午後からダイビング2本目
 ビーチに戻ってくるとウェットスーツを脱ぎ、暖かいシャワーを浴びさせてもらった。
そのあとバスタオルとお茶をもらってプールサイドでインターバルの休憩だ。優雅だなあ。

 たいきはプールで一人で勝手に泳ぎに行ってしまった。ちょっと深そうだけどまあ大丈夫かな。

 1時間ほど休憩したら2本目スタートだ。今回はもう1人ゲストが増えて3人+ガイドさんで潜る事になった。
たいきにスノーケリングはどうするか聞くと、プールで遊んでいる方が良いという。幸いさっき一緒にスノーケリングをしてくれたお姉さんが付き合ってくれる事になったので安心しておいていくことができた。

 2本目のポイントもボートで5分ほど。アオサンゴの群生ポイントらしい。
くれぐれもサンゴを折らないようにとの注意の元、エントリー

水中に集合し移動を開始して、まず目に入ってきたのは白いウミウシ。

アカメハゼもいると聞いていたが、ガイドさんが指差すサンゴの上を見ると、体長1cmほどのが数匹うろちょろしていた。
とても小さいが綺麗な魚だ。

そしてアオサンゴポイントに到着。
生憎太陽が隠れてしまっているようで海中があまり明るくないが、クマノミの背景に棒状にそびえているのがそのアオサンゴだ。確かに斜面全部がアオサンゴで出来ている。見た目褐色で全然青くないが、折ると中が青いんだそうだ。

透明度は相変わらずあまり良くないが、ここらへんは岩場のせいかさっきより他のサンゴも多い気がする。
地形もちょっと複雑で、実は一回ガイドさんを見失い、水中で迷子になったりした(^^;

ここらへんから引き返しボートの方へ移動開始。途中ハナミノカサゴの綺麗な幼魚がいた。

 ボートの所までたどり着くと、再び周辺の根の上で安全停止。その根の下に体高20cmほどのアカククリの幼魚を見つけ追っかけまわしたがちゃんと撮る事は出来なかった。水中の浮遊物が写りこむので、もうちょっと長いストロボアームが欲しくなってしまうなあ。

アカククリを追っかけている途中でヘラヤガラも発見。

 そして安全停止時間も過ぎボートによじ登り2本目も無事終了。楽しかった〜
ただ最後に激しいアップダウンを繰り返したせいか、ちょっとフラフラする。以後気をつけよう。

ビーチに戻るとたいきはプールの中だった。海よりこっちの方が全然楽しかったそうだ。

お姉さんもしっかり面倒見ててくれたみたいだし、なんかプールのスタッフとも仲良くなっていた。
皆さんどうもありがとう。

温かいシャワーを浴びて乾いた服に着替えるとみんなでログ付け。こういうのも中々楽しいもんだ。

そして最後にお支払いをしようとしたが、ここではカードは使えないらしい。
それじゃ現金で払っとこう、と財布を覗いたひーこは5000円しかないと言う。ええ〜っ、それじゃ全然足りないじゃん・・
当然僕の財布には2000円ちょっとしか入ってない。どうしよう・・・

おおそうだ!もしかしてホテルの中にATMがあるかも!とひーこが気付き、僕とたいきが人質になり、ひーこは独りホテルに乗り込んでいったのだが10分ほどして肩を落として戻ってきた。やっぱりATMはなかったそうだ。万事休す

ガイドさんに「どうしましょう・・・、帰ってから振込みとか、ダメ?」と相談したら、
「それじゃ今日はいいです。明日も恩納店は留守にするかもしれないのですが、
瀬良垣店に来てくれたらそっちでカードが使えますからその時精算してください」
と言ってくれた。ううっ、なんていい人なんだ(泣)うちらが悪人だったらそのまま本土に高飛びしちゃうかもしれないってのに、信用してくれて嬉しいよ〜。これは絶対裏切る事は出来ないぞ。飛行機に乗り遅れても精算だけはしなくっちゃ。

この親切なショップは「マリンクラブ Berry 恩納店」皆さん沖縄本島で潜る際には覚えておいてね!

こうして最後の難関も突破し、お世話になったスタッフの皆さんにお礼を言うと、車でビーチを後にする。
もう太陽も大分西に傾いてきた、帰ったらすぐ晩ご飯だな。昼ごはん抜きだったからお腹もペコペコだよ。

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