2008年7月11日 今年もダイビング ウツボとクマノミの1本目

 さあ、今日は毎年恒例ダイビングの日だ。
 集合時間にビーチ前の機材置き場に下りて機材を借りるのだが、僕とたいきなかなか着れるサイズのウェットスーツがなくて苦労した。
たいきは去年まで着ていたかっこいい黒地に黄色のラインが入ったウエットが着れなくなり、結局女性用のを借りる事になった。これでぴったりなんだからねえ・・・

 一方、僕のも最初出されたのがかなりきつかったので、結局前に外人さんが来た時に作ったと言う特大を貸してもらう。試着してみるとぴったりだった。うちらちょっと育ちすぎちゃったなあ・・・・

レギュレーターやBCはサイズとかはそう問題はない。昨日流しちゃったたいきのマスクとスノーケルも借りておいた。
カメラのセッティングもできたし、これで準備はOK。

ここでブリーフィングがあり、去年たいきがマンタポイントで散々な目にあったので、今年は波の穏やかなポイントをリクエストした僕らは体験ダイビングの人たちと同じボートに乗ることになった。

今回のガイドは高木君。うちらをマンツーマンでガイドしてくれるそうだ。ラッキー!
 その高木君、去年来た時は入りたてのペーペーで、なんだかなよってる上、お魚が食べられず船酔いすると言ったおおよそダイバーには向いていないと思われる体質に将来を心配したものだが、今年はすっかりたくましい海の男になっていた。「でもすぐにお腹いたくなっちゃうんですよ」と言う所が愛嬌があってまた気に入った(^^)

 ビーチから水中を歩いてボートに乗り込むと、今日のポイントへ出発。目指すはサンゴの綺麗な米原Wリーフだ。

たいきは去年の船酔いがかなりのトラウマになっているようだったので、部屋でしっかり酔い止めを飲ませてきた。今日はきっとこれで持ちこたえてくれるだろう。

 ポイントに着くと再びブリーフィングを受けるが今回はプライベートガイドのようなものなのでリクエストをしまくっておく。と言ってもゆっくりのんびり行きましょう、っていうのとクマノミ見せて欲しいってくらいだけどね。
エントリーすると、ここにはまだ元気なサンゴが残っていた。とりあえずストロボのテストを兼ねて1枚撮ってみた。やっぱり外付けストロボがあると全然違うなあ。

 ボートのすぐ下の根に集合すると、移動開始。根の上にはハマクマノミがいた。
しばらく行くと高木君が手招きしするので言ってみると、海底に50cmほどあるワニゴチがじっとしていた。
周りの景色にうまい事擬態しているので、一見するとただの岩のようだ。
 岩に徹するワニゴチは近づいても逃げようとしないので、いい練習台になってくれる。ストロボの光量をマニュアルで調整しながら何枚も写してみた。

ハマクマノミ ワニゴチ

 岩穴の中にいるウツボにもちゃんと光が当てられるのでいい感じだが、水中でストロボを使ったあとプレビューすると、思っている以上に赤っぽく見える。水中だと周りに赤い物がないからよけいそう見えるんだろうけど、ストロボが強すぎるのかと思い、ちょっと光量を弱くしすぎたようで、全体に青かぶりの画像が多くなってしまった。次回の課題だな。

ニセゴイシウツボ ハナビラクマノミ
クマノミ ハナビラウツボ

 リクエストに答えて高木君は次々クマノミの仲間を探し出してくれた。撮影でしばらく固まっている間も待っていてくれるのでとても快適。
いつもだと撮影したあとダッシュでみんなを追いかけなくちゃならないからねえ。

カクレクマノミ
セジロクマノミ

 岩棚の下には大きなヘラヤガラが隠れていたのでワイコンをつけて寄ってみた、内蔵ストロボだとワイコンをつけると光がケラレてしまい使えなかたのだが、外付けなら問題ない、やっぱ買っておいて良かったよ。

そして最後にハマクマノミを見たあとエクジット。ゆっくり撮影できて良いダイビングだったよ。ありがとう高木君!

 たいきは今回は酔わなかったようで、元気に水面を泳ぎまわっている。
 うちらが上がったあと、高木君はそのまま体験ダイビングのガイドに行ってしまったので、水面休息の間は3人ででスノーケリングをしていた。ボートの下の根は上から見ても元気なサンゴがいっぱい生えているのがわかる。ここらへんまで白化現象が広がっていなくて安心したよ。このサンゴがまた米原ビーチにも蘇ってくれるといいのだが。

 たいきのガイドについていてくれたお兄さんはまだCカードを持っていないと言う事だったが、うちらが遊んでいる間、一生懸命素潜りの練習をしていたので、潜りついでに水中から家族写真を撮ってもらった。

   

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