カンムリワシの朝 |
そして市内滞在最終日の朝が来た。なんかあっという間だったなあ。思うような成果が出せず不完全燃焼の日々が続いていたが、今日はちょっと雲が出ていて昨日とは条件が変わったからまたアカ様の活性も上がっているかも知れない、と期待して第2ポイントへ向かった。 一昨日若様を見たあたりへ行って見ると、今朝はちゃんといてくれたよ。良い子だねえ。 そして若が逃げたと思ったとたん、後ろからとれたさんの車がやってきた。まさか・・・ね それから二人でアカ様を探し回っていると、森の片隅からキョロロ・・・が聞こえてきた。 木の影でSSが上がらず苦しい闘いになったが、一応証拠写真ゲット。今年のアカ様は貴重なのだ。 しかしその後はアカ様、声もしないし姿も見えなくなってしまった。 そして着いた林道だが、ここでもアカ様の気配はどこにもなかった。やばいなあ・・・ 半分あきらめかけて林道をすすんで行くと、前方の木の上に大きな鳥が止まっているのが見えた。カンムリワシだ! とれたさんは初めて見るそうで、興奮してシャッターを切りまくっていた。喜んでもらえてよかったよ。 そしてカンムリワシが飛び去った後時計を見ると、もう制限時間いっぱいになっていたので急いでアカ様のポイントへ帰り、それぞれの車に戻る。今日の午後からはもう北部に移動しなきゃならないので、とれたさんと一緒に鳥撮りできるのもこれで最後だ。また地元で一緒に撮ろうね〜 アカ様ポイントも今回はこれでもう来ないだろうから、最後にもうちょっとだけ捜索してみようと思い一人森の中へ車を進めると、いきなり鳴き交わす2羽のアカ様のキョロロロ・・・が! 見上げの位置でちょっとつらいが、ウィンドウを上げ下げしてベストポジションを見つけて、背中がつりそうになりながらも撮影。うん、いい感じだ。 満足するまで撮影したあとアカ様が森の奥に飛んでいったと思ったら、後ろからとれたさんが「何撮ってんの?」と言いながらやってきた。 まさか・・・ね・・・はいまや確信に変わったな(^^; さあ、これでホントに朝撮りは終了だ。宿に戻って荷物の片付けをしなくっちゃ。 |