1月16日 午後のビーチ |
ブナケンでのダイビングもおわり、ホッとして部屋に戻るとたいきは今日もDS中。 ほんとはゲームをやらせてほっぽっておくなんてしちゃいけないんだけど、一緒に連れて行くわけにも行かなかったし、今回は許しておくれ。 さっきの2本目以来お天気はどんどん良くなって、今日もランチタイムのブナケン島には青空が広がっていた。 お昼ご飯のメニューはあんかけ硬焼きそばにテンペのフライ。このテンペ、豆腐のような加工食品なのだが、こうやってフライにしてしまうと肉としか思えない食感だ。日本にもあれば良いのに。 午後はブナケンの海と久しぶりの太陽を楽しむべく最後のスノーケリングに出かけた。 腰ぐらいの深さまで歩いてから波にもまれつつフィンを履き、引き波に乗って一気に外洋に出ようとするのだが、たいきの手を引っ張ったままじゃなかなか思うように進まない。 リーフエッジでは案の定波にもみくちゃにされ、何とか外に出ることができたものの、外海は今日もうねりが激しい上、かなりにごっている。さっきのダイビングの時とずいぶん印象が違うなあ。 あまり綺麗じゃないし、このままではまた酔うのも時間の問題なので、もうスノーケリングはやめて、浅瀬で水遊びをすることにしよう。 潮は完全に引ききっていて、チャチャの前には鏡のような浅場が広がっている。 岸近くにいかだがあったので、たいきとひーこはそこで甲羅干しをするそうだ。 いかだの周りは水深30cmくらいしかないのだが、よく見るとそんなところでもいろいろな生き物が泳ぎまわっている。 この貝、アンボイナとよばれていて、きっと語源はこの近くのアンボン島から来ているんだとおもうが、こいつは猛毒の針をもっていて、手でつかんだりする刺してくるという要注意貝なのだ。 さらに触手の先端がもう水面から出ちゃいそうな深さの所にいる直径30cmくらいの小さなハタゴイソギンチャクを発見。 これってよくクマノミが住んでいるやつけど、さすがにこんな浅い所にはいないよなあ、と思って眺めていると、なんだかオレンジ色のものがちらちら見える・・・・うわ〜小さいカクレクマノミだ。大きさ2cmくらいかな。 あまりにかわいくて面白いので夢中になってしまう。最初は上から40Dで撮っていたが、そのうちハウジングを持ち出して水中撮影にチャレンジ。浅すぎてアームの先のストロボが水面から出てしまうがマクロで迫ってみた。 イソギンチャクカクレエビは2種類いた。まずはこの白斑が目立つやつ。 もう一種はプレデターのように透明なヤツ。良く見ないと気が付かない。 両方とも大きさは2cm弱くらい。普通クマノミと一緒にいるとすごく小さく感じるが、ここではそんなにサイズが変わらない。クマノミ喰われちゃったりしないだろうか・・・ このスモールワールドに夢中に夢中になっていたら、いつの間にかいかだの上で寝ていたひーことたいきがいなくなっていた。何処行っちゃったんだろう?とあたりを見回すと、リーフエッジあたりに二人の姿を見つけた。何やってんだ?そっちに行ってみると、どうやらたいきは波と戦っているようだ。
「きゃ〜」 とこんな風に遊んでいた。楽しいのかな?それよりクマノミかわいいよ・・・相手にしてくれん(T T) まあ良いや僕は再びクマノミのとこに戻って一人撮影する。 それをはらたから見るとこんな格好だったようで・・・ジュゴンではない(汗) ってなんだよ、みんないつの間にかいかだに戻ってきてたのか。人の写真撮ってんじゃないよっ 二人はいかだのところで熱心に何かに見入っていた。今度はなんだ?と見に行ったら、ヒトデをいかだの上に乗っけて、どうやって海に逃げるか観察していたそうだ。ヒトデもいい迷惑だよなあ。 ヒトデは触手で動いたりちょっとづつ身体をくねらせたりしながらうまい事海にポッチャンと落ちていく。えらくロースピードだけどそんなの見てて面白いの?それよりヒトデと一緒につかみ上げた砂に星の砂が混じっていたほうが断然興味深いけどねえ。星砂といえば西表島の星砂海岸だけど、こんな所にもあったなんて大発見をした気分だ。 そのうちだんだん潮が満ちてきた。太陽も傾いてきたので、名残惜しいが海遊びはこれで終了。
手前の髪の毛が長いのがちあきさん。とっても元気な人で、いつもたいきと一緒にごはんを食べてくれていた。 こちらがオーナーのレイコさん。 こちらはちあきさんの旦那マオちゃん。本名マ・・・・ナントカって長い名前なので略してマオちゃん。メキシコ人だ。 そして日が暮れ晩御飯の時間になったようだが、この日は食事前に結構飲んじゃったので食事の画像も記憶もない・・・ ちなみに僕は食後の運動にチコを乗りこなそうとしていたようだ(^^; |