次はホテルに戻ってかりゆしの森に行ってみた。駐車場の奥の道を入っていくと、森の入り口の看板があり、森の中の谷の斜面へと遊歩道がが続いている。ホテルの裏山の割りに意外と森は深く、傾斜も結構急でハイヒールなんかで入ってきたらえらい事になりそうな道だ。時折聞こえてくるのはホオジロ系の地鳴きのみだが雰囲気はなかなか。

谷底には川が流れていて路傍の草にはヤンバルでも見かけたリュウキュウハグロトンボが止まっていて深山の雰囲気をかもし出していた。

　遊歩道を下まで下りきると川に橋が架かっている。水の綺麗さはヤンバルと比べるべくもないが、渓相はなかなかだ。
対岸の斜面の上からは今回まだ撮っていなかったリュウキュウサンショウクイの声が聞こえてくるが、きっと高い木の上に止まっているだろうからまともには撮れないだろう。
気のせいかもしれないが、サンコウチョウの声も聞こえてきたような気がする。
時期がもうちょっと遅ければ、この森にもアカショウビンの声が響きわたるのかもしれない。

　橋の所から急な坂を一気に登り駐車場に出た。もちろんバテバテだ。
カメラをおいて息を整えるとだめもとで第２駐車場へ向かってみた。

　途中、木をつついていたのはリュウキュウコゲラ

木々の間を動き回っているのはヤマガラだった。

駐車場について一休みしていると、目の前の枯れ木にハトが飛んできた。キジバトよりも大きい。
これはもしやカラスバト！と思ったらアオバトだった。それでも今回初撮りだから結構嬉しい。

アオバトが撮れただけでも朝撮りに来たかいがあったよな。それじゃそろそろ引き上げるとしよう。

部屋に戻るとみんなもう起きていたのでそのまま朝バイキングに出撃。
ＧＷも明けたので、今日は会場が一箇所になっていて、順番待ちの列ができていた。
これじゃオープンエアの席なんて贅沢は言ってられそうもないな、と思っていたらひーこパワーで外の席ゲット、さすが〜

今回は｢卵を好きな風に焼いてくれるコーナー」もあったので、具全部入りのオムレツを注文。
それにデミグラスソースをたっぷりかける。

そして今日も全品制覇目指してご飯、パン、そしてセルフサンドウィッチからデザートまで、
あこがれの朝バイキング、思う存分堪能させてもらった。苦しい〜、これならまた昼ご飯はいらないな。