1月13日 久しぶりの文明社会 |
再びタクシーに乗り込み、マナド市内を目指す。 来た時と違って安心して乗っていられるので、なんだかほっとしてみんな放心気味だ。 運転手さんも心なしかさっきより全然良い人に見えるから不思議だ(^^; 今の状況、着ている服はそこはかとなく悪臭を放っているし髪はごわごわで、なんかホームレスみたいだよな。 再び一方通行だらけの市内に戻り、いったいどこに行くのかワクワクしながら外を眺める。 立ったままジュースを飲みほすと、鍵をもらって部屋に向かう。 そして部屋に着き、カードキーでドアを開け中に入ると、そこは別天地〜 そしてこの四角い箱・・・これは久しぶりに見るテレビじゃないか〜。 さあ、それじゃお楽しみのお風呂タイム。バスルームにはバスタブこそないものの、シャワーブースと水洗トイレが完備されている。どちらもプリサンにはないものだ。スイッチひとつで流れるトイレ・・・・なんて便利なんだ。そういえば洗面台も久しぶりに見るなあ。 まずはひーこがバスルームに入り、しばらくすると歓声が聞こえてきた。お湯って気持ちいいんだろうな。う〜早く入りて〜 そして次にとうとう僕の番。蛇口をひねって出てきたのは熱いお湯だ〜、しかも何にもしなくてもお湯が出続ける!こんなにお湯を使っていいのだろうか。ちょっともったいない気もしちゃう。 しかし問題は着替え。生乾きのまま仕舞っちゃったのを取り出すが、なんかやっぱ臭いんだよなあ。 僕はいきなり在庫切れになってしまったミニバーのビールとたいき用のエクストラベッドをルームサービスで注文した。 窓から外を眺めると、宿の周りはトタン屋根の町並みが広がっている。近くに晩御飯を食べられる所はあるかなあ。 しばらくするとお兄さんが折りたたみベッドとビールを持ってやってきた。 こうなったらもう出かけるのはやめて部屋でノンビリして、晩御飯も1階のレストランですませちゃおう。買い物外食大好きひーこも今日はそれでナットクのようだ。やっぱ疲れてるんだろうなあ。 ベッドメーキングも終わりお兄さんが帰ったので洗濯物干しを開始。クーラーの風が当たる所と、熱がでる電気スタンドの上を狙っておいてみた。裸電球一個のプリサンと違ってスタンドだけでも何箇所もあるのでとっても便利。って、普通電気スタンドを乾燥用に使っちゃいけない。 しかしその作戦が功を奏し、晩御飯までには乾燥パンツがいっぱい出来た。これで一安心だ。 後はしばらくゲームをやりながらゴロゴロしていたが、5時を過ぎるとお腹が減ってきた。 ビンタンを飲みながら待っているとピザ登場。かなり辛かったのだが、みんな飢えたピラニアのようにあっという間に平らげてしまい、写真撮る間もなかった。 これでちょっと落ち着いたのでサテをつまみながらメインディシュを物色する。たいきはナシチャンプルーが食べたいと言うのだが、メニューにはないようだ。ボーイさんを呼んで、なんかそれっぽいものはないかなあと頼むと、ローストチキンにご飯と野菜盛り合わせみたいなのがでてきた。確かにナシチャンプルーっぽいけどおかずが少ないぞ。まあサテも残ってるからいいか。ひーこは大好きな汁ソバのミークヮを食べれて幸せそうだ。 冷えたビールが嬉しくて、ビンタン大瓶3本を空けた上、料理もタップリ食べてお腹が破裂しそうだ。 |