お腹いっぱいになったところで腹ごなしに部屋の横のお花畑へ蝶捕りに行く。
蝶たちはみんなのんびりフワフワと飛んでいるようだけれど、たいきの網に入ってくれるほど間抜けじゃないようだ。
しかし川で遊んで虫捕りして・・・そのまんま「ぼく夏」の世界だね。のどかだ。
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ヒメアカタテハ |
アオタテハモドキ |
それでも苦労の末、吸蜜に夢中になっていたアオスジアゲハをゲット!
これでコツをつかんだようで、アオタテハモドキやツマグロヒョウモンなどを次々に捕りだし、すっかり蝶捕りに夢中になっていた。僕は同じ場所で撮るのにちょっと飽きてきたので、花畑の先に続く川沿いの林道に散歩に行ってみた。
朝涼しかったこのあたりも昼間ともなれば日差しはもうすっかり真夏のそれで、道からの照り返しも目にまぶしい。
汗がどっと噴出し、さっき飲んだビールもすぐに蒸発してしまうようだ。
時折木陰から見える川面は、渓流のような相を見せていて涼しげだ。川筋に沿ってササゴイが飛んでゆく。
山の方から湧き水が流れ出し路面をぬらしているところには、イシガケチョウが何匹も水を吸いに集まっていた。
全部で10匹位いたんじゃないだろうか。一時にこんなにいっぱい見たのははじめてだ。
しかしその先炎天下の中を1kmほど歩いたものの、いつも見かける種類の蝶が飛び交うだけで、特に目新しいものもなかったので引き返すことにする。この道は夜に探検に来たら面白いかもしれないな。
帰り道、木々の間をちょこまか動き回る姿があったので、もしかしてサンコウチョウかと思ったらメジロだった。
そして「コンコン」という木を叩く音に、もしかしてノグチゲラか!と期待したらこちらはコゲラ、紛らわしい・・・
それでも一応リュウキュウ亜種だし、こんな何もいない時でないとなかなかシャッターを切る気になれないし、
良い機会だから撮影しておいた。
ノドからからの汗だくで部屋に戻ると蝶捕りにあきたたいきが縁側で遊んでいた。
ぼくも隣に座って冷たいオリオンでのどを潤す。
日陰に入るとそよ風が気持ち良く、なんだか眠くなってきたのでそのまましばらくお昼寝タイムに突入。
あ〜極楽じゃ〜
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