たいき3本目 米原Wリーフ

 今までの最短記録を更新する勢いで宿に戻るとまだ朝ごはんは残っていた(^^;
ここの朝定食はこんなお弁当、ダイビング前にはこんなもんでちょうどいい。

 それじゃ今日もダイビング頑張っていきましょう!

 今日の予定は昨日のように笹川さんガイドでORAT家だけで1本潜った後マンタポイントに移動。
 ただこちらは水深が深く体験ダイビングでは潜れないことになっているので、僕とひーこだけ他のファンダイブのお客さんと一緒に潜り、たいきはスノーケリングで海面からマンタを見る。あとはたいきの調子をに見ながら臨機応変に行きましょう、ということで出航。

 今日最初のポイントは米原Wリーフ西の西。いつもスノーケリングで海面から眺めるだけだったポイントに潜ることができるんだ。きっとたいきも嬉しいだろう・・・と思いきや、いきなり船酔いでグッタリしている、先が思いやられるなあ・・・

 今回もファンダイブの人たちが先に潜り、うちらは船上で留守番だ。
 たいきも寝込んでしまっているのでゆっくり日光浴でもしていようかと思ったのだが、あたりはアジサシがいっぱいでじっとしていられない。 昨日なんにも居なかったから今日はサンヨンと40Dは持ってこなかったんだよな・・・Orz

 ボートの周りでは大型の魚におわれた小魚がいっせいに水面に跳ね、それを狙ってエリグロアジサシが海に突っ込んでいく。時折水飛沫を上げて大型の魚が水面に飛び出すというすごい状況だ。ルアーが投げたい・・・

 水中はどうなっているんだろう?後から考えたらスノーケルで海にに入ればよかったのだが、このときはナブラをコンデジで何とか撮影しようと必死でそこまで気が廻らなかった。惜しい事をしたなあ・・・

 ナブラと悪戦苦闘しているうちにファンダイブチームが戻ってきた。いったい何が小魚を追っていたのか聞くとツムブリの群れだったそうだ。ツムブリなら見た事ある。シイラの大群かも、と思っていたので、ボートの上で待ってたチームとしては一安心。

 さあ、今度はうちらの番。たいきを起こすといきなり船べりに行って今日もひとっ吐き。これで一気にすっきりしたようだ。単純だなあ。しかしこう連日朝ご飯を撒き餌にしてたらちょっとはやせるかな(^^;

 それでは3本目行ってみよう。

 さっきのナブラがちょっと気になったので、今回も一足先にエントリーしたのだが、魚たちの狂宴はもう終わったあとのようで、海中にはサンゴの原が静かに広がっていた。残念。

 しばらくすると、たいきも笹川さんと一緒にエントリー。今日も潜行は問題ないようだ。

 たいきの事は笹川さんに任せ、ひーこと二人サンゴの間を泳いで廻る。

米原の珊瑚は今年も元気いっぱいだった。


おまけにこの前行ったブナケンのようなドロップオフじゃなく海底が見えるし、
潮流もおだやかなので心からリラックスできる。やっぱダイビングは石垣島が一番だなあ。

サンゴの間を泳いでいたのはニセフウライチョウチョウウオ

水中の景観も見ていて飽きない

ハマクマノミは見かけるたびについつい撮ってしまう

浅いところは日光が差し込み、また一段と美しい

さて、今回のたいきさんだが、水中洞窟探検にチャレンジするようだ。
まずはオーバーハングした根の下をくぐってイメージトレーニング。
さすがにタンクが引っかかるとやばいので笹川さんがフォローしてくれている。

そしていよいよサンゴの根の下にできた洞窟に突入!

洞窟を抜けるとサンゴの瓦礫が敷き詰められた広場になっていて、そこでしばらく遊ぶ。

そして再び洞窟をくぐって戻ってくるという探検コース。
しかし体験でここまでやらしてもらえるとは・・・たしかCカードの講習でもこんな事しなかったよなあ。

とにかくたいきの人生初、海中洞窟探検も無事終了。8歳で水中洞窟探検をした子供もそうは居ないだろう。
今回のたいきの夏休みの自由研究は「初めてのダイビング」だそうで、いいネタができたね。

あとはボートを目指すだけ。昨日は水の中にいるだけでいっぱいいっぱいだったのに、
今日は当たり前のようにフィンキックで水中を泳いでいる。子供は上達がはやいのかな。

 ボートに戻り、エキジット。おつかれさん〜。たいきは大興奮だ。この勢いでマンタも行ちゃおうか!と聞いたら、さっきのゲロゲロが効いたのか、それとも一昨年の船酔いの事がトラウマになっているのか、急にテンションが下がってしまいもうこれで終わりにしたいという。まあマンタも見られるかどうかわからないしな。ひーこもなんか疲れたというので、今日は1本で終わりにしようかね。

 笹川さんにその旨伝えると、一度宿までうちらを下ろしに戻ってくれる事になった。予定を変更し、マンタは3本目にして、2本目は宿立ち寄り、そこからさらに北のポイントへ行くことにしてくれたようだ。うちらのために申し訳ないです。
それにしても忙しいお盆シーズンだというのにほんとによくフォローしてくれる。いいショップに出会えてよかったよ。

こうしてたいきの初ダイビングは無事終了した。タイゾーさんや笹川さんの話だと、たいきの場合
もしCカードをとるとなったら今回の3本も考慮に入れて講習してくれるらしい。マスククリアももうやったし、
今回のダイビングで講習の実技でやることを大分できたみたいだ。そこらのCカード取立ての初心者ダイバーより
上手だったよ、なんていわれてたいきは鼻高々だった(^^) あとは学科が問題かな。

本格的にCカードを取れるのは10歳から。その時はまたここに講習を受けにこようね。

前へ目次次へ

鳥見旅行記トップへ

inserted by FC2 system