないのかもしれない。
 

↑EOS40D EF300mmF4IS+EXTENDER1.4Xノートリ

 これで今朝の物足りなさも一気に解消して大満足。
寄り道してよかったよ〜
あとは心置きなく北部の宿を目指すだけだ。

 アカ様ポイントを後にして、石垣縦断オモトハイウェイを北上する。

 オモトトンネルを抜け島の向こう側を走る道路に突き当たる交差点まで行くと、角の一画が今年はひまわり畑になっていた。綺麗なので車から降りて記念撮影。

 そのあと交差点を右折してさらに進み、昼前にはいつもの宿に到着した。

 車を止めて、受け付けを兼ねたダイブショップに入っていくと、顔見知りのスタッフがいた。
 3年連続で来ているとさすがにうちらのこと男もえてくれたようで、たいきを見て「ずいぶん大きくなったねえ」とびっくりしていた(^^;

 米原のサンゴがひどい状態になってる様な気がするんだけど、と聞いてみると、去年から今年にかけての高水温で白化現象が起きて、かなりのサンゴが死んでしまったらしい。やっぱりそうなんだ。
 さらに今年は台風が少ないため海水がかき回される事が少なくて、苔が付きやすくなっているようだ。来年は回復してくれるといいんだけどなあ。

 明日のダイビングとたいきのスノーケリングのお願いをしてから部屋へ案内してもらう。

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