1月14日 ブナケンチャチャに到着

 

 というわけで無事ブナケンチャチャに到着したORAT家。
階段を登ってレストラン棟に行くと、オーナーのレイコさんが出迎えてくれた。久しぶりに日本人に会えてホッとする。
 海外でダイビングリゾートを切り盛りしてるだけあって、とっても頼りになりそうなシャキッとしたお姉さんだ。

 今日はちゃんと『ソファーに座って(^^;』ウェルカムドリンクを頂き、ここまでの経緯など色々話しながらチェックインの手続きをする。

 昨日の送迎について聞いたら、本当は最初に行ったマナドの街の桟橋から出るのだけれど、海況が悪かったため、多少でも海が穏やかでブナケン島から近い、街から離れたあのマングローブ桟橋から出航する事になったのだそうだ。なるほどねえ。

 ここにもタルシウスがいるらしいので最近の状況をたずねると、ここの所見ていないけど、たまにうちらが泊まる部屋の裏の木にもくることがあるらしいので、耳のいいスタッフが鳴き声を聞きつけたら教えてくれるとのこと。楽しみだ。

 鳥については青いキングフィッシャーがたまに前のビーチを飛んでいくらしいが、きっとナンヨウショウビンの事だろう。
 そんな話をしていると、テラスの横の木に全身黒くて紫の金属光沢の羽をしたとても綺麗なタイヨウチョウがやってきた。今回初めて見る種類だ。これは期待できるかも。

 ブナケン前ビーチでのスノーケリングについてのレクチャーもしてもらったが、今は満潮なので、潮が引く午後からがいいらしい。

 チェックインが済むと「お腹すいていませんか?」と言って朝ご飯を出してくれた。今日は朝抜きだったし、無事着いた安心感も手伝ってお腹ぺこぺこだったのでありがたい。喜んでいただいた。

 今日の朝メニューはナシゴレン!
それに玉子焼きとトーストとちゃんとしたコーヒー。
プリサンのパンケーキとインスタントコーヒーだけ生活が続いていたので、メインの他におかずがあるなんてなんだかすごく贅沢に感じちゃうなあ。
それのとっても美味しくて、たいきもすっかり船酔いから回復したようだ。

 レイコさんに続きダイビングスタッフのちあきさんというお姉さんがやってきて、打ち合わせをした。
今日はもう潜る気がないので、明日午前中2ダイブで、たいきはスノーケリングで一緒に出航って感じでリクエストする。


その後しばらくおしゃべりしていたが、なんかたいきはちあきさんが気に入っちゃったようでちょっと嬉しそう。

 一方強敵も出現。ここで飼われている巨大ワンコ、グレートデンのチコだ。

 身の丈1mほどもある巨体にもかかわらず、まだ1歳にもなっていないお子ちゃま犬。無邪気なうえ食いしん坊で、ご飯を食べてるとおこぼれをもらおうとダイニングテーブルの周りをウロウロ。たいきはこいつに完全にびびっている。
チコもたいきがびびっているのがわかるようで、さりげなくちょっかいを出してくる。
 吠えもしないし噛み付きもしない良い子だが、たいきは完全になめられてるな(^^;

 お腹もいっぱいになった所で部屋に案内してもらう。
 うちらがここで泊まるのはスタンダードよりちょっと高いスーペリアルーム。ここでプリサンでの鬱憤を晴らすつもりだ。
 部屋はレストラン棟のすぐ上、結構長い階段の上にあり、2部屋で一棟になっている。隣にもお客さんがいるようだ。
この雨季真っ只中にこんなとこまで来るなんて奇特な人だ。人の事言えないけど・・・

 バルコニーはとても広く、サマーベッドやハンモックもあり、これなら雨が降っても快適な南国生活が送れそう。
たいきはハンモックが気に入ったようで早速もぐりこんでいた。

 部屋はダブルベッドにエクストラベッドを入れてあり、それぞれ蚊帳が吊ってありなかなか小奇麗だ。バスルームはトイレもちゃんと水洗、温水シャワーもあってかなり広い。ここだけで部屋全体の1/3はありそう。

 窓が広くって開放的だ。クーラーも着いているから洗濯物も乾かせるかな?と思ったけど、窓にスカシが入っているので外と完全に隔離するのは無理そうだ。この湿気じゃクーラー乾燥作戦は無理か。

 一息ついてベランダに出ると、明るい日差しに椰子の葉がそよぎ、その先に青い海が広がっているというまさに南に島の正しいたたずまいを見せている。気持ちいいなあ。じっとしているのももったいないので昼ごはんまで腹ごなしにちょっとブナケン島を探検に行ってみようかね。

 出かけしなに生乾きの着替えをベッドに広げ、初日以来ずっと濡れたままで悪臭を放っているトレッキングシューズをベランダに放り出してから、帰り用の着替え一式をランドリーサービスに出しに行った。もうマジ着るもんないからなあ・・・

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