午後からダイビング1本目
 部屋に戻って大急ぎでダイビングの準備を終えて車に乗り込んだらすでに1時半!やばい〜あと30分だ。

 カーナビを見ても到着予定時刻は2時30分になっている。これじゃ絶対間に合わないじゃないか〜!
 しょうがない、こうなったらカーナビなど信じずにひたすら飛ばすしかない。

 さいわいGWもあけて道もそれほど混んでいなかったのでぬわおkmで飛ばし続け、カヌチャベイに着いたのは2時5分前、やっぱ1時間もかからなかったじゃないか。良かったよ。

 そのカヌチャベイは聞きしに勝る高級リゾート、中に入るにもゲートの警備員さんのチェックがはいり、なんかVIPの香りがただいまくりだ。はたして一泊いくらするんだろう・・・まあ泊まる事もないだろうけどね。

 警備員さんにダイビングをする旨を告げて通してもらい、ダイビングセンターに到着。
ここでウェットスーツや機材のサイズをあわせるのだが、たいきは最初子供用ではお腹が入らず結局女性用の小さいサイズを着る事になった。困ったもんだ。
借りる機材が決まったら、ビーチのテーブルでブリーフィングを受ける。今日のポイントはビーチから5分ほどのところでトウアカクマノミがいるらしい。そりゃ楽しみだなあ。
 しかも1本目はORAT一家の貸切で、ガイドさんとたいきの相手をしてくれるお姉さんが付いてくれるほぼマンツーマン体制なので気が楽だ。

 そのうちボートの準備も出来たようなので、浮き桟橋を渡って乗り込み、ポイントへ向かって出発。

 ポイントに付くと機材の支度をしながらさらに詳しいブリーフィングをうけてから各自エントリー。
沖縄本島だからさほど期待はしていなかったが、やはり水中の透明度はあまりよくない。5mと言ったところだろうか。
サンゴもほとんど死んで岩状になったものばかりだった。

 潜行してまず向かったのがトウアカクマノミポイント。砂地にぽつんとあるイソギンチャクが彼らの住処だ。こういうシチュエーションで撮ってみたかったんだよね〜。しかしこのトウアカクマノミはめちゃくちゃ気が強くって、ワイコンの表面をつつきに来る。なのでなかなかまとまりのいい画像を撮ることが出来ず苦労する、でも今回潜っているのはうちらだけだから気兼ねしないで心行くまで撮る事ができるのが嬉しいところだ。

 しかし調子にのっていつまでも撮っていたら、ひーことガイドさんは飽きてきたようで、こっちの様子をうかがっているその姿に早く行こうオーラがにじみ出はじめた。
そろそろ行ったほうがいいかな。まだ納得のいくものは撮れていないのだがしょうがない。先へ進もう。

 移動中は白砂の海底が見えるばかりでたいした魚もいなかったが、たどりついた沖の根は生きているサンゴこそ少ないものの、結構色々な生き物を見つけることが出来た。イソギンチャクにはイソギンチャクモエビやクマノミがついている。

 岩かと思って思わず手を付きそうになってしまうくらい上手に隠れているのはオニカサゴだ。

ミノカサゴの幼魚は長い胸鰭をひらひらさせて岩陰に漂っていた。

根の周囲でかなりの時間を過ごしてからUターン。
 ボートまで戻る途中ガイドさんがウミウシを見つけてくれたので撮影。背中の模様がカメにみえることからカメサンウミウシと言うらしい。

 思えばスラウェシではこんなウミウシを撮った後、急な流れに引きこまれたんだよなあ。あれに比べてこの穏やかさ、やっぱり沖縄の海はすばらしい。

 ボートの下まで戻り安全停止をした根の周りはノコギリダイとアカヒメジが群れていて、1本目の中で一番魚影が濃い場所だった。

 ボートに上がるとたいきもお姉さんとのスノーケリングを終えていた。酔っていないか心配したが比較的元気そうだ。
でも透明度が悪かったから、根の周りのノコギリダイ以外、あまり魚も見れなかったかもしれないな。

 海から上がるとちょっと寒いのはやっぱりまだ5月だからだろうか。しかし気が利くことにこのショップではボートコートまで貸してくれるので、ウェットスーツの上に羽織ってしまえば全然ちがう。
 さらにインターバルは一度カヌチャベイのビーチに戻ってそこでとるので気分的にもゆったり出来て中々良い。
それではビーチに戻るべく出航!

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