バリンゴはカワセミ天国 |
昼ごはんを終えてお腹もいっぱい、いい気分で部屋に戻る途中ちょっと湖畔の桟橋に寄ってみると、 でもここにもヒメヤマセミはうじゃうじゃいてそこらじゅうでホバっているのだ。 そのまま水際を部屋の方へ歩いていくと。湖畔の木にクロオウチュウ(Fork-taled
Drongo)が止まっているのを発見。 コツコツいう音に振り返るとクロヒゲゲラ(Bearded Woodpecker)が木をつついていた。 部屋の前あたりまで来た時、「チチ〜」という声とともにカンムリカワセミが飛んできた!ええ〜!こんなとこに! こうしちゃいられない!慌てて部屋に戻ると、ロクヨン幕4のフル装備で岸辺に取って返した。 がっくりしながらもカンムリカワセミの姿を求め岸辺を敷地のはずれに向かって歩いていくと、視界の端にあやしい動きを捉えた。今木の中に飛び込んだ影のあの動き、大型のショウビンっぽくないか!? そして木の枝の隙間から覗き込むと、そこにいたのは・・・おおおおお〜〜〜マジでセネガルショウビン(Woodland Kingfisher)だ!!! しかしこちらに気づいたセネガルショウビンはそのまま飛んでいってしまった。 あとは何もいなかったので再び湖畔に戻る途中、またセネガルショウビン発見。さっきと同じ奴か? 時計を見るともうすぐアンドリューとの待ち合わせに時間だ。 いかんいかん、こんなとこで時間を食ってたので待ち合わせに遅れそうだ。サンコウチョウはそこそこで切り上げ、慌ててレストラン脇のロビーに行ったがアンドリューはまだ来てなかった。意外と時間にルーズなのかな。まあいいや、ちょっとプールの様子でも見てこよう。 プールではたいきが張り切って遊んでいた、ひーこの話だと水が凄く冷たいらしいが、まあたいきは蓄えがあるから問題ないだろう。それじゃゆっくり遊んでてね。 ロビーに戻るとアンドリューが来ていたが、僕が遅刻したんじゃないからね。 しかしなんかいまいちきちっと撮れないんだよなあ。なんでだろ?もしかしてこの強い日差しで陽炎が出てるのかも しかしこのカンムリカワセミ、行動とか鳴き声とか、色意外は日本のカワセミにそっくりだな。 しかしその背中の色はまぶしいくらいのウルトラマリンブルーだ。 いまいちきっちりしたのが撮れないが、アンドリューは「明日のボートサファリでもっと近くで撮れるよ」と言っていた。 ところでカンムリカワセミは結構いるみたいだけど、ヒメショウビンはどうなの?と聞くと、こちらはどうもしゃっきりしない。明日のボートで運がよければ見れるかも・・・位な感じだ。まあ最初から見れるかもリストには入ってなかったからいいけどね。 このバリンゴ湖、これだけカンムリカワセミがいるんだからヒメヤマセミも当然わんさといる。そこらじゅうでホバっているのでなんだか最近コアジサシでも撮るような気分でほとんどありがたみがなくなってきていた。 このあと偵察に行っていたアンドリューが「セネガルショウビンがいる!」と大興奮で教えてくれた。わかってるよ、さっき撮ったもん、と内心余裕で思いながらもアンドリューについていくと、なんとそこには2羽並びのセネガルショウビンが!慌てて撮ったが逆光でボロボロ。 しかしここから飛び込み餌を捕った一羽が魚を咥えたまますぐそばに飛んできてきれた。ティラピアのようだがでかすぎで中々飲み込めないらしく、捕られた魚も捕ったセネガルショウビンも、お互いに目を白黒させていた(^^)。 しかしカンムリカワセミといいセネガルショウビンといい、ここはカワセミ類に恵まれているなあ。これならもしかしてヒメショウビンも夢じゃないかも!? そうこうしているうちに時刻はもう6時過ぎ。そろそろアンドリューとの鳥撮り時間は終わりだ。最後にもう一度湖畔まで行ってみると、水没している木の枝にカンムリカワセミの若鳥と思われる、羽の色がまだらになった個体がやってきた。カワセミの背中のパライバ色がウルトラトラマリンブルーの中にちりばめられていてこれもまた綺麗だった。 それじゃ明日のボートサファリはロビーに9時集合という約束をして、アンドリューとはここで別れる。 |